行動するのがものすごく楽になる考え方。

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メントレで大事なのは、「自分にとっての適切なハードル設定」です。

 

筋トレで説明すると色々と分かりやすいので筋トレで説明するのですが、

 

トレーニングを始めた最初の頃は、全然重たいものが持てません。

 

今までやっていなかったのですから、当たり前ですね。

 

その状態で無理に重たいものを持とうとすると何が起こるかというと、

 

怪我をします。

 

怪我をするとどうなるかというと、筋トレが嫌いになります。

 

無理をしすぎる

しんどすぎる or 怪我をする

嫌いになる、やりたくなくなる

 

わけです。

 

ハードル設定を間違ってしまうと、怪我をしたり嫌いになってしまうわけで、

 

行動できない、続けられない、ということになってしまいます。

 

 

メントレの場合も同じで、ハードルの設定を間違ってしまって、

 

自分にとって難しすぎること、ハードルが高すぎることをやろうとしすぎてしまう、

 

それによって行動できなくなってしまうことってよくあるんですよね。

 

コミュニケーション、恋愛、仕事、勉強、フィジカル。

 

様々な分野でそういうことが起こり得ます。

 

 

 

例えば、ゲームの場合、ハードル設定がとにかく絶妙なものになっています。

 

今は、ゲームの発売後に「バランス調整」「アップデート」が入るようになっていて、

 

発売後のユーザーの声を聞いて、強すぎるキャラは弱くしたり、新しいキャラ、技、ステージを追加するなどして、

 

発売前だけでなく発売後も「ハードル設定」に気を遣い続けています。

 

それくらい「楽しい」と「ハードルの高さ」の関係は深い、ということです。

 

楽しいと思ってもらわないと売れないわけなので、ゲーム会社はとにかく絶妙なハードルの高さを常に探し続けているわけです。

 

ただ、現実世界では、誰もハードル設定をしてくれません。

 

自分で設定する必要があって、だからこそ、うまくいかないことがある。

 

ハードルの高いことをやろうとしすぎると、

 

・うまくいかない

 

・実行できない(続けられない)

 

の2つになりがちです。

 

「実行できない」の方が多いかな、と思います。

 

なぜ、「うまくいかない」「実行できない」の2択になるような高すぎるハードル設定をしてしまうかというと、

 

1つの理由は、人との比較が働いてしまっているから。

 

今はSNSなどでの情報発信が本当に豊富なので、このブログでいつも書くように、

 

人と比較しやすい時代環境。

 

人との比較が起こったときに高すぎるハードル設定に陥ることはよくあります。

 

あの人があれくらいやっているんだから、自分もこれくらいやらなきゃ

 

と感じるわけですね。

 

本来的に大事なのは、

 

・自分自身がやりたいことをやること

・自分自身のゴールを達成すること

・自分の在りたい自分で在ること

 

です。

 

そこに向かって集中して物事に取り組んでいけばいいわけで、

 

誰かと比べるのではなく、自分の主観で一歩を選択していくことが大切です。

 

人と比較することのデメリットは、

 

・高すぎるハードルの設定になる

(=自分を責める、メンタル折れる、自信を失う、やる気がなくなる、取り組みを嫌いになるリスクに晒される)

 

ことに加え、

 

・自分の成功を自分で評価できない

 

・成長の実感が薄くなり、楽しさを感じられない

 

ところにあります。

 

後者2つは見落とされがちですが、取り組みを続けていく上で非常に重要な要素。

 

例えば、RPGなどのゲームをするとき、レベルアップするのって楽しいものですよね。

 

少しずつ技や魔法を覚えて強くなっていくこと自体が楽しい。

 

自分の一歩に集中しているときは、その楽しさがあります。

 

一歩一歩前に進むのは、本来楽しいことなわけです。

 

ただ、人と比較しすぎると、自分の成長に目が向かず、自分を評価できず、成長の喜びを感じられない。

 

すると、取り組みを続けることができなくなってしまいます。

 

今、世の中には情報発信されている方が多いですよね。

 

情報発信するということは、発信している内容についてある程度「できる」「やってきた」ということ。

 

ただその「やってきた」部分は見えません。

 

過去のことなので、見えない。

 

発信しているその人がいくらすごそうに見えても、そうでない時期もあったはず。

 

そうでない時期にやっていたことは、もっと初歩的なことだったはずです。

 

初歩的なことをコツコツとやってきて、その人の今があります。

 

ただ、その初歩的なことをやっていた時期は見えず、

 

すでに完成されているように見えるその人がそこにいる。

 

大事なのは、

 

そこに至るまでのプロセスがあったことを「想像」する力

 

です。

 

その人の「これまで」を想像することができると、

 

人と比較して自分の一歩を過小評価しにくくなります。

 

誰もが小さな一歩を歩んできた。

 

あの人だってそうなんだ。

 

小さな一歩を歩んできた時期があったんだ。

 

そのことを想像できれば、

 

自分の一歩を評価でき、自分の一歩を愛することができます。

 

僕らは自分の一歩を過小評価しすぎなんですよね。

 

もっと自分の一歩を評価していい。

 

自分の一歩を評価し、自分の成長を感じることができれば、動くことも楽になります。

 

 

 

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