今日は、
自己イメージ
について書いていきます。
僕らの感情、やる気が低下しているときというのは、
自己イメージの低下が起こっていることが多いです。
自己イメージが低下することで、連動して感情が低下。
感情が低下するということは、当然気分は良くないわけですし、やる気も意欲も下がります。
例えば、典型的なのはミスをしたとき、失敗したとき、結果が出なかったとき。
そのとき「自分ってダメだなあ、まじ」と感じている、
それが【自己イメージの低下】です。
自己イメージが低下すると、感情も連動して低下していきます。
ポイントとしては、出来事や結果それ自体で感情が下がっているわけではなく、
出来事を通して自己イメージが低下したことによって感情が低下している
という点です。
出来事自体がメンタルダメージを与えるのではなく、
出来事を通してどれだけ自己イメージが低下するか。
自己イメージ低下度こそがメンタルダメージ度
なわけです。
なので、一般的にメンタルが弱い、と言われるのは、
出来事と自己イメージの連動が強い
ことを意味するわけですね。
(ジムでは「連動」という言葉をよく使います)
例えば、嫌われた、低く評価された、うまくいかなかったなどのときに自己イメージが低下しやすい、ということです。
逆に、メンタルが強いとは簡単に言えば、
自己イメージが下がらない
ということであり、高い自己イメージを維持することができる、
むしろ高めることができる状態のことを言います。
感情の低下に関してもこのように自己イメージから説明ができますし、
やる気に関しても自己イメージから説明ができます。
例えば、
自分はテストで90点を取れるはずだ、と思っている場合、
90点になるように勉強することができます。
ただ、途中で中間のテストがあったときに、50点だったとしましょう。
目の前に50点の点数があるときに、
90点取れるという自己イメージが揺らぐことがあります。
すると、90点は無理だとなって自己イメージが低下し、
90点に向かうための勉強に対する意欲を失ってしまうのです。
(目標を達成したときにやる気が低下し燃え尽きてしまうことがあるのも、同じような理屈で説明できます)
他にも、ダイエットをしようとしているときでも、
ダイエット後のイメージを臨場感高く(ダイエット後の感情を感じられるくらい)抱くことができるときは、
健康的で節度のある食事にも意識が向きます。
ただ、日常の出来事の中でストレスを感じたり忙しく過ごす中で、
頭の中のイメージに臨場感を感じられなくなるわけです。
イメージのエネルギー、ワクワクのエネルギーが弱まり、
とにかく今感情を満たすことが優先されることになる。
それもある意味、ダイエットや肉体に関する自己イメージの低下が起こっているということなんですね。
例えば、映画館で映画を観たときに、やる気が高まっていることってないでしょうか。
映画館というのは映像と音楽がど迫力ですから、臨場感が非常に高いです。
例えば、カッコイイ主人公がいたときに、男性がなんがか少しカッコイイ雰囲気を醸し出そうとしたり、実際にほんのちょびっとそんな雰囲気が出ていたりするのは、
自己イメージが高まっているからなんですね。
そのときはやる気も出たりするわけですが、
ただ、日常生活の中では自己イメージが低下する要因もあるものなので、イメージを維持することができず元通りになってしまうわけです。
まず大事なのはこのことに「気づく」こと。
なぜ、感情が低下しているのか?
なぜ、やる気が低下しているのか?
それが分からなければ、対処することができません。
ただ、その原因に気づくことができ、何が起こっているのか理解できれば、
適切に対処することができます。
外的要因によって自己イメージが下がらない、自己イメージを保持し、むしろ高めることができる
そういった力がついてくると、
感情も意欲も高い自分でいることができるようになるんですよね。
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