さて今回は、コミュニケーションについて。
コミュニケーションについて結構思うのが、肯定的な言葉が少なくないかな?ということ。
結構、否定系、指摘系が多くなりがちになることって多いですよね。
特に仕事、職場において。
例えば、最近、肯定的な言葉、認めてもらえているような言葉、
良いところを伝えてもらうような言葉はどれくらいあったでしょうか?
もし1つもないとすれば、それも全然あり得ることだと思うのですが、
よくよく考えるとどうなんでしょう。
肯定と否定の2種類の中で肯定がゼロというのは、少し、いや、客観的に考えて、
相当いびつな感じがしますよね。
なぜそうなりがちかというと、まず、肯定形の言葉の威力に対する認識が薄いこと。
さらに、これまでの人生の中で自分も否定的な言葉を言われる機会が多かったこと。
この2つが理由としてあると思います。
最近読んだ本、観た海外ドラマ、観た映画の全てで謎に出てきたのが、
「過去に自分がされたことをやっちゃう」パターン。
自分もそれは嫌だと思っているのにも関わらず、
過去にされたことを気づいたらやっちゃってる。
このパターンが本当に多くて、実際、現実世界でもそういうことはあります。
否定系のコミュニケーションが多くなるのも、
自分自身がそういうコミュニケーションの中で育ってきたから。
それが普通で、それが当たり前で、そういうものだから。
その「連鎖」の中にいたりするわけなんですよね。
ただ、一度その連鎖から降りて、肯定的な言葉を増やしてみる。
そんな実験をするのは、かなり面白い結果を生み出すことになります。
周りが急に変わることってなかなかないものです。
「もっと良いコミュニケーションがあるはずなんだけどなあ。
コミュニケーションが変われば、家庭も職場も全ての環境が明るくなるはずなのに」
と思うのですが、なかなか周りは先には変わってくれない。
なので、自分が変わる。
自分から先に肯定的な言葉を発するようにしてみる。
これがものすごく価値あることで、面白いし、楽しいし、リアルに人間関係が変わっていきます。
本当に小学生に先生が言うようなことでいいんですよね。
「ありがとうを言ってみましょう( ̄▽ ̄)」
「人からされたら嬉しいことをしましょう( ̄▽ ̄)」
とかでいいんです。
ま、じ、で効果があります。
ちょっとしたことに感謝を感じてみる。
ちょっとしたことにありがとうと言ってみる。
たったそれだけのことで人間関係に変化は起こってきます。
誰かが活躍したり、何か良いことをしていたり、素敵な一面が見えたら、
それを言葉にしてみる。伝えてみる。
そんなほんのちょっとした変化。
それだけで本当に自分の気分は変わるし、人間関係も変わっていきます。
悪い部分にばかりフォーカスし、良いところはスルーし、
感謝できるところは「当たり前」扱いする。
結果、コミュニケーションに否定系が多くなる。
それを少しだけ逆にして、
悪い部分にばかりフォーカスを当てず、
良いところを伝え、感謝できるところに「ありがとう」と言う。
たったそれだけのことで自分のメンタル 、相手のメンタルを良くすることができます。
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