人生に地味に影響を与え続けるのが「自己肯定感」です。
自己肯定感とは、あるがままの自分を受け入れられること。
つまり、自分を認めるのに条件がいらない、ということです。
逆に、自己肯定感が低いときは、自分を認めるために「条件」があるんですよね。
その条件の量の多さや深さ(一体化の度合い)が、自己肯定感の高さ低さを決定づけます。
例えばその条件とは、
・人から好かれる
・人から認められる
・仕事で成果を出す
・お金を稼ぐ
・期待に応える
・親の期待から外れない
・結果を出す
などです。
これらの条件を満たしたときに初めて自分を認められる、という場合、
その条件が満たされないことへの恐れも同時に生まれます。
自分を認めるために条件があるということは、
条件が満たせないことへの恐れを抱えるということです。
なので、自己肯定感が低い状態は、恐れや不安、心配が多い状態になるんですね。
さらに、交感神経が活性化しやすく、副交感神経が活性化するようなリラックスも難しくなります。
結果、自律神経の乱れから心身の不調も出やすくなります。
疲れやすかったり、睡眠が浅くなってしまったり。
長期的に見れば、自己肯定感の低さは健康を害する恐れも実はあるんです。
ただ、ここで朗報なのは、自己肯定感はいつでも高められるということ。
というのも、結局、自己肯定感の低さとは「勘違い」「脳の思い込み」から生まれているからです。
その勘違いや思い込みに気づき整えていくことができれば、徐々に自己肯定感は高まり、
メンタルも強く安定してきます。
さらに、リラックスができるので自分らしさを出すことができて、人間関係も良好なものになっていくでしょう。
緊張することも減り、やりたいこともできるようになりますし、
毎日がすごく楽になり、健康にもなっていきます。
大事なのは、
自分がどんな条件を持っていて、何を恐れているのか?に気づくこと。
気づき、修正し、整えること。
そのトレーニングを繰り返していく中で、誰でも、いつからでも、自己肯定感は着実に高められるんですよね。
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