やりたいことが分からない、これからの方向性が見えない、何かやる気が起きない。
そういうときに意外に心の要因になっているのが、「できると思えない」ことです。
できると思えないとき、人は未来を描くことができません。
できると思えないのにワクワクする未来ってイメージできないですし、やりたいと思うこともできないんですよね。
なので、よくコーチングなどでは「何でもできるとすれば、何がしたいですか?」という質問があるわけです。
一旦、できるという前提を持ってみる。
その上で考えていくと、あれもしたい、これもしたい、あれも欲しい、こんな体験がしたい、ということが見えてくる。
まずは一旦、そう思えていなくていいので、何でも実現可能だという前提で考えてみる。
本当に何でもできるという前提です。
そう考えたとき、
どこに住みたいか、
何を食べたいか、
どんなライフスタイルを送りたいか、
どんなパートナーが欲しいか、
どれくらいの収入がほしいか、
どんな価値を提供したいか、
どんな風にお客様に喜ばれたいか、
など考えてみます。
それらが出てきたということは、やりたいことはあると言えます。
やりたいことは高尚なものである必要はなく、まず大事なのは自分がワクワクするかどうか。
それを実現していく中でワクワクは拡大しますし、自然に高尚にもなっていきます。
やりたいこと、やってみたいこと、体験したいことが見えてきたら、
あとはそれを本当に【できると思えるようになること】を目指します。
ここで出てくるのがメンタルトレーニングです。
【できると思える心を作ること】
これはまさにメンタルトレーニング領域で、できると思える心を作れれば、やりたいことって自然に出てきます。
もちろん様々な原因理由はありますが、やりたいことが出てこない1つの要因は、
心の中でどこか「できない」という制限があって、その制限の中で考えているからです。
できると思える心を作れば、例えば「収入を上げたい」という願望があったら、自然に方法を調べ、実践してみます。
実現したいことが見つかったので、そこに向かって動き始める。
その取り組みを始めるスピードも早くなるんですよね。行動の継続性安定性も高くなる。
というのも、できると思えれば思えるほど、イメージ力が上がるからです。
今願望実現したときの感覚をリアルに感じられるので、ワクワクして仕方ない。
ワクワクして仕方ないので、どんどん動けてしまう。そのエネルギーがしっかりと内側にあるんですよね。
逆に、できると思えないと、やりたいことってなかなか出てこないもの。
やる気にもなれないですし、前向きになるのも難しい。
それは仕方ないことです。
焦らず、少しずつメンタルを整え高めていけばいい。
メンタルは誰でも高められるものなので(脳の仕組みがそうなっている)、未来に希望を持って取り組んでいきましょう。
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