メンタルの状態が下がってしまうのは結局のところ、
何らかのネガティブ感情が活性化しているとき
です。
これは最も抽象的な言い方で、このネガティブ感情には様々な種類、段階があります。
そこをとにかく具体化していって、
ネガティブ感情を不活性化させて、ポジティブ感情を活性化する
これを【自分でできるようになる】ことをメンタルトレーニングでは実現していきます。
ネガティブ感情の内容は人によって違うので、その人特有のネガティブ感情をまずは特定します。
感情を特定したら、その原因を見出し、必要な解決策を取る。
この流れで人は着実に良くなっていくのですが、例えばネガティブ感情とは、
・自分の願望に抵抗する感覚（やりたいことをやらない、実現したいことの実現を信じられない）
・願望実現を信じられない感覚（どうせ願いは叶わない）
・自分の価値を否定する感覚（自分は愛されない、自分の商品に価値はない）
・結果で自分を否定する感覚（結果を出せない自分はダメだ）
・他者評価で自分の価値を決める感覚（他者から認められなければならない、好かれなければならない、嫌われてはならない）
・自分のできていないところに強いフォーカスがある感覚
・目の前のうまくいかない結果だけにフォーカスがある感覚
・『ない』に強いフォーカスがある感覚
です。
他にも色々とあるのですが、人によって「感じやすいネガティブ感情」というものがあります。
例えば、人間関係の中でネガティブを感じやすかったり、
お金の分野でネガティブを感じやすい。
異性関係で感情の浮き沈みが激しい。など。
大事なのは、自分自身の状態が下がっている真の原因と真の解決策を知ること。
まずは【知る】ことから始めていきます。
ここにも実はハードルがあって、本などを読んで「なんとなくこれかな〜」という程度だと、まだ実は明確化が足りなくて、
もっともっと明確にすることで、良くなるスピードや確実性は高まります。
先ほど具体的な例を挙げましたが、あれでもまだまだ具体性が足りないんです。
さらに明確にしていくことによって、解決策も明確になります。
例えば昨日、車の１２ヶ月点検に行ってきたのですが、
車の修理をするときに「なんとなく車の調子が悪くて」という状態だと、
どこを修理していいかわからないですよね。
どこの調子が悪いのかが分からない状態で下手に修理すると、むしろ車の調子はさらに悪くなってしまうかもしれません。
車だと僕らは「それじゃダメだよね」と思えるのですが、
自分のメンタルになると、そこまで明確にしようと思えていなかったりする。
でも、だからこそ、解決策も自分に本当に必要なものにならず、改善するのにものすごく時間がかかってしまうんですよね。
大事なのは、どこがどう悪いのかを明確にすること。
そうすれば、何をどう直せばいいかも明確になり、正確にもなります。
結果、改善のスピードと精度が上がる。
なのでぜひ、
原因と解決策を明確にする
ことを意識してみてもらえればと思います。
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