この記事では、ストレスに負けない自分をどう作るか、というテーマについて扱っていきます。
ストレスは人生でつきまとうものですよね。
例えば、仕事をすれば、
・結果を出すことができるか
・集客することができるか
・ノルマを達成できるのか
・人間関係のあれこれ
・上司との関係性
など、コントロールできないこともある中で、心理的に負荷がかかってきます。
もちろん避けられるストレス、不要なストレス、理不尽なストレスは避けるべきです。
しかし、全てのストレスが取り除けるかというと、難しいです。
生きている以上、経済的なストレスはかかってきますし、人間関係のストレスも存在します。
もしそれら全てのストレスを避けよう避けようとすれば、家に一人でいるしかなくなります。
ただ、それも実際には経済的な部分での課題が出てくるので難しいところがあります。
つまり、僕らには『ストレスに上手く対処する能力』が必要だということです。
ストレスを完全になくそうとする方向性ではなく、ストレスがあっても良い状態で生きられる力を手に入れること。
それこそが真に充実した人生を生きるために必要な力になります。
ストレスを完全になくすことはできないかもしれませんし、実はそうすべきでもありません。
多少のストレスはあった方が実は幸せに生きられることがわかっているからです。
大事なのは、ストレスに上手に対処できる力を養うこと。
ストレスがかかってもなお良い状態でいることができ、良い状態で行動し続けられる力を鍛えることです。
この記事では、具体的にその方法をお伝えしたいと思います。
ストレスに強くなる具体的な2つの方法
ストレスに上手に対処する方法は、主に2つの方向性があります。
・回復活動(ストレスを減らす)
・消費活動(ストレスに強くなる)
という2つです。
この2つ両方を行なっていくことで、僕らはストレスに上手に対処できるようになっていきます。
まずは「回復活動」から見ていきましょう。
回復することでストレスに対処できる
ストレスがよくないのは『慢性的であるとき』だということが分かっています。
ストレスが長期に渡り慢性化すると、体内の炎症レベルが上がり、体調を崩す、睡眠の質が下がるなど、身体的にも悪影響が出てきます。
慢性的であるとは、間断なくずっと続けているということで、休みや休憩がない。
つまり、ストレスを感じない時間がないことを意味します。
例えば具体的には、睡眠時間が少ない、休みが少ない、心からリラックスできる時間がない、などです。
休みの日があったとしても、仕事のことをずっと考えていて休んだ気がしないなら、それは回復の時間が取れていないことになります。
大事なのは、形式的な休みではなく、実質的に本当に休めたと感じる時間があるかどうかです。
慢性的なストレスがあまりに続くと、どこかのタイミングで強制終了がかかります。
例えば、うつになったり、朝起きれなくなる。
意識では頑張りたいと思っていても、体が悲鳴を上げていて、無意識レベルで自分に休みを取らせようとするのです。
その理由は、慢性的なストレスを感じていて、実質的、本質的な回復する時間がなかった、ということです。
大事なのは、その状態になる前に、しっかりと回復する時間を取ることです。
仕事のプレッシャーや人間関係が大変なときなどは、ぜひ意識的に回復の時間を取りましょう。
ストレスが大きいときほど、たとえ短期でも少しでもいいので、心から休める時間を取ることが大切です。
例えば、お風呂の時間くらいはしっかり取って、ゆっくり入る。本当にリラックスできるくらい、ゆったりする。
サウナが好きな方はサウナもすごく良いです。
周りの環境を変えることで心に影響を与えることができるもので、お風呂やサウナは回復の手段として非常に優秀です。
その他、気心の知れた人たちとコミュニケーションを取ることも大切。
人類や原始時代から、一人ではなく集団の中で生きてきました。
集団の中にいると生存できる可能性が高くなるので、人とコミュニケーションを取ると安心感を感じたり、リラックスできるようにできています。
ある超有名人の方も、
「自分が苦境を乗り越えられたのは、メンタルリセットできる時間があったからだ。それは仲間と馬鹿騒ぎをして、心から笑い、心を空っぽにする時間があったからだ」
と言っています。
これは専門的な観点からもその通りで、人とコミュニケーションを取る時間がある人ほど、回復できることでストレスにうまく対処できます。
悩んでいるとき、苦しいとき、忙しいときは人とのコミュニケーション時間が減るものですが、意識的に増やしていくことが非常に有効です。
その他、普段は行かないところに行く(環境を変える)、好きなことをする(没頭する)なども有効なので、
自分なりのリフレッシュ手段を持つようにしていただくことがストレスに上手に対処する方法になります。
消費活動をするとストレスに強くなる
では、次に【消費活動】について見ていきましょう。
消費活動とは、実際に行動していくことを意味するわけですが、これの何が大事かというと、
人はある行動をすればするほど、その行動に対して感じるストレスレベルが下がるからです。
つまり、当初感じていたような心の負担が減っていき、楽にできるようになっていくのです。
例えば、アルバイトすることを考えてみましょう。
アルバイト初日は緊張しますよね。
でも、3ヶ月後、半年後、どうなっているでしょうか。当初感じた心の負担は全く感じずに、アルバイト先に出勤することは日常になっていると思います。
他にも、初対面の人に話しかけることを考えてみます。
最初の頃は緊張を感じると思いますが、100人目となると、どうなるでしょう。
当初感じていた心の負担は感じず、慣れてきて、ごく自然に話しかけることができるのではないでしょうか。
このように、実は「ある行動を取ると、その行動に感じるストレスは減っていく」という原則があります。
これは逆に言えば、「ある行動を避ければ避けるほど、その行動に感じるストレスは増える」ということでもあります。
世の中ではそういうことがよく起こっていて、避ける方向性が増えれば増えるほど、人生は困難になっていくことが多いです。
一方、少しずつでも行動を起こしていく方向で進めば、メンタルが鍛えられ、他のこともできるようになり、現実が前に進み始めます。
もちろん消費活動は少なからず心の負荷をかける取り組みなので、まずは回復することが大切です。
回復して余裕が出たタイミングで、少しずつ新しい取り組みをしていく。
そのトレーニングを積むことで、人生の中で感じるストレスレベルを全体的に下げていくことができます。
すると、金銭面、仕事面、人間関係面でストレスに感じることがあったとしても、多少のストレスでは動じることがなくなり、
良い状態で活動することができるようになっていくのです。
例えば、オススメの取り組みは、
・興味があったけどやっていなかったことに取り組んでみる
・興味があったイベントに参加してみる
・初対面の人がいる場に参加してみる
・自分から人に話しかけてみる
・自分から人を誘ってみる
・新しいことをやってみる
・やった方がいいと思いつつやっていなかったことをやってみる
・自分から質問や相談をしてみる
などです。
あまりハードルを上げすぎずに、自分にとってちょうどいいハードルから始めていくことによって、ストレスに強い自分を作っていくことが可能になります。
まとめ
ストレスに負けない自分を作るには、
・回復活動(ストレスを減らす)
・消費活動(ストレスに強くなる)
の2つが有効です。
順番としてもこの順番が有効で、まずは回復すること。消費活動は多少の負荷のかけていって、筋トレのように自分を強くしていく方法です。
体が疲れていたら筋トレができないように、心が疲れていたら消費活動、メンタルトレーニングもできません。
まずは回復の時間を増やしていって慢性的なストレス、疲労をとり、その後、少しずつ消費活動によってストレスに強くなっていく。
そうすることでストレスに負けない自分を作れるようになるので、ぜひお試しください。
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