人が変わるとは、恐怖だったことへの恐怖が減っていくこと。

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人が変わるって何なんだろうね。

 

もちろん「結果」が変われば、変わったと言えると思うし、そういう変化も大事なこと。

 

なんだけど、、、

少し思うところもあって、変わったというのは「恐怖だったことが恐怖じゃなくなったとき」なんじゃないかと思うんだ。

 

なんていうのかな、

確かに結果も出てるんだけど、変わっていることはあるんだけど、パッと見たときに本質的に変わっているのかな?と思うときってない?

 

ないか。笑

 

何となくそういう感覚が自分にはあって、それって何なんだろうと考えたときに、

恐怖が減っていないってことなんだなと思ったんだ。

 

言い方を変えると、

 

今、木の剣を持ってるとする。

で、その剣が鉄になったら、それって「変化」だと呼べるとは思う。

鉄が鋼とか金になっていっても、それも変化と呼ぶこともできる。

 

でも、「剣を持っていることに変わりはない」わけだ。

 

人が本質的に変わるというのは何かというと、

 

ああ、戦う必要はなかった

ああ、剣はいらなかった

 

と気づいて、剣を捨てる、剣それ自体を手放してしまうことなんじゃないかと思うんだよね。

 

でも、何で剣を持つようになったかというと、

 

人に舐められないため

人に弱い部分を触れさせないため

自分の強さをアピールしないといけないくらい不安なため

自分を恐れさせるため

 

だったりする。

 

でも、剣は剣だから人を傷つけてしまうし、人と争うし、人を裁いてしまうし、人に恐れを抱かせてしまう。

 

剣を持っているということだけで、なんか怖いよね。笑

 

剣を持っていない人、剣を持つ必要のない人からすれば、

剣を持っているだけで違和感がある。

 

こう、みんなでご飯食べよ〜ってときに、剣を持参している人がいたらすごい違和感あるじゃん。

 

イメージしてみたらかなりやばい。笑

 

え、、、剣、、、ですか???

みたいな。

 

でも、それと同じ感覚があって、剣を持っている人がいるとなんだか息がつまる。

 

でも、剣を持っている集団の中にいたら、当然剣を持っていないと危ないわけだ。

いつ斬られるか(舐められるか)分からないから。

護身しとかないと(強いアピールしとかないと)まずいぜって話で。

 

だから、剣を持っている人は剣を持っている人と一緒にいるのが心地よいし、

剣を持つ必要のない人は、剣を持つ必要のない人と一緒にいるのが心地よい。

 

そういうものなんだよね。

 

ただ、イケジュン自身が変わったなあと思えたのは、

 

剣を手放すことができたとき

 

だった。

 

そこからすごく気持ちは楽になったし、人生全体が軽くなったんだよね。

 

剣って「重い」からなあ。

重い感じより、軽い感じがいいじゃん。

軽く生きていきたいよね。

 

じゃあどうしたら軽く生きられるのかっていうと、

自分の恐れを知る。

で、その恐れが幻想であることを知る。

大丈夫なんだ、という感覚、弱さとかダメなところとかそういうものを受け入れていく。

という、そういうこと。

 

最後抽象的になっちゃって結局どうしたらいいかわからんってなりそうだけど(笑)、

でも、そういうことなんだと思うんだ。

 

 

 

 

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