自己概念が高いのが当たり前、という世界を目指してる。
機嫌が良い、状態が良い、そんなのが普通になっていくような。
そうなったら理想的だよね。
世の中から、色んな悲しみも減っていくと思う。
自己概念高い、機嫌良い、状態良い、がベースになったらいい。
いや、もちろん悲しいことも寂しいこともあるし、いつでも常にってことじゃない。
肉体的疲労、睡眠不足、栄養不足だったら状態下がるし、別れとかあったら寂しいし、いつでも完璧に!という必要はない。
ネガティブを否定しているわけではなくて、
「ベース」がそうなればいいな、ということね。
そのために自分ができることをやっていこうと思っているのだけど、
基本的に、うまくいかない原因は結局、自信がないこと、機嫌が悪いこと、状態が下がっていること。
そこに起因する。
人は大体、すでにやってみたいことを持っているし、こういう風に生きていきたいという願望もある。
だけど、自信がないから許可できないし、できるとも思えないし、周囲の出来事や他人や結果によって自己概念がブレるから、続かない。
そこをブラさずに安定化させることができれば、人は自然にうまくいく。
自己概念がブレる要因は、様々なのだけど、代表的なものが、
出来事、他人、結果
の3つ。
つまり、自分にはコントロールできないもの。
日々生きていると、色んなことが起こるし、色んな人に出会うよね。
失敗することもあるし、結果が出ないこともあるし、人よりも劣る自分を体験することだってあるかもしれない。
そういう様々な外的要因によって、自己概念がブレる。
すると、色々とネガティブなことを考え始めて、エネルギーが下がる。
例えば、自分で何か活動を始めたとしよう。
高い自己概念を保っていれば、今まだお客さんがいなくても自信を持って活動、宣伝、情報発信ができる。
自分の中に抱いた高いゴールも維持できている。
ただ、最初はなかなか結果もついてこなかったりする。
(もちろんいきなり結果が出るケースだってある)
結果がついてこないと、だんだん不安になってきたりするかもしれない。
自分には価値がないんじゃないか
自分のサービスには価値がないんじゃないか
そういう思考が自分の中で生まれてきて、だんだんと自信を失い、ゴールを下げたくなる。
例えば、自分は「これは1万円だ」と思って、1万円という価格で売っていたサービスを、
「これは高すぎるんじゃないか?」と考え始める。
あるある。笑
高いから売れないのではないか
そんな高い価格の価値なんてないんじゃないか
他ならぬ「自分自身」が、その価値を信じられなくなってしまうんだよね。
すると、「今なら半額!」とかやって、簡単に値下げしてしまいたくなる。
でも、ちょいまち。
半額なんてやったら、普通の中小企業だったら倒産ものだ。
「潤さん、僕は中小企業の社長じゃないのでだいじょぶです!のんぷろぶれむです!」
いや、ちょいまち。
そういうことじゃなくて、ちょっと客観的に見てみようぜってことなんだ。
個人レベルだったら「自分が生活していければいい」程度のゴールになりがちで、それなら半額でも、という話になってしまうのだけど、
それを企業でやったら倒産ものだ、ということを忘れてはいけない。
例えば、無料でやって10人集まった。
1万円でやったら1人だけだった。
さあ、どっちの方が「人気者感」を感じられる?
多分、10人だろう。
10人も集まった!と喜ぶかもしれない。
でも、それは「無料」だからであって、もし金銭が発生したときには「それならいいです」ということになりかねない。
でも、1万円で1人来るということは、その人はそこにお金を払うくらい価値を感じてくれる人なわけだ。
イケジュンなら絶対に、1万円で1人来る方がいい。
別に人気者感などなくても自分を肯定しているし、そこに価値を感じてくれる人を大事にしたいと思う。
でも、人がいっぱいいる安心感が欲しいという低い自己概念では、「数」で自分の心を安定させようとしてしまうわけだ。
たとえ貧乏だったとしてもね。
その自己概念自体を変えていく必要があるわけで、
でも、自己概念が低いと、そういうことを「無意識に」やってしまうんだ。
これね、まじ無意識。
だから、結局人って、無意識にうまくいかない方向での考え方や行動をしてしまうってことなんだよ。
売れないより、お客さんがいた方が安心
自分を安売りしても、お客さんがいた方が安心
という風に考えるようになっていってしまう。
またそのお客さんも、「安くなってるから買う」という意識を持ったお客さんになってしまう。
そうやって人は、「自己概念通りの人生を生きる」わけだよね。
自己概念を無意識に下げる癖
「自己概念を無意識に下げる癖」を持っていることは結構多くて、
他ならぬイケジュン自身がそうだった。
放っておくと、無意識レベルで自己概念を下げようとする。
下がったところからアクションをしようとする。
その結果、自らその低い自己概念をベースにした現実をクリエイトしてしまうわけだ。
人間関係でもなんでもそう。
例えば、誰かから嫌われたのでは、という場面がきたとする。
なんか対応が冷たい、とかね。
昔はそういうとき「なんとかリカバリーしなきゃ」とか思ってたけど、
「いや、別に俺も嫌いやけどな」
と思うようになった。笑
まず。
「何で俺が嫌われることにビクビクせなあかんねん。別に俺もたいして好きちゃうわ」
と。
もっと言えば、
「なんか俺に害のあるようなことしたら、反撃やで♪(´ε` )」
くらいに思うようになった。笑
今はそんなこと思わないけど、でも、そういう段階を一旦通ったことは自分的には良かった。
もう、いじめられっ子のセルフイメージは自分の中にはないってことだから。
昔は、ビクビクしてるだけやったからのう…( ̄  ̄)
で、そうなると、別に相手が怖くなくなったんだよね。
これが、自己概念が上がった瞬間でもあるわけだ。
相手が自分をどう思うか?よりも、自分が相手をどう思うか?を大事にできた瞬間。
そこから成長して、
「まあ、俺は別に嫌いじゃないけど、俺を嫌うなら仕方ない。別にかまわんよ。あんたの問題やしな」
くらいに思えるようになった。
そうやって自己概念が上がってくると日常が楽になるし、怖いものもなくなっていく。
自分がしたいことをできるようになっていくし、リラックスもできるようになっていく。
ただこの自己概念というのは、一旦上がったら二度と下がらないようなものじゃない。
自分を愛するということだってそうだけど、一旦愛せたらずっと愛せる、ゲームクリア!というようなものじゃない。
ここを多くの人は勘違いしていると思う。
その結果、「できたつもり」になってしまう。
一旦学んだり知ったらゲームクリア、というものじゃない。
自己概念は揺れ動くものだし、状況や環境や他人や結果によって、ブレるものだ。
だから、良い状態、良い自己概念を「保つ」必要がある。
あと、「さらに向上させる」ことだって重要だ。
向上させなければ、マンネリになりがち。
人生がつまらなくなってくる。
保つことができた人は、さらに上げる、ということをやっていくことも大事なこと。
今は「保つ」ということに関して書くけれど、
自己概念はブレるもので、そのブレやすさには個人差がある。
そのブレの範囲や頻度が大きくなると、人は安定的に行動したり活動することはできないから結果は出せないし、
日常の気分や機嫌も上がったり下がったりを繰り返すようになる。
また、ある程度うまくいっていたとしても、自己概念が低いと、先ほどのマンネリ状態になったりして、そこから意欲を失ったり燃え尽きたりすることもある。
だからこそ、自己概念を高く保つこと。
良い状態でいること。
それが、日々を楽しみ、願望を実現していくために超重要なことなんだよね。
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人が良くなっていくために本当に大切なことは何なのか?について考え続け生まれたメンタルトレーニングジムを運営しています。
いけじゅんBAR、やってます(最近は閉店しっぱなし)
いけじゅんBAR「なぜ、大きな目標はあるのに行動できないのか?」
本も出版しています。
「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 2016年12月発売。発売4日で増刷!
『自分の武器を見つける技術』2015年12月発売。発売1週間で増刷!