強く自分を否定してくる他者が職場にいるとき、良い状態を保つには?

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LINE@で感想だったり相談をもらいます。

 

ただ相談に関する回答というのは本当に自分の気分次第で、ブログで扱うこともあるし、扱わないこともあるというのが実情です。笑

全員扱う!とか、全部を取り上げる!とか、そういう風にしちゃうとイケジュンつらたん( ´Д`)なので出来ず、取り上げる取り上げないも本当にそのときの気分や忙しさ次第となるのでご理解ください。。

 

さて、今回もらった相談は、

 

怖い上司がいる。その上司がいるから会社に行くのがつらたんで、憂鬱になる

 

というもの。

 

しかも結構その怖さというのが良い意味での怖さじゃなくて、微妙なところから来ている怖さだと。

さて、そういう状況のとき、メントレ的にはどうやって対処していくのか、ということを書いていきましょう。

 

メントレの基本「自分の状態を先に上げる」


 

 

 

まあまず、怖い上司って怖いよね。笑

イケジュンもそういう人勘弁( ´Д`)って感じだったから、気持ちはよく分かる。

つらたんだよね。

分かる!

 

で、その気持ちを理解した上で、じゃあどうしたらええねん?ということについて書いていこう。

 

まず、イケジムでやってるメントレの基本について語らせてほしい。

 

メントレの基本は、「自分の状態を上げる」ことです。

 

つまり、状況はそのままで、まず先に自分の状態を上げちまう。

 

そういう力をトレーニングによって身につければ、ありとあらゆる場面で最高の効果を発揮しちゃって人生変わっちゃいますよ、という話をいつもしているんだ( ̄∀ ̄)

 

さて、今回のケースで言うと、状況とは「怖い上司」。

まじ状況。

 

さあ、このまじ怖い上司という状況に対して、自分がどう在るか。

 

イケジム的に言えば、その「自分がどう在るか」を整えていこう、という話になる。

 

今は、

「怖い上司まじ怖いし、否定されたら自分を否定してしまう!あの人に嫌われたら自分には価値ない、自分には価値ないと感じることがつらい。でも、あの人があんな感じだったらその感覚は変わらないし、あの人が変わることはないから、それのせいで自分はダメだと感じてしまって会社つらい」

 

という感じだと思う。

 

 

ここで一つ気づくと良い点は、

 

自分の状態が上司次第になっている

 

ということ。

 

自分で自分の状態を上げると決める


 

 

 

当然、人間は周囲の影響を受けるもの。否定されたときに反応として自己否定につながりやすいのは誰もがそう。イケジュンもそう。みんなそう。

シルベスター・スタローンもそう。

 

だから、全く無影響になりなさい!o(`ω´ )oというのはなかなかハードモードだと思う。

 

なので、そこまで一気に行く必要はありません。

 

だけど、ほんの少しでいいから「上司は関係ないのかもしれない…」「上司は関係なく自信を持っていいのかも?」というところにアクセスしてみてほしい。

 

そもそもメッセージをくれた人の内容を見ていると、その上司はその上司で自己否定してる可能性もある。

 

特に、仕事ができない自分を許せていない。だから、仕事でミスった人に必要以上に怖いし厳しいし怒る。

 

それって、仕事ができない自分に対して怖いし厳しいし怒っている可能性があるわけだ。

あくまで可能性だけどね。

ただ、結局、その怒りというのも上司のものであって、その怒りや否定をそのまま受け取る必要はない。

 

別に心の中で反論してもいい。

 

「うぜ( ̄∀ ̄)おわり」

 

 

でもいい。笑

 

(もちろん面と向かって臨場感たっぷりに否定されたらつらいし苦しいです。それはもうその通り。だから、いきなりそんな風に考えなさいなんてもちろん言いません。

ただ、イケジュンはその場にはおらずその臨場感を感じていないからこそ、違う選択肢を示すことができるのだと思います。

これは今の感じ方を否定しているのではなく、違う反応、違う感じ方の選択肢にアクセスする可能性を示している、と考えてください)

 

ここは一つ重要なポイントになります。

 

指摘は受け取っても、怒りの感情や人格否定は受け取らないこと。

 

他者からの否定に対してどういうメンタルスキルが重要かというと、受け取らないスキルです。

 

受け取らないスキルとはもっと詳しく言えば、自分の状態を自分で保つ、自分の状態を他者のせいにしない、ということになります。

 

どこかで他者の評価や他者が自分をどう扱うかで自分の価値を決めようとしていると、他者に変わってほしいと思うし、他者が自分をどう扱うかで自己価値が決まる、ということになっていきます。

 

そうなると、だんだん「被害者感」が出てくるわけです、自分の中で。

 

あの人のせいで状態が悪い

 

という風になっていく。

 

そこで向き合うと良いのは、「なぜ、他者の影響を強く受けているんだろう?その人が自分をどう扱うかで自己価値を決める必要はあるのか?」というところ。

 

本当に自分はそこまでダメな存在なのか?そこまで弱い存在なのか?

 

そういうことを考えてみてほしいんですね。

別の言い方をすれば、

 

上司が自分をどう扱おうが、自分は自分に自信を持つ!

他者の評価で自分の評価を決めない!

上司、まじうっせーし!o(`ω´ )o

 

 

というところに少しでも近づいていくこと。

そういうところに行こうとしてみること。

 

もちろんそれが難しいこと、ジェイソン・ステイサムでも他者の影響を受けることはもちのろんのことだとして。

 

行こうとする、ということ。

 

メンタルベンチプレス


 

 

実際、上司が自分をどう評価しているか、怒るか怒らないかは、自分の価値には関係ありません。

 

でも、関係させようとしたら関係させられるし、人格否定をそのまま受け取れば、自己否定や自分責めになっていき、その状態を自分が選択したことによって心身の不調が出てくるはずです。

 

 

基本的に人は、人を状態を見て感じて、その人にどう対応するかを決めているところがあります。

自分が自分を責めていると、他人も自分を責めてくる。

他の人にはそうじゃないのになぜか自分には厳しい、みたいになってくる。

 

それはある意味で、自分の自己概念、自分の状態がそういう状況を起こしている部分があるわけです。

 

本質的な解決とは、自分の状態を高めること。

 

状況が変わることを期待する前に、自分が自分を愛して、自分が自分に自信を持つ。

 

ある意味でその怖い上司は、格好のメンタルトレーニング相手になっています。

出会うべくして出会っている、と考えてもいい。

そこをクリアすることで、自分自身が一段上の次元、つまり自己価値を自分で決めるという段階に進むことを後押ししてくれている。

状況を高く評価するなら、そういうことになります。

 

要は、ベンチプレスみたいなもんです。

笑。

 

より強いメンタルをつけるため負荷がかかっている、という感じ。

 

その重さのベンチプレスを持ち上げることができれば、もうこれからはそれを「重い」とは感じなくなります。

 

「こんなの余裕じゃん( ̄∀ ̄)」と感じるようになってきて、人生でそれが「問題」になることはないでしょう。

 

 

ただ、持ち上げることを避けると、またどこかでその重さの負荷が来たときに「悩み」となり「問題」となり、いつもそういう課題を抱えることになることもあり得ます。

 

自己価値が上がり、自信を持てるようになってくると、過去に問題だったことが問題ではなくなり、大して気にならないという感覚になってくるもの。

 

これは一概に「その場所で頑張れ」ということを押し付けているわけではなく、当然、辞めるという選択を取ることを否定しているものでもありません。

辞める、職場を変える。それも解決につながることはもちろんあります。状態の良い人たちのいる職場で働くことは非常に重要なことです。

 

何が原因なのか、ということは実際には私には分からず、あくまでも仮説にもとづいて書いているにすぎません。

 

その仮説とは、

 

「自分が自分を責めている否定していることによって起こっていることなのではないか?」

 

という仮説です。

 

あくまでも仮説にすぎませんが、もしもそうだった場合には、自分が変われば上司が変わる、ということが起こってきます。

そして、もしそこが原因で、そこを乗り越えたなら、人生レベルで重要な学びを得たことになります。

(なので、メントレ的にそういう視点から書いている、ということ)

 

もちろんそれをするのはベンチプレスを持ち上げるのと同じくらい負荷のかかることで、そう簡単なことではありません。

 

ですが、そこを越えることこそが本質的な解決につながるかもしれない。

 

だから、辞める辞めないの話の前に、自分ができることをやってみる。人のせいにするのではなく、自分が先に変わってみる。

 

そういう取り組みを、トレーニングしているという感覚でやってみてもらえればいいのではないか、と思います^^

今回は以上です。

 
 

動画もどうぞ。

 

 

 

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