それ自体を楽しむ、ということの大切さを最近書いてる。
結局、そこができないから苦しむ、ということは本当に多い。
例えば、勉強とかもそうだけど、モチベーションで悩むというのは基本的に勉強それ自体を楽しんでいないから。
勉強が楽しいなら、楽しい勉強なら、興味のある勉強なら、人は言われなくてもするよね。
ただ、「目標を持つ」系の話、特に、コンプレックスがあったりしてそのコンプレックスの解消のために結果を求めるケースって、プロセスがないがしろになる。
プロセスがないがしろになるってどういうことかというと、行為それ自体はどうでもいい、ということ。
結果にしか興味ない。
結果出して人からチヤホヤされることしか興味ない。
でも、行為それ自体をしなければ行動なんてない。
今楽しくないわけだからね。
行為はしたくないけど結果だけ欲しい
行為は楽しくないけど都合のよい結果だけ欲しい
結局、そう考える人こそが上手くいっていないわけだ。
何も行動したくないけど結果だけ欲しい
という人ってそうだよね。
いや、行為が楽しいなら、別に普通に行動したい頑張りたいとか思うし、その行為が好きなんだから、行動しなくて成功したい!とか思わん。
ゲーム買ってきて、「ラスボス倒したという結果だけが欲しい!」と言い始めて、プロセス全部すっ飛ばして、いきなり最強になってラスボス倒したい人とかいる?
いないよね?
意味ないよね?ゲームの。笑
でも、多くの人がそれと同じことをやってるわけだ。
ゲーム買ってきて、「プロセスどうでもいいんで、ラスボス倒したという結果が欲しい!」って。
ゲームの意味ない。笑
で、結果だけが欲しいからいきなりラスボス行こうとするけど、無理。
経験値ないし、仲間もいないし、太刀打ちできない。
だから、やめる。
で、また違うゲーム買って来て、「ラスボス倒したっていう結果が欲しい!」って言う。
笑。
いい加減にせえ!
って言いたくなるよね。
結局そういう考え方って、やりたいことやってない人、好きなことしてない人の考え方なんだ。
メントレ的に言ってもそれは「悪い状態」。
「今」悪い状態。
今のその悪い状態を未来の結果で補おうとしている
わけだよね。
それではうまくいかない。
例えば、ブロガーとかYoutuberとかプロゲーマーとか、そういうのに憧れる人の多くは、
別にたいして文章を書くことも動画投稿することもゲームすることも本気で好きじゃないけど、
そういう風に呼ばれたいとか、そのライフスタイルを手に入れたいってだけなんだよね。
好きなんだったらもう文章書いてるはずだし、動画投稿してるはずだし、ゲームずっとしてるはず。
でも、ブロガーがいいみたいです、YouTuberが稼げるそうです、プロゲーマーがいまきてます、みたいな情報に左右されて、
職業を「手段」にするわけだ。
職業は手段で、別に大して、そこまで、文章書くのも動画撮るのもゲームするのも好きじゃない。
だから、今楽しくないし、続かない。
結果が出ない、嫌なことがあった。
そうなったらすぐにやめちゃう。
だって、好きじゃないんだもんね、本当は。
ただ「手段」として都合が良かっただけ。
作家と呼ばれたいとか、執筆と言ってみたいとか。
結局はそういう他人軸が抜け切れていない。
で、その「状態」で存在している限りはうまくいかないわけだ。
仮にうまくいっちゃったりなんかしたら、大して好きでもないことでうまくいっちゃったわけだから、その後の人生つらい。
大事なのは、自分の状態を「今」上げて、今楽しむこと。
結果が出る前から楽しいこと。
やりたいことやること。
そうなったら、勝手に上達して成長して、気づいたら結果も勝手に出ちゃうんだ。
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