今回の記事では、YouTubeの見すぎを防ぐ方法について書いていきます。
YouTubeの見すぎを防ぐために色々と見すぎを防止する機能だったりがあるみたいですが、
そういったものはあまり意味がないことが多いです。
なぜなら、自分で解除できるから。笑
結局、自分で解除がしちゃえばいいので、使ったところで効果が薄いというのが一つの理由。
もう一つの防止機能が意味ない理由は、
なぜYouTubeを見すぎてしまうのか?という根本的な原因にアプローチできていない対処療法になってしまっているから。
結局、どうすればYouTubeを見すぎを防げるのかの結論を書くと、
YouTube以上に楽しいものがあればいい
ということになります。
単純に考えて、YouTube以上に楽しいものがあるなら、YouTubeを見る理由はないよね。
現実的に、自分の生活の中でYouTubeよりも楽しいものがある。やりたいことがある。
意欲を燃やすものがあるなら、そこに時間とエネルギーを使いたい!と自然に感じるもの。
YouTube禁止!防止!
そういったことをしても、それ以外の何かを探し始めるだけになっちゃう。
スマホゲームだったりSNSだったりという代替物に移行するだけで、根本的な解決にはなっていかない。
大事なのは、
YouTube以上に楽しいものが毎日の中にあると感じられている状態
になること。
そのための方法について、この記事では書いていきます。
勉強か、YouTubeか
今回の話を分かりやすくするために、自分の受験時代の話をしたい。
受験勉強というのは、ゲームや友達の遊びといった楽しいことを我慢しなければならない状況。
当時ここまでYouTubeが盛んだったわけではないけど、
YouTube以外の「楽しい」ことに意識が奪われ、勉強に取り組めないということがあってもおかしくはない状況だったんだ。
そういう状況になったとき、勉強を続けていくためには、
自分の未来に対して明るいイメージを持つことができていること
勉強すれば成績は上がると思えていること
この2つが大事になる。
この2つが思えているメンタル状態だと、勉強することは楽しいものになっていき、
勉強が自分の未来を切り開いてくれると思えているので、むしろ「勉強したい!」と感じるようになっていくんだね。
勉強の方が遊びよりも楽しい!遊んでいる時間があったら勉強したい!という風に感じるようになる。
ただ、例えば、模試を受けたら成績が思っていたより悪くて自信を失ったりすると、勉強に対して明るいイメージを持てなくなる。
すると、勉強に向き合うことが苦しくなってくる。
自信を失うことによって勉強に向き合うことができなくなり、勉強時間が減る。
受験生は勉強すること以外することがないので、勉強しなくなるということは、時間が有り余るという状況になるよね。
さあ、ここから。
そうなると、暇で、時間がある。
当然、その時間をできるだけ楽しくその時間を過ごしたいし、感情を満たしたいと思う。
その結果、ゲームだったり漫画だったり、感情を動かすことができるもの、
その場で自分の感情を満たすことができるものを求めるようになる。
で、実際、それらは楽しいし面白いので夢中になって、
そこにどんどん時間とお金を使っていくようになるんだね。
その対象の一つとして今はYouTubeがあるということ。
YouTubeには膨大なコンテンツが溢れかえっていて、
その面白さのクオリティがテレビを超えるものもあって、本当にエンターテイメントとして価値あるものになっている。
しかも、無料!
家でWifiをつないでいれば、半永久的にエンターテイメントを見つけることができて、
時間と感情を満たすことができる。
そうなれば、別に何かをしなくてもともかく時間と感情を満たすことができるので、
人はそこに時間をたくさん使っていく、という構図になっている。
ただ、受験勉強の話を思い出してほしいのだけど、
なぜ、勉強しなくなったのか?ゲームや漫画に手を出したそもそもの理由は何だったのか?
それは、自信を失ったこと。
自信を失ったことが、全ての始まりなんだ。
現実的に自分の未来を描けなくなり、できるという自信を失ったことで、
自分が本来取り組みたいことに取り組むことができなくなってしまった。
その結果、時間が余った。
余った時間を楽しく過ごしたいと思った。
その結果としてのゲームであり漫画でありYouTube。
要は、自分の人生を満たすための「代替物」だった、ということ。
もちろん、代替物としてではなく本物の興味関心を持っている人もいる。
そういう人は漫画家だったり、プロゲーマー、ゲームクリエイター、YouTuberになっていくだろうね。
それは全く問題ないことで、今回伝えることを対象としている人じゃない。
今回は、本物の興味関心を抱いているわけではないけど、感情を満たすものとしてそういったものをつい見てしまう。
そこに後悔の念もあるけど、どうしたらいいかわからない、という人を対象にした記事。
そういう人にとって大事なのは、
現実の生活の中で自分の未来に対して明るいストーリーを描けるようになること
簡単に言えば、『自信』。
模試の結果が悪かったとしても、
自分は成績を上げることができるというセルフイメージを維持することができれば、逆に、燃えてくるもの。
こんなのおかしい!と思って、余計にYouTubeは観なくなる。
むしろ、積極的に観なくなる。
そんなの観てる暇があったら勉強したい!と思うようになる。
逆に、自信を失えば、勉強時間は減る。
勉強と向き合うことが苦しくなる。
結果、YouTubeを観る時間が増える。
という、結局、YouTubeを観る時間が増えるか減るかを決める要因は、
自信を保つことができたか否か
なわけだね。
たとえ結果が出なくても自信を保つことができるなら、
YouTube観てる時間なんかない!と感じて、むしろ積極的にYouTubeを観る時間を減らしたくなる。
例えば、サッカー選手の本田圭佑選手や堂安律選手。
彼らが結果が出ないときYouTubeにハマりそうかというと、そういうイメージは持ちにくい。
むしろ、「そんなの観てられない」と言って、
今まで以上にサッカーと向き合い、今まで以上にYouTubeを観る時間が減りそう。
つまり根本的に大事なことは、
自分がやりたいこと、取り組みたいことに対する自信を失わないこと
なんだ。
これができれば、他のものに頼る必要性もなく、ハマったり、依存することもない。
そういうものにハマる場合、もちろん純粋な面白さや楽しさ興味というものもある場合もあるけど、
自分の人生が大切に思えていて、自信がある状態であれば、自分で規制することができる。
こんなことやってる場合じゃない!と自然に思えて、自然に離れていくんだね。
そう思えない状態になっているということが根本的な問題であって、
どれだけ他者が禁止しようとしても、本人が自信を失っている限り、別の代替物を見つけるということの繰り返しになってしまう。
大事なのは、現実に対する自信を失わないこと。
現実に対して明るいストーリーを語り、ワクワクした気持ちを感じ、YouTube以上に現実の取り組みが楽しい!と感じられるようになること。
ベイビーステップから始めよう!
もしも今自信を失っている状態だとしたら、ベイビーステップ、つまり、小さな小さなステップから始めていこう。
小さなステップとは、とにかくYouTube以外で自分の成長を感じられたり、楽しいと思えるものを見つけていくこと。
例えば、小説を読む、ビジネス書を読む、ということでもOK。
もしくは、ジョギング、筋トレ、ヨガ、など体を動かすものでもOK。
できれば自分の願望に近い活動ができればベストだけど、
自信を失っている時はそれが見えなかったり、近いことができないケースもあるので、願望に近い活動でなくてもOK。
とにかく、YouTube以外で自分の成長を感じることができて、その成長が楽しいと感じられるものを探して、少しずつ実践していくこと。
(できる人は、自分の願望に近づく活動に集中する、ということをやってください)
本来、自分が好きなことをしたり、やりたいことをしたり、願望に近づく活動は、YouTubeやゲームよりも楽しくワクワクしエキサイティングなもの。
だから、それができるようになれば自然にYouTubeを観る時間も減り、
観るとすれば「自分の願望に近づくもの」になっていく。
例えば、筋トレが好きな人は筋トレYouTuberを観たり、
映像関係の仕事がしたい人は素晴らしい映像作品を観るようになったり、という感じ。
そのときのYouTubeを観るとは、もはや「勉強」や「研究」になっていて、
その時間に後悔するとか、無駄なことをしたという感覚を感じることはない。
そうやって自分の成長を感じられることの楽しさ、自分の願望に向かっていくことの楽しさを思い出していくこと。
そういった活動がYouTubeを観るよりも楽しいと感じられる心の状態を手に入れること。
それが、YouTubeの見すぎを防ぐ根本的な方法なんだね。
今回の記事は以上です。
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