浪人、滑り止め受験なし、なのに京大受験本番でほとんど緊張しなかった理由

スクリーンショット 2015-08-22 14.59.15

 

最近、意外にも受験生からメールをいただくことが多いです。ちなみに、現在は純粋な受験指導というものは行っていません。その理由が知りたい方は、このブログの「プロフィール」を読んでみてくださいね。そこに書いてます。

で、純粋な受験指導は行っていませんが、コーチングは行っているのでその観点から書いていくと、

受験生にとって大事なのは、どれだけ合格後の自分の姿をリアルにイメージできているか、です。

リアルにイメージできているかどうかは、その人の行動を見れば分かります。リアルにイメージできている人は、具体的な「行動」という形になって表れるからです。

リアルにイメージできているというのはもっと言うと、「合格している自分こそが自分である」と思えているということ。

例えば、私の受験生時代の話で言うと、京大受験のとき、受験本番に緊張することはほとんどありませんでした。

というのは、合格することを「当然のこと」とどこかで思っていて、受験本番が「通過儀礼」のような感覚になっていたからです。

合格することは最初から決まっていて、ただ「試験」という「儀式」を受けなければ入学はできないので、受けているという感覚。

この感覚になれば、平常心で試験に挑めるので当然、自分の力を発揮することもできます。

私は浪人のときも私立を受けることなく京大一本の受験でしたが、その状況でも緊張することなく試験に挑めたのは、「合格して当たり前」という感覚を自分の中に持っていたからです。

25歳でベストセラーを出したときもそうで、「自分は本を書く人間なのだ」ということを心の底で思っていたし、それはもう、そうなるものとして自分の中に存在していたのです。

だから、そのために必要な行動は自然に取るし、むしろそのための行動を取らないことの方が不自然な状態になっていましたし、今だってそれはそう。

例えば、私は遊びに誘われても滅多に行きませんが、それは自分の中で「こうなる」というイメージがあって、遊びに行くことはその「こうなる」というイメージに近づく行動ではないので、自然に避けるようになっているだけのこと。

それはもう無意識レベルで行われているので、遊びの誘いについては「既読スルー」する率80%以上を誇っていますし、今ではそもそも遊びの誘いなどほぼ来ません。

でも、そもそもそのイメージがない人は、楽しいことを求めて遊びに出かけるでしょうし、それは全く悪いことではありません。

ただ、人は人が思っている通りの人間になっていく、というだけのことです。

どちらが良い悪いではない。

では、逆に、自分の中でちらちらと出てくる願いがあるにも関わらずそのための行動ができないとか、願いが現実になっていかない人はなぜそうなるのかというと、

自分自身が止めているからです。

例えば、川をボートで流れているとして、流れていけば目的地に辿りつけるのに、必死で川を逆走しているイメージ。

逆走するとはどういうことかというと、自分を責める、自分を否定する、ということです。

自分を否定していると、自分の願いに許可を出すことができません。

自分なんかには無理だ

自分なんかにはできない

そんな価値は自分にはない

と思っていて、そうやって自分を否定して、必死に川を逆走して、自分で自分の願いを叶えないようにしてしまうのです。

ほとんどの場合、願いが叶わないのを外側の何かや誰かのせいにしてしまいますが、実際には自分が自分を必死で止めているのです。

「俺にそれはふさわしくない」

と思っているから、そのための行動を取ることもできなくなってしまう。

話を受験生の話に戻して、ぜひ「ビリギャル」のDVDが出たら観て欲しいと思うのですが、あれは「自分にふさわしいものは何なのかを決める」物語として観ることができます。

ビリギャル本人が「慶應に受かる自分こそが自分だ」と思っているときは進んで勉強しますが、一旦、「自分に慶應はふさわしくない」と思えば、落ち込んで勉強をストップさせてしまう。

それと全く同じことを、私たちも普段からやっている、ということなのです。

大事なことは、「何が自分にふさわしいか」を自分で決めること。

自分の願いに自分が許可を出すこと。

それができたとき、人は自然に自分の望みに向かって進んでいきます。

スクリーンショット 2015-08-22 14.59.15

 

「人生で大切なこと」をストーリー形式で面白く学べる「ハードボイルド物語」記事はこちらから全て読めます。

 

どうしても達成したいことがある、恋愛を成就させたい、自信を持ちたい、自分が望むライフスタイルを手に入れたいという、自分の可能性を信じる人に向けた限定のメルマガも書いています。無料なのでよければ。

池田潤オフィシャルメルマガ登録はこちらから。

 

大好評!最新刊『毎日15分自分と向き合えば、「欲しい結果」がついてくる』

スクリーンショット 2015-07-09 13.49.30