さて今日は、自分の機嫌を自分で取る、というテーマで書いていきます。
自分の機嫌を自分で取ることができればいいのは分かってる。
けど、なかなか難しい。どうしたらそれができるのか。できたとしてもなんかしんどい…。
そんなことがあるかもしれません。
今日は、自分の機嫌を自分で良くするとはどういうことで、どうすればそれが実際にできるようになるのか?そんなテーマでいきます。
自分で勝手に良いイメージを持ち、機嫌を良くする
基本的に自分の機嫌を自分で取るということは、
外側にいる誰かが自分を励ましてくれたり、愛してくれたり、何かをしてくれるわけじゃない、ということ。
たとえ誰かに励ましてもらえなくても、自分の状態を自分で上げられて、自分で前向きに考えられて、自分で自分の感情を良くできるといことですよね。
ということは「自分で出来ることって何なのか?」ということがポイントになってきます。
機嫌良くいるために、自分にできること。
それを実行していければ自分で自分の機嫌を取ることができるわけなので、
まずは「自分に出来ることって一体何なのか?」を知ることが大事になる。
自分でできることとは、
自分の心の中の言葉や対話、自分が描いているイメージを自分でコントロールしていくこと。
例えば、
自分が不安を感じていて、その不安を自分でどうにかできないなら、
「誰かに励ましてほしいなあ…( ´Д`)」
という気持ちになるもの。
自分が不安を感じ、自分でその不安をどうにかできないとき、それが自分で自分の機嫌を取ることができないでいる、ということになります。
そういうとき、例えば、極論ですが、
相手は忙しいのに「自分の話を聞いてほしい」とか「長電話をする」ということになったりとか、「励ましの言葉が欲しい」という、相手に与えてもらうことを求める状態になる。
もちろん、人間つらい時期もある。苦しい時期もあります。
自分一人で生きていくことなんかできないし、そんな必要もありません。
だから、自分で自分の機嫌を取ることだけが全てではなく、他人に頼るときがあってもいい。
ここは大前提として押さえておきたいところ。
頼ってはいけないとか、全部を自分でということではなく、頼るところは頼ること。それでいい。それが人間関係というもの。
ただ、その大前提を持った上で、自分で自分の機嫌を取れないと、相手から嫌がられるくらい頼ってしまったり、自分では何もできなかったり、自立していくことが難しくなってしまったりする。
それはさすがに自分の人生を良くすることにつながらなそうですよね。
基本的に自分の機嫌は自分で取ることができるし、必要なときは他人に頼ることもできる。
そういう「どちらもできる」という状態が一番ベスト。
ということで、頼ることが悪いことではないという前提で、
「自分の機嫌を自分で良くする」ということについて続けて書いていきます。
もし自分が自分の未来を信じられたら?
先ほどの、自分が自分の未来に不安を感じてるとして、
逆に、もしも、自分で自分の機嫌を良くできるなら、どうなるだろう。
つまり「自分の未来はうまくいくに違いない」「この出来事も自分の願望実現に必ずつながっているぞ!」と自分で考えられるなら。
できるできないはまずは置いておいて、
もしそれができるなら、他の人に励ましてもらう必要はなさそうだよね。
つまり、機嫌を他の誰かに取ってもらう必要はなくなってきそうだ。
自分でネガティブの原因に気づいて、自分で心を前向きにできる。
もしそれができるなら、他人に励ましてもらったり、他人に機嫌を取ってもらう必要はなくなってきそう。
さらに言うと、もしもそこまでできるなら、
他人が何かネガティブなことを言ってきても関係ない、というところまでいける。
例えば、「君には無理だよ」「これからきついよ」と他人から言われても、
他人の言うことで状態は決まらず、自分がどう思うかを大事にできる。
「いや、私はうまくいくと思ってるから( ̄∀ ̄)」という反応ができそうだ。
つまり、自分で自分の機嫌を取れるとは、
他人に励ましてもらう必要性が薄くなり、たとえ他人にネガティブなことを言われても気にしないでいられる力を持っている
ということになりそうだね。
周りの評価に左右されない力
続けていきましょう。
例えば、周りから好かれているか心配、嫌われているんじゃないかと不安になる。
それによって自分の機嫌が影響され安定しない、と感じているとします。
そのときって、周りの人が自分を好きか、評価するか、愛してくれるかで自分の価値を判断することになる。
そうなると、周りが自分にかまってくれなかったり相手をしてくれなかったりすると、落ち込んでしまいそうだね。
つまり、自分で自分の機嫌を取ることができず、周囲の人に機嫌を取ってもらいたいと思うようになりそうだ。
逆に、仮に、自分のことを自分が100%認めているとする。
(仮になので、それができていなきゃいけないということではなく、もしそうだとしたらどういう感情になるか、ということです)
そのとき、他の人に評価されなかったり、バカにされたりしたとしても、自分が自分を認めているから、気持ちを揺らがせずにいられそうですよね。
周りはどうあれ、とにかく自分は自分を認めている。
もしその状態であったなら、他人が自分を認めてくれなくても大丈夫でいられる。
他人が自分を認めてくれてなくても、少なくとも自分は認めてる。
自分は大丈夫だと思ってる。
その状態でいられれば、他人はそのままで、他人にかまってもらえなくても、他人が自分に否定的でも、機嫌良くいることができそうだ。
「君はダメなやつだね!」と言われても、
「え、君はそう思うんだ。でも、俺はそうは思わないなあ( ̄∀ ̄)」
という感じでいられそう。
つまり、
自分で自分を認めている、自分で自分は大丈夫と思えているなら、自分の機嫌を自分で良くすることができる、ということになりそうですよね。
機嫌が良い=未来を信じられ、自分は大丈夫と思えている
ここまでの話をまとめると、
自分の機嫌を自分で良くするということは、
自分の人生は今もこれからもうまくいっているし、うまくいく
自分が自分を認めていて、すでに大丈夫である
そう思える自分で在る
ということになってくる。
他人がそう思ってくれているかどうかに関わらず、他ならぬ自分自身がそう思えている、ということ。
ここまであまり具体性が薄いかもしれませんが(笑)、
自分で自分の機嫌を良くするということの本質というのはこの二つ。
色々と自分で自分の機嫌を上げるテクニックというのはあるのですが、
それも要はこの二つを実現するためのもので、まずはここの本質を押さえておくと良いかと思います。
自分の人生は今もこれからもうまくいっているし、うまくいく
自分は自分を認めていて、すでに大丈夫である
と思えている、思えている度合いが高いこと。
もちろん、完璧に、いついかなるときもこう思わなきゃいけないということではなくて、その「度合い」がどうかということ。
先ほども書いた通り、完璧にこうである必要はなくて、
ただできるだけそう思えている状態であることが自分で自分の機嫌を取るということになる、ということですね。
じゃあ、どうしたら具体的に自分の機嫌を自分で良くしていくことができるのか?
気づけているだけで機嫌良い人になっている
それにはまず、さきほど書いたことに「気づいている」ことが必要になります。
つまり、
自分の機嫌とは、相手がどう、他人がどうではなく、自分が自分に対してどういう未来を描いているか、どういう物事の解釈をしているかで決まるのだ、と気づいていること。
他人に機嫌を良くしてもらいたいと感じているときというのは、「あの人のせいで」という気持ちが生まれてくるもの。
あの人のせいで私の機嫌は悪い
あの人が自分を認めてくれないせいで機嫌が悪い
あの人が構ってくれないせいで機嫌が悪い
という風に思ってしまいがちなのだけど、
本当は、自分が前向きな気持ちでいられるなら、うまくいくしうまくいっていると信じられるなら、自分で自分を大丈夫だと思えているなら、
あの人に関係なく自分が機嫌良くいることができるんだ。
ただ、自分がそうは思えないから機嫌が悪くなっている、あの人のせいではなくて本質的に自分の問題なのだ、と気づくこと。
この「気づき」が大事になります。
こう気づいている時点で自分の機嫌を自分で「取ろうとしている」わけなので、
この時点で相当、他人から見れば機嫌の良い人になっています。
というのも、そこに気づけている時点で「あなたのせいで!」という行動を取らない自分になれているからです。
自分の不機嫌を相手のせいにしないことはもう達成できているので、
自分が感じている不機嫌はたとえ変わらなかったとしても、人から見たときにあなたは機嫌の良い人になってきています。
だから、まずはこの「自分の機嫌は自分次第なのだ」と気づくことが第一歩。
相手のせいではないのだ。自分次第なのだ。自分が自分の人生に対してどう思っているか、自分が自分に対してどう思っているかが大事なのだ、と気づくこと。
その気づきだけで、自分の機嫌を自分で取る人に近づいているんですね。
では、その上で、少しでも機嫌が良くなるためにはどうしたらいいのか?
この動画で語っているように、
少しずつ「自分の未来はうまくいく、自分は大丈夫だ」という前提を養っていくこと。
機嫌良い自分でいるとは、高い前提、高いセルフイメージを持っている、ということ。
細かなテクニックは色々とありますが、メンタル的な本質はそこにあります。
自分はうまくいくしうまくいっている、自分は大丈夫だしそもそも価値がある。
そう思える自分、そういう前提を持っている自分を養っていくこと。
それが大前提となる土台のメンタルが出来上がることで、機嫌良くいられるようになっていきます。
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