さて、今回はメンタルタフネスを手に入れる方法について。
メンタル「タフ」ネスということだから、タフな自分になっていくということ。
メンタルタフネスの定義は、
ストレスに耐える力
という感じ。
特に、状況がタフなとき。
逆境だったり、うまくいかないとき。
そういうときでもタフに乗り越えていく力、ということになる。
タフな状況を乗り越えるためのタフなメンタルを手に入れるには、何をすればいいのか？
今日は、そんなテーマでいきます。
そもそもストレスに耐える必要はあるの？
本題に入る前に、
そもそも、ストレスに耐えるなんて大変！
タフさなんているの？
逃げればいいし、離れればいいじゃん！
という声が聞こえてきそうだから、そこにアンサーしておくね。
確かに、余計なストレスはいらない。
ただ、ストレスって実は悪いだけのものではなくて、
ある程度はあった方が良かったりする。
しかも、現実問題として、生きていれば多少のストレスはかかってくる。
お金の問題、人間関係の問題、恋愛の問題。
完全にストレスがなくなることって現実的にはなくて、
お金のことだって生涯付き合っていかないといけないことだよね。
だから、ストレス耐性があまりにもなさすぎると、なかなか生きていくのは大変。
ストレス耐性が低すぎることで現実的にやるべきことができない、という風になっていくことも多いんだ。
また、やりたいことをやっていくにしても、好きなことをやるにしても、
ストレスはどうしてもかかってくる。
結果が出るかどうか、人から受け入れてもらったり認めてもらえるかどうか。
そこのところも、ストレスになり得る部分だよね。
なので結局はストレスとどう向き合うか？というのは考えていかないといけないことだし、
やりたいことをやっていく中で出会うストレスにメンタルやられないこと
は、人生においてすごく大事な力だと言えそうだね。
ということを押さえた上で、じゃあ、どうすればメンタフ度を高めることができるのか？について書いていこうと思う。
タフさを手に入れる！長期的な視点を持つトレーニング
具体的にやっていくことで言うと、１つ目が、
長期的な視点を持つ意識
を鍛えていくこと。
メンタフ度が必要になるときというのは、逆境的な状況であることが多いよね。
そういうときって、要は、なかなか結果が出ないと感じていたりする。
結果が出ていないときって、目の前の現実だけを見ているとテンションが下がる。
現状に意識を向け続けるとつらくなってくる。
そういうときは、
この現状から明るい未来につながっていくストーリー
を心の中で描けることが大事なんだ。
そのために、
長期的な視点を持つ
こと。
例えば、別の記事でも書いたんだけど、
筋トレの成果が１週間で出ると考える人と、１年やって出てくると考える人を比べてみよう。
１週間で成果が出ると考えている人は、１週間やって成果が出なかった時、どうなるだろう。
ストレスを強く感じて、やっぱりダメなんだ、とあきらめたくなりそうだよね。
やっても無駄だ、と感じてしまいそう。
でも、１年やったら結果が出ると思っている場合は、
１週間で結果が出なかったとしても、全く問題ない。
「そりゃそうだ(￣▽￣)」
で終わりだよね。
もちろん１年というのは極端な数字で、実際には１ヶ月もやれば「お？」と感じることができるし、
３ヶ月もやれば結構変わる。
なので１年というのは極端なんだけど、
ただ、長期的な視点を持つことで「１週間時点でのメンタフ度」は上がっているよね。
特に問題だと感じることなく、そのまま筋トレを続けることができそうだ。
だから、結果が出ないときほど、長期的な視点を持つこと。
もう少し続けた先で、目に見える成果は出てくる、と考えること。
意識が短期的なものに傾けば傾くほど、メンタフ度は下がってくる。
今まさに周りにある状況に状態がすごく左右されてしまうんだね。
そうならないために、長期的な視点、というところに意識を注いでみてほしい。
成長に意識を注ぐトレーニング
次に、成長に意識を注ぐこと。
例えば、逆境のときというのは、成長という観点から言えば実り多いものじゃないかな？
苦しいときほど、学べることは多い。
うまくいかない時期も、人生全体で考えると、飛躍へのプロセスにいると言える。
そうやって、うまくいかないときも、
「これも自分の経験になっている。どんどん成長している」
という風に考えられることが大事。
経験や、成長。
そういった部分に意識を注げば、すごく楽になるのを感じると思う。
例えば、スポーツ選手に怪我はつきもの。
怪我の時期というのは逆境そのもの。
だけど、そこから復活してくる選手って、怪我の時期に良い面に目を向けて、
「あの経験から学べることは多かった」
とインタビューで語ることが多い。
「学べた」
という視点を持っているわけだね。
これはつまり、成長にフォーカスしている、ということ。
そうやって、どんな状況の中からでも学ぼうとする意識、全ての経験が自分の成長の糧になっているという視点。
そういったものがあればあるほど、メンタフ度は上がってくる。
厳しい状況になっても「だからこそ学べている」「だからこそ成長できている」という風に考えることができるんだね。
「モチベーションに変える力」を鍛える
厳しい状況が来たときに限らずだけど、
「モチベーションに変える力」があることがメンタフ度の高い人の特徴だ。
例えば、失恋したとしよう。
失恋をしたとき、もちろん悲しいわけなんだけど、
失恋をモチベーションに変えると考えれば、どういう発想が出てくるだろう？
男性の場合だと、
「絶対良い男になるぞ」と思ってもいいよね。
失恋をエネルギーに変えて、自分がなりたい自分になることを加速させることもできる。
もしくは、
「同じように失恋した男性のためにも、その人たちを励ますためにも、ここからやっていこう」
という風に考えてもいい。
同胞を励ますためにも、ここで落ち込んではいられない。
だからこそ、モチベーションが湧く、という感じ。
逆境が来たとき、そこに押しつぶされる人もいれば、
その逆境をモチベーションに変えてしまう人もいる。
厳しい状況だからこそ、やる価値がある。やる意味がある。
ここから逆転したら、すげえぞ。
カッコイイぞ。って。
そう思えると、逆境が逆にエネルギー源になっていく。
それって、メンタフ度がかなり高いよね。
なので、
「これをモチベーションに変えるとしたら？」
と考えてみよう。
自分の場合、受験のときがそうだったんだけど、とにかく自分はカメのような存在で、要領が悪かった。
当時、そのことに引け目があって、すごく嫌だった。
メンタル的逆境、みたいな感じだった。
でも、そこで、
だからこそ
という視点を持つことで、すごく楽になったのを覚えてる。
要領が悪い。だからこそ…
合格できたら人に勇気を与えることができる
みんなにも「できるよ」と言ってあげられる
自分に深い自信が持てる
これからもなんとかなるという確信を持てる
というように、「だからこそのストーリー」を語り始めた。
つまり、
要領が悪いという心理的逆境をモチベーションに変えたんだね。
そうすると、成績がまだ足りなくても、だからこそ勉強するようになった。
逆転のストーリーを胸に秘め、自分を卑下するでも、責めるでもなく、
そんな自分を受け入れ、そんな自分だからこそできることを探し始めたんだ。結果、京大法学部にも無事合格することができた。
逆境をモチベーションに変えるという視点で、一度自分や自分の状況を見てみてほしい。
それらのせいでと思っていたことが一転して、
それらのおかげで、に見えてくるはずだ。
そのとき、あなたのメンタフ度は確実に高まっているよ。
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