さて今回は、メンタルを強くする方法について。
メンタルを強くする方法というのは色々あります。
また、その意味するところも色々でしょう。
ただ、どんな場面、どんな意味合いにおいても重要だと言えるのが、
コントロールできることに集中する
ということ。
よ〜く思い返してみると、メンタルが弱まっているときはコントロールできないことについて無意識に考えてます。
過去
親・親の育て方
生まれ育った環境
持って生まれたもの
才能
というものもそう。
そこに感謝するのならそれは力になるけれど、嘆くならメンタルの低下につながります。
嘆いても変えることはできないからです。
他人の評価
あの人がどう思っているか
他人から愛されるかどうか
これらも自分でコントロールすることはできません。
結果
に関してもそうで、結果のための行動それ自体はコントロールできますが、
結果それ自体を完全にコントロールすることはできない。
例えば、野球のバッターがピッチャーの調子をコントロールすることはできません。
めっちゃ調子がいいかもしれないし、めっちゃ悪いかもしれない。
結果に明らかに直結する部分ですが、コントロールすることはできない。
ただ、どんな調子であろうが打てるように自分が準備をすることはできます。
このコントロールできることできないことに関しては、社会に出てから余計に影響力が出てくるものです。
というのも、例えば受験勉強で言えば、基本的には自分が勉強すればいいだけです。
自分が勉強して、基準となる学力をクリアすればいい。
自分でコントロールできる範囲が大きいので、そういう意味では楽だったりします。
ただ、社会に出て仕事をしたりビジネスをするとなると、不確定要素が増し、コントロールできない要因が増えていきます。
社会の風潮、空気、流行りなんていうものはコントロールできないですし、
新しいサービス、SNS、テクノロジー、グローバル化などの影響も受けます。
景気の影響だって受ける。
社会に出ると、不確定要素、コントロールできないことの中に飛び込んでいくことになるわけです。
その中でコントロールできないことにフォーカスする習慣を持っていると、
メンタルは非常に疲れます。
「疲れる」という表現が良いかなと個人的に思っているのですが、コントロールできないことを考えると、
「色々と気にしすぎる」状態になるんですよね。
いつも何かを気にしていて、しかもそれがコントロールできないことだから、答えが出ない。
答えが出ないということは、考え続けることができるということです。
考え続けるので、脳や意識は疲れます。
例えば夜寝るときに考えたなら睡眠時間や質にも影響が出てきて、また疲れることになる。
疲れはやる気や意欲にも影響を与えるので、そうやってだんだんとメンタルが弱くなる、パフォーマンスを発揮できなくなっていくわけです。
不確定要素、コントロールできないことが多い世の中だからこそ、
コントロールできることに集中すること。
そこに意識をフォーカスさせ、余計なことは考えず気にせず、
淡々と自分がやりたいことをやる。
そのメンタル状態は非常に幸福度が高いと同時に、パフォーマンスも高いです。
集中力が上がるので行動量も自然に増えます。
そうなれば、良い結果が得られる確率も上がるでしょうし、
結果云々の前に幸せである、という状態になれる。
良いメンタル状態を保つためには、
コントロールできないことが多いからこそ、コントロールできることに集中する力が必須なんですよね。
こちらのnoteに「メンタルを強くする方法」の最も大事な部分を詰め込みました。
ぜひ実践してみてくださいね。
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