新しいYouTubeラジオを配信しました!
今回のテーマは「期待」です。期待を自由自在に整えられることは、そのまま自由自在に感情を整えられることを意味します。
メンタルを向上させる上で必ず役に立つので、ぜひ聴いてみてください。
:僕らが苦しいのは「期待」をコントロールできないから【期待値の柔軟性を鍛える】
【文章版】
はい、池田です。今日もラジオ形式でお話ししていこうと思います。
今日のテーマは「期待」です。この期待がメンタルに与える影響は非常に大きく、自分の気分やコンディションを整える上では避けて通れない、極めて重要なテーマになります。
今回は、この期待、さらに踏み込んで「期待値の柔軟性」について詳しく解説していきます。
この話を最後まで聞いていただくと、対人関係が良くなったり、相手に対してイライラしにくくなったり、コミュニケーションの質が向上したりします。また、目標達成に向かう際にも、良い状態で行動し続けられるようになります。あらゆる分野に応用が利く話ですので、じっくりとお話ししていきます。
さて、前回久しぶりにラジオ形式の動画を出したのですが、たくさんのコメントをいただくことができました。前回の動画はもちろん、他の動画へのコメントもすべて読ませていただいています。
本当に嬉しいですし、こうした反応をいただけると「もっと発信していこう」「次はこんな話をしよう」と励みになります。ぜひお気軽にコメントをいただけたらと思います。高評価を押してくださる方も、いつも本当にありがとうございます。
では本題に入ります。
基本的に、僕たちのメンタルが下がる要因は「期待と現実のギャップ」がある時です。このギャップの大きさが、そのままネガティブな感情の大きさに直結します。
例えば、自分が望む結果がいつも出るのであれば、メンタルは下がりません。自分の行動が常に成果に結びつき、他人が自分の思い描いた通りに動いてくれる。そんな風に「期待が常に満たされる」のであれば、気分が落ち込むことはないはずです。
しかし現実問題として、それは非常に難しいことです。自分の願いが短期間ですべて叶うこともなければ、他人の行動や感情、あるいは世の中の出来事を完全にコントロールすることもできません。
このように、本来コントロールできない対象に対して僕たちが何らかの「期待」を抱き、それが思い通りにいかなかった時、僕たちはネガティブな感情を抱くことになります。
ここで重要になるのが、自分自身の「期待値」を柔軟に変え、整える力です。
もし、期待と現実のギャップを「現実(外部環境)を変えること」だけで埋めようとすると、人間関係においては大きな苦しみが生じます。もちろん目標達成の文脈では現実を変える努力も大切ですが、他人が関わる分野でこれをやろうとすると、相手をコントロールしようとしたり、強い不満を抱いたりすることにつながってしまうからです。
相手は独立した主体性を持つ一個人ですから、こちらの要求通りに常に動いてくれるわけではありません。外部の世界をコントロールすることだけで気分を良くしようとする考え方には、限界があるのです。
そこでポイントになるのが、自分自身の期待値を柔軟にしていくことです。対人関係で言えば、良い意味で「他者に対する期待を手放す」ということですね。こうした「期待しない」というアドバイスやノウハウは古今東西語られてきましたが、それは実際に非常に有効だからです。
期待値の柔軟性を考えるとき、大抵は「期待を下げる」方向が重要になります。ただ、願望実現や目標達成という場面では、あえて期待を高めることがプラスに働くこともあります。
ですから僕は「期待しない」「期待を下げる」という限定的な言い方ではなく、「期待値に対して柔軟性を持ちましょう」と解説しています。
大切なのは柔軟であることです。柔軟の反対は「固定」や「不動」です。
例えば、他者への期待が固定されて動かせない状態だと、自分の感情を満たすためには「相手に変わってもらう」しか選択肢がなくなります。その結果、相手に執着したり、厳しく当たったりというメンタル面・コミュニケーション面での課題が生まれてしまいます。
これを「体の柔らかさ」のようなイメージで、メンタルの中にも柔軟に動かせるスペースを持っておくことが大切なのです。
例えば人間関係でイライラした時、「今、自分は相手にこうなってほしいという期待を持っていて、でも相手がそれに応えてくれない。このギャップのせいでネガティブになっているんだな」とまず気づくこと。
その上で、「他者を変えることには限界がある。相手はコントロールできない存在なのだ」という事実を一度受け入れます。
その上で、自分の気分を上向かせるために「今回は自分の方の期待値を下げよう」と、メンタル的なアプローチを取っていく。これが本質的な解決策になります。
ただ、ここで今回一番お伝えしたいポイントがあります。
世の中に「期待しないでいましょう」という情報は溢れていますが、実際にそれを実践するのは難しいと感じることはありませんか?それは「なぜ自分が期待してしまうのか」という根本的な理由を紐解けていないからです。
なぜ期待を下げることがこれほどまでに難しいのか。期待を下げることに抵抗を感じたり、「それで本当に幸せになれるの?」という疑問が湧いたりするのは、心理的な不安や葛藤があるからです。
この部分を深掘りしない限り、どんなノウハウを聞いても腑に落ちず、実践することができません。
結論を言うと、期待を下げられない理由は「その期待が満たされることが、自分にとって唯一の幸せの源泉になってしまっているから」です。
「期待が叶うこと」だけが幸せの源になっている場合、その期待を手放すことは死活問題になります。
「これを手放したら、自分はどうやって幸せを感じればいいんだ?」と無意識に感じてしまうため、無理に手放そうとしても執着が勝ってしまうのです。
ですから、メンタルを変えていく時には、まず現状を言語化して原因を明確にすることが不可欠です。上手くいかない時や、やるべきだと分かっていてもできない時には、アクションプランの問題ではなく、必ず「心理的な葛藤」が隠れています。それを意識の表層に上げていく作業が必要です。
今回のテーマで言えば、真の問題は「期待が満たされることへの依存」です。
逆に言えば、たとえ他人が期待通りに動いてくれなくても、自分の望む結果が今すぐ出なくても、「自分は別に幸せでいられます」という自信があればどうでしょうか?
「自分にはこれがあるし、これも楽しい。この目的に向かっているプロセス自体に充実感がある」という風に、幸せの源泉がいくつも分散されていれば、一つの期待に執着する必要がなくなります。期待が満たされなくても「自分の幸福」は脅かされないからです。
その状態になって初めて、心から「じゃあ、今回の期待値は下げておこう」と思えるようになります。
つまり、期待をコントロールするための本当のトレーニングは、その分野で期待値を調整すること以前に、「他の分野でいかに喜びや充実感を感じ、幸せな土台を作っておくか」ということにあるのです。これこそが、もっともクリティカルに効いてくるアプローチです。
整理しましょう。僕たちがネガティブになるのは、期待と現実のギャップがある時です。メンタルを整えるシンプルな回答は、自分の期待に気づき、コントロールできない現実を受け入れ、期待値を柔軟に(今回は下げる方向に)動かすことです。
もしこれがスムーズに実践できるなら、そのまま進めてください。必ず心の状態は良くなります。
しかし、どうしても下げられない、手放せないという場合は、「その期待の重要度が高まりすぎていないか?」と自分に問いかけてみてください。
期待を下げられる自分を作るためには、他の分野で喜びを見つけ、そもそも自分が「満たされた状態」でその課題に向き合うことが大切です。「そもそも自分は幸せだし、良い状態だから、これが満たされなくてもまあいいか」と思える余裕。
その余裕、つまり不足感のないフラットな状態で相手と接したり、物事に取り組んだりするからこそ、結果として物事がうまく回り出すのです。
この「期待」というテーマは、夫婦関係、職場、そして子育てなど、あらゆる人間関係に影響します。特に子供は期待通りには動いてくれません。
もちろん、子供に対して「道路に飛び出さないでほしい」といった、社会生活に必要な期待を持つことは大切です。すべての期待を捨てるのが正解なのではありません。
大切なのは「期待値に柔軟性を持たせる」こと。
上げることも下げることも、自分自身でコントロールできること。それができれば、自分の感情を主体的に選択できる状態になれます。
感情を主体的に選べるようになれば、周囲への声かけや接し方が劇的に変わります。その変化が良い現実を引き寄せ、得られたエネルギーがまた他の分野を好転させていく……。期待を整えることは、そんな好循環の入り口になります。ぜひ、この感覚を意識してみてください。
ということで、今回の内容は以上になります。
最後にお知らせですが、僕は現在、体験トレーニングを行っています。30分間Zoomを使い、直接お話しする機会です。あなたが今抱えている課題や、実現したいけれど進めない悩みなどをお聞きし、解決策の提案や、無意識にある心理的葛藤の言語化をサポートさせていただきます。無料で受講できますので、興味のある方は概要欄からお気軽にお申し込みください。
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YouTubeもやっています。
noteも書いています。
:note文章版メンタルトレーニング「自信を鍛えるメントレ」
本も出版しています。
こちら韓国でも出版されました。
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