結局、人が悩むのは「今の自分に力を感じることができない」から。
自分には力がある、価値がある、ということを自分が感じられていないがゆえに様々な悩みが生じる。
「ああなれば、自分に力を感じられるのに」
と、自分に力を感じることを未来のある地点においてしまうこともあるかもしれないが、
結局、「今の状態」は再生産され続ける。
未来に…と言っている人は、ずっと未来に…と言い続ける。
他に今の自分に力を感じられないことでやってしまうことで言うと、
他人と責め合うのもそう。
自分に力を感じている人なら「好きにしたら」で済むことが、
なんやかんやと口出しをしたり、相手の自己評価を下げる方向に向かってしまう。
今の自分に力を感じていなければ、外部の何かによって力を感じたくなってしまう。
それがまさに劣等感と言われるもの。
例えば、誰かが成功したり上手くいくと、
なぜか落ち込む。
自分に力が失われたように感じる。
だから、誰かの成功を喜ぶことができない。
誰かを応援することができない。
逆に、自分に力を感じることで、自分には力があると知ることで、人は前に進んでいけるし、
罪悪感なしに「進まない」という選択もできる。
自分に力を感じられないと、休むこと、何もしないことに罪悪感を感じるようになる。
罪悪感を感じながらだと上手く休めないから、慢性的に疲れるようにもなる。
また、常に自分に力を感じるために「何か」が必要になるから、
例えば、自分よりも「下」の人間や「ダメな奴」が必要になってくる。
そういう存在がいてくれないと、自分を保てなくなる。
だから、いつも人に対して批判的。
そういう傾向も全ては「今の自分に力を感じられない」からこそ起こることで、
大事なのは自分に力があることを知ること。
自分を愛すること。
自分に力があると知り、自分を愛することで初めて、人に力を与えることができるし、人に愛を与えることもできる。
ということで、明日はイケジム大阪セミナー。ここのところを詳しく扱おうなとも思ってます。
では。
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