昨日の記事の続きという感じになるけれど、
何かと面倒くさいことをする人は、自分で自分の人生を上手くいかなくさせてしまうもの。
ある意味、自滅という言葉が当てはまるのかもしれない。
なぜ自滅してしまうのかと言えば、何かと面倒なことをする人は面倒なことをすることによってどんどん信頼を失っていくからだ。
誰かを貶めるようなことを言えば、一時的には自分に力を感じることができるかもしれない。
欠けていたものが埋まったような感覚を、一時的に感じられるかもしれない。
しかし、そういう人は「自分は人を貶めるようなことを言う人間である」という根本的メッセージを人に伝えていることに気づいていない。
誰にだって愚痴りたいときはある。
なんでだよ、と人を責めたくなるときもある。
人間は完璧じゃない。弱るときもあるし、自信を失うときも、不安になるときもある。
だから、ときに人の悪口を言いたくなってしまうときや、ついついポロっとそういったことが出てしまうこともあるかもしれない。
でも、そんなことをしても意味はないし、よくよく考えれば、相手がどうであれ結局は自分の在り方の問題だということが分かるはずだ。
そこで自分と向き合うことができるかどうかは、人生を左右するほど重要なことだと言っても言い過ぎではない。
綺麗事を抜きにして言えば、現実世界の中には面倒くさい人は存在する。
面倒くさい人は、いちいちポロっと出た一言を大袈裟に受け取り、本人に「あんなことを言っていたよ」などと上機嫌で話し始める。
すると、もしもお互いがある程度成熟していなければ、それまで仲良くしていた同士も険悪な仲になり、どんどん人間関係は悪化していくこともあり得る。
(成熟していれば、人を見抜く目をお互いが持ち、信頼関係が存在するのでそういったことは起こらない)
面倒くさい人が発する情報一つに踊らされていれば、本当に大切な人を大切にすることもできない。
大事なことは、面倒くさい人が発する情報の中身や真偽ではない。
その面倒くさい人がどんな人なのか、その情報を伝えてきた人を信用できるのか、ということだ。
これまで仲の良かった人との仲を悪くしてまで、他人が本当に言っていたか分からないような悪口をわざわざ本人に伝える人間と仲良くなりたいのか、ということだ。
自分自身が面倒くさい人間にならないこと。
面倒くさい人間に振り回されないこと。
それは、生きていく上で想像以上に大事なことだと思う。
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