今まで若者を中心として多くの人と対話していて思ったことの一つに、「自分の中で何が起こっているのが分かっていないから上手くいかない」ということがあります。
つまり、「自分を知らない」ことで多くの悩みが生まれたり、現実が上手くいかなくなったりするということ。
これは他人との関係でも同じで、自分を知らないと、他人を責めたり裁いたりして様々な問題が起こる。
そのときに大事なのは、自分自身を振り返ること。他人のせいにしても何も現実は動かないし、むしろ関係が悪化して、状況は悪くなっていく。
自分を振り返れば、自分の弱いところ、醜いところ、ダメなところ、ダサいところ、色々と見えてくる。今まで他人のせいだと思っていたことが、自分が原因だったことに気づいたり。
そうやって「真の原因」に気づいていくと、驚くほど楽になるし、現実も動くようになっていく。
でも、多くの人は自分を振り返ることができず、つまりは、自分と向き合うことができない。
なぜならそれは、自分の「弱さ」と向き合うことでもあるから。
弱さと向き合えない人は強く在ろうとしているのだけど、本当に強いのは弱さを受け入れた人。だから、強く在りたいなら、弱さと向き合う必要がある。
自分と向き合えないから問題は解決されず、外のせいにし、外に答えを求め、本やらセミナーに頼る。
けど、それは「向き合うことから逃避するため」にやってることだから、変われない。
そして、そんな変われない原因とも向き合えないから、また違うものに頼り続けることになる。
新刊『毎日15分自分と向き合えば、「欲しい結果」がついてくる』には、自分の弱さについてかなり書いてます。
自分の弱さを受け入れ、認めたときに自分は変われたし、自然な自分になっていけたから。
そうやって自分と向き合えていくと、自分の中で何が起こっているか理解できるようになり、
客観的に自分を見られる視点を持つことで、言葉も態度も行動も変わっていきます。
メルマガも好評なので、良ければ。