今日は「今の現実をリアルに変えていく」ことについて書きたいと思います。
現実を変えていくために大事になるのが、「自分が何を当たり前に思うのか」です。
これをコンフォートゾーンと言いますが、僕らの現実は結局、自分が当たり前だ、これが自分らしい、と思っているゾーンに留まることなります。
行動しようと思ってもなかなかできないのは、心の中の「当たり前」が変わっていないからです。
これは認知科学の世界の中では昔から言われていることで、僕自身の経験からもその通りだと言えます。
例えば、初めてMacを買ったときのこと。
当時の自分にとって非常に高価だったこともあって、「欲しいけど、買うのはむずかしいなあ」と思っていました。
でも、本当に欲しくて、色々と調べているうちに、頭の中で「Macがある生活」が当たり前になっていきました。
何度も思い浮かべ、Macを使いながらブログを書いている姿を想像していると、そちらの想像の方がリアリティの高いものになっていったのです。
すると、どうしてもそちらの現実に行きたくて、無駄にお金を使わなくなり、バイトも頑張るようになって、結局Macを手に入れることになりました。
ここには願望実現の原理原則が使われていて、現実はまだそうなっていないんだけど、頭の中では理想が現実化していて、
リアリティがあって、そちらに行きたくてたまらない状態。
その『メンタル状態』になったときに願望実現は起こります。
なので、僕のメンタルトレーニングやコーチングでは、そのメンタル状態を再現していきます。
だからこそ念願だった結婚をする人が出たり、収益が一気に上がったり、給料が毎年上がるということがクライアントの方の中で起こります。
そのメンタル状態になるためにはいくつか条件があって、まずは心の底からWant toであること。つまり『本音の願望』である必要があります。
例えば、僕がたいしてMacを欲しがっていなかったなら、イメージの世界に臨場感を持ってワクワクすることは難しいです。
感情が伴わないイメージになるので引力が弱く、お金を節約しようとか、バイトを頑張ろうという行動につながりません。
理想の未来に行こうとするエネルギーが生まれない。
また、その理想を実現できると思える『エフィカシー』も必要です。
今回であれば「Macを手に入れる」という比較的簡単なことだったので「できる」と思えますが、
より困難なことであれば、本音の願望だったとしても本気で「できる」とは思えなくなる。
すると、未来に強い臨場感を感じることはできないので、先ほど書いた【願望実現メンタル】の状態になることはできません。
・本音の願望であること
・できると思える高いエフィカシーを持っていること
この２点が願望実現においては非常に重要になります。
よくあるモチベーションの悩みとは、
・本音の願望にアクセスできていない
・できると本気では思えていない（願望実現に臨場感を感じられない）
ことが原因です。
逆に、上記ができたならモチベーションで悩むことはなくなります。未来に行きたくてしょうがいので、例えば、
・早起きしたくなる
・スマホで時間を無駄にしたくなくなる
・健康状態を良くしたくなる
などの行動が自然に起こります。そうしたくてそうする、という感覚です。
僕はその感覚のことを「誘惑が誘惑ではなくなる」と表現しますが、未来への臨場感が高くて早くそっちに行きたいので、誘惑を誘惑と感じなくなる。
本来であればスマホを触りたくなるものですが、それが理想の未来につながらないなら、「別に触りたくないな」と感じます。
そういった【メンタル状態】を手に入れることが大事で、メンタルさえ整えってしまえば、あとはすごく楽なんですよね。
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