例えば、ひどいことを言われても何も言い返さずにニヤニヤ笑っている。
昔の私はそんな感じだった。
当時は、自分のことを大切に扱うなんてことは、考えたこともなかったから。
今思えば、「どんだけ自分のことを下げまくってんだよ!」と思うが、
そんなことを思うという選択肢はなかった。
とりあえず、気に入られたかったからなー。
でも、今だったら、
「そいつはちょっと、おかしいな」
と感じる。
「俺は、そういう扱いを受ける人間じゃない」
と思うし、それは優越感を感じているとかそういうことじゃなくて、
「自分を大切な存在として扱いたい」
という気持ち。
この感覚がすごく重要であって、
多くの自信がない、劣等感が強い、卑屈、というところで悩む人には、
その感覚がない。
ある意味、自分を守ってやれないというか、自分を尊重する気持ちでの選択ができない。
だから、流される。
横柄な人、横暴な人がいたら巻き込まれて、自分の意思を大事にできない。
昔は私もそうだったが、
横柄な人、横暴な人にも自分を主張できるから、そういう人が昔ほど嫌じゃない。
そのとき、「ああ、自分の問題なのね。相手は関係ないんだな」とも気づいた。
相手が悪い、相手が変われば、と人は言うが、
それは無理な相談だ。
結局、自分自身が良くなっていけば、相手がどうこうじゃなくなっていくし、
そこしか、変えられないわけだから。
だから、自分の在り方それ自体を磨いていくしかないんだよね。
自分を大事にして、周りの声には無愛想になり、自分を大事にして自分のハートの声を聞く力が、誰にでも必要な気がしてる。
より深い内容はメルマガに書いているので、よければ。
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いけじゅんBAR第4回「どうすればネガティブ状態から抜け出せるか?」