今回は「嫉妬」について書いていく。
この記事を読んでくれているあなたも、嫉妬することはあるのではないかと思う。
嫉妬しているときは苦しいと同時に、「なぜ私はこんなに嫉妬深いのだろうか？」と自分を責めてしまうこともあるかもしれない。
嫉妬されることで困ることも多いが、自分自身の嫉妬心に悩むことも多いのではないだろうか。
活躍している人がいると心の中がモヤモヤしてきて敵対心むき出しになってしまい、どうにも収まらない。
自分でもそんな自分が嫌になるが、どうすればいいのか分からず感情のままに行動して上手くいかなかったり、我慢して自分自身が苦しい思いをしてしまったり。
世の中には、嫉妬深い人もいれば、そうでもないように見える人もいるが「嫉妬」というのはどこから来て、どうすれば嫉妬のネガティブな影響を受けずに生きていくことができるのだろうか？
嫉妬深さの正体とは？
嫉妬深い人とそうではない人。そこにはどんな違いがあるのだろう？
簡単に言えば、もうこの記事のタイトルに書いてしまっているのだけど、
嫉妬深い人とは、自分の憧れを無視し続けてきた人だ。
抑え込んできた、と言ってもいい。
柔道日本チャンピオンレベルでの「抑え込み」を決め続けてきた人もいる。
こんな感じで。
抑え込まれた人が「ちょっと起き上がりたいんすけど…」と思っても、
「むふー！！」という感じで、全力で抑え込まれる。
むふー！！
おっと、ついうっかり、むふむふ言ってしまった。
すまない。
話を嫉妬に戻そう。
嫉妬深い人は実は、憧れが強い人だ。
こうなりたいなー
こうありたいなー
こんなのがいいなー
という思いが強くある。
オシャレしたい、本出したい、お金ほしい、恋人ほしい、美味しいもの食べたい、もっと学びたい
なんでもいいが、そういう憧れが強い。
それは、良いことだ。
どんどん叶えていけばいいし、そこに向かって動いていけばいいのだが、
ここで「抑え込み」が入る。
むふー！！！！
すまない。
しかし、自分は抑え込むが、他人はそうではなくて、他人は抑え込んでいなかったりする。
すると、抑え込んでいたものが刺激されて、
「くそったれやろう……あのやろう……」
という気持ちになってしまうのだ。
ただ、それは相手に原因があるのではなくて、自分に原因がある。
強い嫉妬を感じたら、
自分が抑え込んできたものに気づく大きなチャンスだ。
ネガティブな感情を感じたときこそがチャンス！
基本的に、ネガティブな感情さんはバックをぶらさげていると思ってもらいたい。
そして、そのバッグの中には漏れなく「チャンス」が入っている。
チャンス入りバッグをいつもぶらさげているのが、ネガティブさんだ。
どんなチャンスかというと、自分に気づくチャンスだ。
ネガティブを感じたときは、ラッキーだと思えばいい。
自分に気づくチャンスがバックの中に入っているからだ。
「奥さん、ちょっとバックの中身、確認させてもらえますか」
と、刑事のように声をかけてみると良い。
「ちょ、ちょっと何するんですか！やめてください！警察に言いますよ！」
「あ、それ私です。
ほら、奥さん、やっぱり隠してましたね。隠そうたって無駄です。あなたのバックの中にチャンスが入っていることを、私には分かっていた」
そういう感じで。
嫉妬というネガティブな感情は、
「おーい、あなたさん、自分の憧れの気持ち抑え込んでますよー！抑え込まなくていいんだよー！」
と、教えてくれている。
ネガティブは、敵ではない。
ネガティブは自分に気づかせてくれる大事な感情であって、嫉妬も同じ。
基本的に、外側をどうこうではなく、自分の内側に答えはある。
嫉妬深い人は、自分の感情や自分の思いを抑え込んでしまう傾向にある。
自分の素直で純粋でピュアな感情を、もっと解放させてやることだ。
本当はどうしたい？
ほしくていいんだぜ。
やりたくていいんだぜ。
ああなっていいんだぜ。
そう自分に言ってあげたとき、
嫉妬していたあの人が、自分に気づかせてくれたあの人に変わっていくはずだ。
嫉妬を感じたら、外側に目を向けるのではなく自分自身の内側に目を向ける。
押さえ込んできたものはなかったか？
許可を出さずに苦しんできたことはなかったか？
他人を見ることで自分の中にあるどんな思いが見えてくるか？
そうやって、他者ではなく自分の内側に目を向けてみることで、自分自身を知るきっかけになるはずだ。
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いけじゅんBAR第４回「どうすればネガティブ状態から抜け出せるか？」
