最近よく見かけるのが「自分がエネルギーを込めて作ったものにお金をちゃんともらおう」系の記事。
こういうのを見ていると、世の中全体の意識って間違いなく上がっているなあと感じる。
一昔前は、何かをしてお金をもらうとすぐにやっかまれたり、「お金目的か!」とかって言われたもの。
でも、もうそういうことを言われることは皆無になった。
それはある意味、一人一人が自分で仕事を作っていくという意識を持ち始めた、ということなのかもしれない。
自分で仕事を作るとなるとどこかでお金をもらう必要があるわけで、その「お金をもらう側の意識」が人々の中に培われつつある。
自分もどこかでお金をもらう必要があるとなれば「明日は我が身」なわけで、
お金をきちんともらって仕事をしている人を非難する気にはなれなくなる。
以前までは自分もお金をもらう側なんだ、という意識が薄い場合もあったけれど今はそうではなく、
お金をもらう人を非難すればするほどに自分の首を絞めることになるということも、だんだんと感覚的に分かり始めてきているのかもしれない。
気持ちよくお金を払い、気持ちよくお金をもらえるっていうのが一番良い。
以前の記事にも書いたけれど、お金はただの交換の手段。
お金が一番偉いということはないし、自分がエネルギーを込めたものとの交換なわけだから、
何か自分がエネルギーを込めたものに対してお金をもらうことは当然のことであって、やましいことじゃない。
その「意識」を自分が持つことによって、周囲の人にもお金をもらうことに罪悪感を抱かせなくなるし、その結果、周囲の人も豊かになっていくことができる。
周囲の人の豊かさに嫉妬することもなくなる。
どんどん交換して、グルグル回していけばいいわけだよね。
で、自分がお金をもらうということはお金を動かす一つの媒体になるということでもあるわけで、
そうしたら次は、応援したい何かにお金を使っていくのもいい。
お金をそこに使うということは、ある意味「応援」でもある。
自分自身、好きな作家さんの本をよく買うわけだけど、そうすることでその作家さんを応援することになり、結果的にその作家さんが書き続けられるのであれば嬉しいこと。
だってこっちは読みたいわけだからね。
好きな本、好きな漫画、好きな映画、好きな音楽が多くて困ることはない。
だから、お金は好きなことや人に使えばいいと思う。そうすれば、好きなものだらけの世界に少しだけ近づいていくわけだから。
好きなものや人がたくさんあるいるっていうのは、悪くないよね。
遠慮なくお金をもらい、遠慮なく好きなことに使って回していく。
そういうのが良いと思う今日この頃。
明日はトークライブ。
楽しんできます。
来られる方は、明日会いましょう。
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