京大法学部を中退して好きなことばかりしてみた結果、人生はこうなった。

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好きなことをしよう!

ワクワクすることをしよう!

 

ということがよく言われるし、もうこれからロボット、AIというものがどんどん台頭してくる世の中になっていくわけだから、

より一層、自分の「好き」「熱」に生きるっていうのは重要になってくると思う。

 

時代の最先端を行っている人たちは、みんなそう言うよね。

 

合理的に、論理的に考えて、もうそれしかない。

だって、ロボットにはモチベーションという概念がないわけだから機械的に作業をこなしてくれるわけで、人間関係だって関係ないから余計なトラブルもない。

好きでもないことを低いモチベーションでダラダラ人間がやるくらいだったら、ロボットに任せた方が生産性が良いわけだよね。

 

となれば、人件費削減のためにもロボットを使おうという話になるし、ただの「作業」をこなしているだけでは賃金は上がらないし生活も改善しない。

日本の人口は減る一方だという状況もあるわけで、大切なのはそういう時代になっていくその中でも「楽しく生き続けること」。

 

そして、そのときに大事になってくるのは、自分の「好き」に生きること。

 

だって、好きだったら1日中やるのも苦じゃないし、だから勝手にスキルも伸びるし、人が追いつけない感じになるし、色んな好きを追い求めていたら自分なりのオリジナリティも出てくる。

 

京大法学部を辞め、弁護士の道を捨てる


 

 

昔、京大法学部にいた。

みんなが弁護士を目指す中で、自分だけはブログを書いていた。

 

なぜなら、そっちの方が楽しかったから。

 

今のようにブログを書くことが「いい感じ」の時代だったわけじゃなくて、完全に変人だったし、「池田は一体何をやってるんだ?」とよく言われていた。

 

ただ今振り返って、本当に弁護士の道を選ばなくて良かったなと思う。

これはマジでガチに思う。

 

だって、法律には本当に何の興味も強い感情もなかったから。

それまで事件に関わったこともないし、裁判所に行ったこともないし、親が弁護士だということでもない。

 

(親が弁護士だったり法律に関わっていたりする人たちは結構ガチで熱く学んでいたケースが多かった気がする。やはり経験的、体験的に法律というものに関わってきたんだろうね)

 

そんな自分がそもそも法学部に入ったのが間違いなのであって、自分は教育学部に行くべきだったんだよね。

でも、転部も面倒だったからそのまま大学は辞めて、好きなブログを書き続けた。

 

そうしたら本を出版する機会にも恵まれて、なんだかんだ今はイケジムというメンタルジムを運営するに至っている。

 

正直、20代は好きなことしかしてこなかった。

 

こう書くと嫌われてしまうかもしれないけれど、嫌なことを我慢してやってきたという思いがほぼ皆無なんだ。

本当に、自分が興味のあること、好きなことしかしてこなかった。

 

「それは潤さんだからできたのでは?」

 

と思うかもしれないけれど、そうじゃない。

 

好きを見失わないメンタル


 

 

例えば、今、好きなことをしているけど生活が厳しいという人、それだけではやっぱりダメなのでは?という人に共通するのは、

 

「好き」より「お金(結果)」に走った

 

ことなんじゃないかと思う。

別に大してお金を稼ぐことが好きでもないのに。

 

うまくいかない人は、自分の好きよりも先にお金のことを考えてる。

(お金が好き、稼ぐのが好き、ビジネスが好きな人はそれでうまくいく)

なんか全部、結果からの逆算なんだ。お金になるのか?というところから始めちゃってるというか。

 

個人的な話をすれば、自分は本当にただ好きなことを毎日書いていて、毎日今日もブログが書けるということが嬉しかった。

最初の頃はもう勢いがすごくて、1日に3記事を嬉々としてアップしてた。

 

で、1〜2年した頃、結構な人数の人たちが読んでくれるようになって、その人たちに自分のサービスを提供してみた。

そうしたら、結構な人数の人が入ってくれた。

という、ただそれだけのことだった。

 

何が言いたいかというと、別にビジネスやお金のことなんか全く頭になかった、ということなんだ。

 

だって、別にビジネスが好きなわけじゃないんだもん。

 

いや、好きだったらやるけど、別にそこが好きで始めたわけじゃなくて、

ただ、書くことが好きだったんだ。

だから書いていただけの話で、そこにはお金にかえてやろうとか、売上だぜい!なんて思いは全然なかった。

ビジネスが好きなわけじゃないんだから、別にビジネスをする必要はない。

好きじゃないんだから。

 

今だってそうで、別にビジネス好きじゃない。

 

でも、提供するのは好き。

 

それはまじで好き。

どんどん提供したい。

だから、ビジネスするのなら「提供」にフォーカスする。

好きだから。

値段はまあ、つけているだけというか、それくらいの感じ。

 

自分の目的は、提供すること。

 

好きなことをすること。

今もただ自分が好きなことして、提供できるものを考えて、そこに値段をつけているだけだと思ってる。

超絶シンプルに、

 

提供したいものを考えて、そこに値段をつける

 

ただそれだけ。

それが一番テンションが上がるし、なんか色々ごちゃごちゃさせ始めたらうまくいかない、ということを体験的に知ってる。

 

うまくいかないのは、自分の好きをそっちのけにして、お金とか結果に執着し始めるからだ。

 

そうなったときに、好きなものさえ嫌いになる。

なんかビビる。

止まる。

重くなる、大変になる、自分には価値がないんじゃないかとか余計なことを考え始める。

 

そうじゃなくて、ひたすら楽しくブログを書くんだよ。

(好きじゃない人は書かなくていいです)

それだけで満足だってくらい、楽しく。

 

書くだけで先に幸せになっちゃう。

で、なんか提供したいものが浮かんできたら、そこに値段をつけて出す。

それだけ。

 

別に売れても売れなくても、ただ楽しくブログを書き続ける。

好きなことを好きなように純粋に追求し続けて、書き続けていく。

自分がやってきたのは、本当にそういう感じのことなんだ。

 

値段をつけるときに大事なのは、スキルというよりは勇気。

でも、勇気さえ出せば、それまでの「好き」という情熱で蓄積されてきたものが後押ししてくれて、もう上手くいく土台はしっかりしているから、上手くいく。

 

好きなことをしても上手くいかないという場合、本当には好きなことができていないのかもしれない。

 

結果のことをあれこれ考えて、そこから全てを無意識に逆算していて、純粋さが失われている。

だから楽しくなくなっているし、周りにも楽しそうにやってる感が全然伝わらない。

なんか必死な感じが伝わる。

 

でも、あなたが本当にしたかったのは、「提供」なのかもしれないし「シェア」なのかもしれない。

 

だったら、お金とか結果を得ることにフォーカスするんじゃなくて、自分の知恵を提供しシェアすることにワクワクし続けていればいい。

毎日楽しく提供し、シェアすればいい。

で、気が向いたらサービス考えて、値段をつければいいし、売れなくても楽しく提供とシェアを続けていけばいいんだ。

 

うん。

 

やっぱり大事なのは、好きに生きること。

自分の「好き」を見失わないことだと思う。

 

 

 

 

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本も出版しています。

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