人っていうのは必ず、その人が持っている良さみたいなものがある。
これ、綺麗事に聞こえるかもしれないけど、そうじゃないよ。
「おれはどうしようもない」とかって今感じている人がいるかもしれないし、「あの人はダメ」と思っている人がいるかもしれない。
でも、本当にその人にはその人の良さがある。悪い部分だけの人っていない。悪い部分があることも事実かもしれない。
でも、それだけじゃないことだって事実。
誰の中にも、当然、ネガティブな部分だってあるけど、
そこに注目して、そういう存在としてその人のことを扱えば、その人は本当にネガティブな存在になっていく。
問題児だと思って問題児扱いすれば、本当に問題児としてあなたの前に現れてくれる。
中学のとき学校にたくさん不良がいたんだけど、ある先生の前では不良たちも素直でいい子で、いかつい顔せずによく笑ってたんだよね。
多分、その先生はその子たちのことを問題児として扱っていなかったんだ。
もしかしたら、過去に同じ境遇だったのかもしれない。
だから、「お前らは問題児なんかじゃねえ。お前らはいい子だ」と思いながら接していたのかもしれない。勝手な憶測だけどね。
でも、そうしたら本当にその先生の前では「いい子」だったはずだし、先生が体験した現実の中では彼らはいい子なんだ。
先生の内側が外側に反映されているわけ。
「状況」は他の先生と変わらない。
でも、「状態」が違うから体験する現実は違う。
今ネガティブに見える感じだったとしても、その人をそういう存在として扱うことなく、その人の良い部分、素晴らしい部分に注目し続ければ、本当にそういう存在になっていくんだよね。
これは自分に関しても全く同じことで、自分の良い部分にフォーカスし続けること。
人生の良い部分、今の良い部分、未来の良い部分にフォーカスする力。
それが本当に大事なことで、フォーカスしたものが人生ではどんどん集まってくる。
あなたには良い部分、武器と呼べる部分、誰かを楽しませたり、役に立てたりする部分ってあるわけよね。必ず。
そこを信じて、自分の良い部分にフォーカスすること。
それが大事。
人と比べたら気分悪いよね?笑
それはなぜかというと、自分の「ない部分」にフォーカスが強く当たったから。
で、状態に見合った思考がやってくるから、また比べてしまうはず。
比べて落ち込むことが癖みたいになっちゃうと思う。笑
逆に言うと、良い部分にフォーカスすることだって癖になるわけだよね。
そういう新しい習慣を持つ。
自分も他人も状況も高く評価する習慣を持つと、本当に現実は良くなっていくよ。
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いけじゅんBAR「なぜ、大きな目標はあるのに行動できないのか?」
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