さて、今日は「落ち込みやすさ」についての話をしたいと思います。
特にこれは、周囲の出来事や結果で気分の揺れが大きい、という人にとって大事な話になるかと。
基本的に、自己概念というものが先にあって、その自己概念通りにこの現実は見えるものだ、という理屈があります。
つまり、自己概念の中に「自分は価値がないんじゃないか」という気持ちがあると、
その元々ある気持ちが「活性化」する。
その活性化のきっかけというのが、外の出来事なわけです。
例えば、
ガソリンってありますよね。
ガソリンだけでは火事になったりはしないんだけど、でも、小さな小さなマッチの火が注がれるだけで大炎上します。
そういうイメージ。
小さなマッチの火というのは例えば失敗したとか、嫌われたとか、結果が出なかったとか、そういうこと。
そもそもガソリンがいっぱいあると、小さな火でも炎上してしまう。
でも、ガソリンがそもそもなければ、火がついたときに、
「あ、火がついてるなあ( ´∀`)」
と感じるだけだったりする。笑
自分に燃え移ることはない。
つまり、「あなたに火がついているのはあなたの問題」という風になっていく。
多くの場合、火が問題だから火を消そうとするんだけど、火がつくかどうかはコントロールできません。
それは現実世界の話で言えば、失敗することもミスをすることも嫌われることも、そういうことは起こるものであり、コントロールできるものではない、ということですね。
そこをどうにかしようとすると、例えば失敗するようなことはしないとか、そういう風になってく。
ただ、それよりも、自分の内側、つまりガソリンをそもそも持たないようにする、ということの方が大事。
それがつまりは、状態が先、状況が後、ということ。
自分には価値がないんじゃないか、という思いを底に持っているからこそ、状況によって大きく状態が揺れ動く。
その揺れ動きというのが、つらい。
非常につらいと思います。
自分には価値がないんじゃないか、自分はダメなんじゃないか。
そういう思いを抱くというのは、本当につらいことです。
何もしたくなくなったりとか、意欲が湧いて来ない、ということもある。
その状態だと、好きなことややりたいことにも集中できなかったりだとか、本来のエネルギーレベルで取り組むことができなくなったりします。
進んでは立ち止まり、進んで止まり、という繰り返しになって、一定の速度で進んでいけなかったりする。
何か外側が動いたときの、自分の反応。
ファーストインプレッション。
それが、現在の自己概念です。
そこを上げていく。
すると、安定してきます。
で、自己概念というのはどんどん高めていくことができる。
そもそもの前提、自分をどういう存在だと思っているか。
そういう内的な部分をどんどん高めていきましょう。
大丈夫。
これまで過去がどうだったとは関係ないですからね^^
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