面白い記事を発見したのでシェアします。こちら。
ワーカホリックと長時間労働はどう違い、あなたの健康にどんな影響をもたらすのか? ハーバードビジネスレビュー
いくつか面白い部分を抜粋しますね。
我々は行動(長時間労働)とメンタリティ(働かなければという強迫的な衝動)との違いを解明しようと試みた。
調査の結果、行動(労働時間)は健康問題に関連していない一方、メンタリティ(ワーカホリック)は関連していることが判明した。
働く時間の長短よりも、仕事に対する考えや感情の方が、個人の幸福感や健康上のリスクに影響を及ぼすようだ。
ワーカホリックな従業員は、単に長時間働くだけでワーカホリックな傾向のない従業員よりも、体調回復の必要をより切実に訴え、不眠症などの睡眠障害もより多く抱え、
いっそう皮肉的になりがちで、精神的により消耗した状態にあり、抑うつ感情をもっと顕著に示した。
自分がなぜ強迫的かつ過剰に働くのか、その理由を塾考することも役立つ。
エンゲージメントが高い(仕事を満喫し元気いっぱいに働き、仕事にたやすく没頭できる)ワーカホリックと低いワーカホリックの間には、仕事のモチベーションに著しい違いがあることがわかった。
エンゲージメントの高いワーカホリックが働く理由は、仕事を楽しんでいるか、あるいは仕事に意義を見出しているかであった(いずれも内因性モチベーション)。
対照的に、エンゲージメントの低いワーカホリックは、金銭やステータスなどの外因性モチベーションのために働く傾向が強かった。
内因性モチベーションは相対的に楽観主義や努力、粘り強さと関連しているのに対し、
外因性モチベーションは往々にして、不安を駆り立て、粘り強さを削ぎ、失敗する可能性を高める。
まあ、簡潔に言えば、「自分に自信があるかどうかが重要」ってことです。
ワーカホリックというのは、仕事をしなければ!という強迫観念のある人。
じゃあその強迫観念ってどこから来るの?と考えていくと、
自分に自信がない、というところに行き着きます。
仕事で結果を出さないと価値ない、お金稼がないと価値ない、〜〜〜じゃないと価値ない、と思うからこそ強迫的になるわけです。
強迫性とは、〜でなければ価値がないと信じている、ということ。
記事にも書かれてますが、単純に仕事が好きで長時間仕事をする人は健康上の問題も起こることはない。
もちろん長時間労働しすぎたら単純に肉体が疲労するなどの意味で、疲れたりすることはある。
だけど、そういうものは自信がないというメンタリティからもたらされるリスクなんかの比ではないわけです。
たとえ長時間労働していなかったとしても、メンタリティが悪いと、労働時間に関係なく健康的なリスクが増えるわけですよね。
というのも、たとえ労働時間が短かったとしても、労働していないときも仕事の不安が頭をもたげたり、心配ごとが出てきたりする。
だから、休むときも本気で休めなかったり、日曜日の夜や月曜の朝が憂鬱になる。
長時間労働をするよりも、自分がどういうメンタリティで存在しているか、仕事をしているかの方が影響力が高い、ということなんですよね。
てことで、いつもと結論は同じで、状態上げましょう、自信を持ちましょう( ̄∀ ̄)という話になる。笑
そうすると、パフォーマンスは上がるし、なんかもう気楽に仕事できます。
色々気にならなくなります。笑
そういう自分の本質的な部分、メンタルな部分を見ないふりする必要はないんですよね。
食事や運動ももちろん大事。
ただ、最近の動画で話している通り、それはあくまでも一部。
一分野にすぎない。
それだけやってれば最強!というわけではない。
食事や運動はメンタル的な部分への影響はもちろんあるし、そこが原因の人もいるけれど、
メンタリティの影響力っていうのはそれ以上です。
昨日まで元気だったのに、バッシングを受けることで自己否定しまくった。そうしたら、一瞬で人は動けなくなる。
栄養も運動も、そんなときには根本的な影響力をもたらせなさそうですよね。
自己否定というのは、それくらいパワフル。
逆に言えば、自信を持つというのも、それくらいパワフルなものだということなんですよね( ̄∀ ̄)
てことで、今日もメントレ。笑
動画もどうぞ。
やる気を高める方法。5つのアプローチで、自分だけのやる気メソッドを構築しよう!
メルマガでは、さらに深い限定文章コンテンツを公開中。購読はこちらから。
人が良くなっていくために本当に大切なことは何なのか?について考え続け生まれたメンタルトレーニングジムを運営しています。(現在は募集していません)
本も出版しています。
「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 2016年12月発売。発売4日で増刷!
『自分の武器を見つける技術』2015年12月発売。発売1週間で増刷!