自分に価値を感じることができない人は、自分以外の何かに大きな価値を見出そうとします。
好評だったので、今回も「恋愛」を切り口にしていきます。
例えば、モテない男子は何に価値を見出すか。
女性です。
価値がないこの自分に価値を付け加えるために、美しい女性と付き合いたいと考えるようになります。
そして、そう考えているというまさにそのことが、その男の魅力を激減させ、余計にモテなくさせていくのですが、
そのことに一生気付かず人生を終える男性も山のようにいます。
今は私がこれからやる「心のジム」のようなものがあるので、そういう男性も確実に減っていくことになりますが。(もちろん女性も大歓迎です)
そして、男性が魅力的になることで、女性もハッピーになれる。
ただ、そのような自分に価値を感じていない男性であっても付き合えるケースもあるのですが、それは相手の女性が自分自身に価値を感じていないケースです。
価値を感じていない者同士であればつながることができますが、大抵、泥沼になったり、依存関係になって両者共に人生がなぜか上手くいかなくなっていきます。
人生が上手くいかなくなっていくのですが、離れることはできません。
そんなことをすれば、自分に価値を感じる拠り所を失ってしまうからです。
話を戻しましょう。
よく、「チャラい男がなぜかモテる!許せない。あいつは全然いい男ではないのに!」というモテない男子の声が挙がりますが、
そういうことが起こるのは、至極当然のことなのです。
女性にとって重要なのは、「安心感」です。
チャラい男というのは、女性に「安心感」を与えます。
ここで言う「安心感」というのは、「この人は自分に価値を感じている人だ」という感覚です。
俗っぽい言い方をすれば「女性慣れしている」というのがありますが、それも若干違っていて、
「この人は私に嫌われたとしても、自分の人生を生きていく人だ」
と思える、ということです。
その奥にあるのは「この人は自分に価値を感じている」という感覚。
(ただ、そこを見抜けない女性も実際には少なからずいます)
私がハードボイルド系の映画を観たり、物語を書くのも、そのあたりに実は深い理由があります。
ハードボイルド映画、小説に出てくる登場人物たちは、紛れもなく「自分に価値を感じている」人たちで、
私はそういう人を観ているのが好きなのです。
女性がテレビの俳優たちにキャーキャー言うのは、現実世界にはあそこまで「自分を信じている男」がいないからだとも言えます。
女性陣は「現実世界にもっといい男はいないのかしら」と思い、実際にはいなくて、日々絶望しているのかもしれません。
逆に、モテない男子というのは女性に「不安感」を与えます。
「この人は私に好かれるかどうかがすごく人生において重要なことになっている」
という感覚で、そしてその奥に、「この人と関わっていると何か嫌なことが起こるのではないか…」と女性に「予測」させてしまうということ。
大事なのは「予測」だということです。
「予測」された時点でもう深く関わることができなくなってしまって、その人がたとえ心根の温かい人であったとしても「そんなことは関係ない」という状況になるのです。
(その場合、その女性も、幸せにはなれない。本当はいい人だったかもしれないのに、深くつながることができないのですから。両者共に、幸せにはなれません)
「予測」が当たっているかどうかなど、どうでもいいこと。
「予測させた」ということそのものが、問題なのです。
そして、その「予測」の引き金となるのが「雰囲気」としか言いようのない微妙なものであり、その「雰囲気」とは、その人が自分をどう認識しているか、から発せられるもの。
なぜかモテない男子は、そういう「不安を予測させる雰囲気、行為」を無意識に出し、行っています。
そして、その不安を予測させる行為の源泉は、自分をどう認識しているか、つまりは「俺には価値がない」という思いなのです。
巷にはナンパテクニックを身につけた男性がいます。
そういう男性というのは、
「自分の内面と向き合うことなく、自分に自信もなく価値も感じていないけど、本物の自信を持ったいい男であれば「こういう風に行動する」という行動を真似て、女性にいい男だと思ってもらって、すなわち女性を騙して、自分のものにする能力を持った男性」
ということ。
自分に価値を感じている人がその魅力をきちんと「伝えるため」のものもあるでしょうが、本質が伴っていない人がテクニックだけでどうにかなっても、長続きしません。
必ず「バレる」ときが来るからです。
私は、人間は内面が変わればそれが外側に表れると思っているし、いつだって「本質」を求めたくなる人間。(もちろん、技術的なことも重要なので、オシャレの話などもしています)
本質とは「自分に価値を感じること」であり、だからこそそれを何度も何度も伝えているし、その感覚を身につけることに特化した「ジム」もやっていきます。
「自分に価値を感じない」状態は、誰も幸せにしません。
大事なので、もう一度言います。
「自分に価値を感じない」状態は、誰も幸せにしません。
誰も、です。
自分は当然のこと、他人も幸せにしません。
他人を幸せにしたいなら、自分に価値を感じ、自分を愛し、自分を認めることが最も大事なことなのです。
今回の記事は色々詰め込み、どれも若干説明不十分なのですが(笑)、真髄を学びたい、体感したい、人生をどんどんよくしていきたいという人は、「心のジム」オープンを楽しみにしていてください。
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