温かく癒しのある人間関係を作るには、自分の不安に気づくだけでいい!

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昨日は人間関係における「喧嘩」について書いたけど、

 

とにかく人間関係においては「自分の不安」がめっちゃ投影される。

 

自分の内側の状態が、目の前の人との関係で出てくるんだよね。

 

だけど、人間関係の中にいると、それが自分の内側の状態が関係していることになかなか気づけないものなんだ。

 

例えば、ここに不安が強い人がいるとするよね。

 

で、恋人のスマホの充電が切れてしまって、返事を返せないとしよう。

 

すると、不安の強い人は不安になる。

 

後で、充電が回復して「わり、充電切れてた」ってLINEすると、

 

「何でちゃんと充電しとかないのよ!おかしいでしょ!」と怒るかもしれない。

 

でも、まずそれは充電しなかったことを責めてるんじゃなくて、連絡しなかったことを責めているわけだよね。

 

で、じゃあ何で連絡しなかったことを責めているかと言ったら、自分が不安だから、なわけだね。

 

自分が不安だから怒りが生まれているわけで、そもそも自分が不安じゃなかったらそこに怒りは存在しない。

 

「充電切れ?ああ、あるよね( ̄▽ ̄)」で済む話だ。

 

これ、不安な人を責めているわけじゃなくて、誰だってそういう状態になることはあるもの。

 

責めているんじゃなくて、あくまで、こういうことが起こっているという客観的な記述だと思ってもらえればと思います。

 

怒りが出てきたときに、その怒りは自分の不安から生まれているのだと気づけない、というのが喧嘩がよく起こるカップルの中で起こっていること。

 

 

どっちか一方が自分の不安を相手のせいにしていると、喧嘩がよく起こるようになる。

 

ただ、さっきのように「あ、この怒りは自分の不安がそうさせているんだ」と気づくことができれば、その状況は変えられる。

 

もちろん感情的に怒りはまだそこにあるかもしれないけど、相手のせいにすることはなくなる。

 

「あ、怒ってる、わたし。でも、この感情は自分が不安だからこそ感じているものなんだな。相手のせいではないな」

 

と冷静に気づけることによって、例えば、

 

「あなたから連絡がこなくて、寂しかったんだ」

 

という風に言えるかもしれない。

 

まだ怒りはそこにあっても、寂しさはそこにあっても、相手のせいにしていない分、伝えること、伝え方、は全く違うものになっている。

 

そうすれば、「かわいいな」ってなるだけで、喧嘩は起こらないよね。

 

実際、充電が切れてしまったことは仕方ないことで、

相手を怒ることで「ちゃんと充電しとかなきゃ怒られる」と感じさせるだけでも、相手に余計なプレッシャーやストレスを与えることになるわけで、

そういう細かいストレスというのが結構影響力を持ってきたりするわけだよね。

 

ただ、メントレに取り組んでいくと、そういう余計なストレスを与えず、良好な関係を保ちやすくなっていく。

 

実は世の中では、余計な喧嘩、余計な不調和、というのが本当によく起こっている。

 

その原因は、自分の感情の出所に自分が気づけないことで、不調和の原因を相手のせいにしてしまうこと、なんだよね。

 

 

相手のせいにすると、相手をコントロールする必要が出てきて、それが相手の中に不調和を生み出すようになる。

 

自分から始まった不調和の連鎖。

 

これが喧嘩の原因であり、ほとんどの人はメントレのことを真剣に考えていないから、一度生まれた連鎖を止められなくなってしまう。

 

連鎖を止められず、相手に対するネガティブな見方を固定化してしまうんだよね。

 

すると、人間関係における苦しみ、というものが大きくなって、

人間関係の苦しみって人生において本当に大きなものだから、なんかしんどいな、と感じるようになるわけなんだ。

 

もちろん、常にそうやって自分の状態に気づけたり、整えていられるというのは難しいかもしれないし、人間完璧ではないわけだから、そうでなくても全然構わない。

 

ただ、少しずつでも自分が良い状態でいられる時間を長くしていくことで、周囲との人間関係の中で喜びを感じられる時間が増えてくるはずです。

 

 

 

 

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