さて今日は、「子供にやる気がない…」と悩むお母さん向けに書いていければと思います。
子供にやる気がない。だから何とかやる気を出させたい。
自分は昔受験業界にいたんで、こういう相談を受けることは本当にたくさんありました。
ただ、これは受験業界の人が首を縦に振りすぎて頭がクラクラするレベルだと思うのだけど、
親が干渉しすぎる子供ほど勉強しない
もの。
はい、受験業界のみなさん!あんまり頷きすぎると頭クラクラするので気をつけてください!
で、受験業界のみなさんはここで結構苦しんでいます。
というのも、塾にやってくるのは子供であって、親御さんではない。
でも、親御さんに「あなたが変わってください」ってめっちゃ言いにくい。
子供の指導を頑張ってするけど、親御さんの心配のエネルギー、不安のエネルギー、強制的に変えようとするエネルギーを家でめっちゃ受けてるから、
「塾にいる時間だけで変化させるのめっちゃむずい…」
って悩んでいます。
これははもう鉄板のパターンで、
子供がお手上げ!となる前の段階で、「心配というエネルギーから無理やり何かをやらせようとした」プロセスが慢性的にあった、ということが今の状態になるまでに存在していることが多いんですよね。
というのも、基本的にやる気というのは「自分で出すもの」であり、
自発性や主体性から生まれるもの。
他人が無理やり出させようとしても、どうすることもできず、無理やり「勉強しなさい!」と言っても、逆効果。
むしろ大事なのは、
信頼して、待つ
こと。
やることはこれだけ。
ある意味で、「やることはない」わけです。
そういう意味で、すごく朗報なわけですね。
というのも、もっとテキトーでいい、もっと頑張らなくていい、ということなので!
子供を信頼して、待つ。
ただ、ここもいつものごとく「トレーニング」が必要な部分で、
「信頼」よりも「心配」という状態
「待つ」よりも「指示」という行動
を選択したくなるもの。
自然な反応として「心配」が出てくるし、「指示」が出てきます。
まずそのことに「気づく」ことから始めて、
ぐっと飲み込んで、ストップする。
まずそこから始めることになる。
で、次に、
自分の行動は「信頼」という場所から生まれているか?
と自分に問うトレーニングを開始します。
もし仮に子供を信頼しているとしたら、どんな表情で、どんな感情で、何を言うか?何を言わないか?
と自分に問う。
これまで、デフォルトの状態、通常の状態が「心配」だった場合に具体的にやっていく必要があるのは、
自分はどういう前提から行動しているのか?
と向き合う、ということ。
で、その前提と向き合っていくと、
待つ
という行動が増えることを体験すると思います。
信頼が前提にあると、「待つ」ことができるようになってくるんですよね。
逆に言えば、待てないときには信頼が欠如していて心配が優位になり、その心配していた通りの状態に子供がどんどん近づいていく、ということが起こってくる。
待つときは例えば、
「どうせ、そのうちやる気出すでしょ」
「どうせ、この子は大丈夫」
「この子には人生を自分で良くする力がある、どうせ」
という感じの思考に意識を注いでいけばOKです。
それだけでまず自分がホッとすることができて、そのホッとしたエネルギーが子供にも伝わって、
どんどんいい感じになっていきます( ̄▽ ̄)
そういう自分の気分が上がる意識にアクセスできるようになっていくのが、
メンタルトレーニング
なんで、ぜひぜひ少しずつ続けてみてくださいね。
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