さて、今日は「反復練習は最強」という話を。
反復練習することで人生は開ける、という一見大げさな話をしていこうと思います。
自分は京大受験をするときに、社会の選択科目が「世界史」だった。
センター試験が「日本史」で、歴史という点では同じだったんだけど、二次試験である世界史には【論述】があったんだよね。
つまり、自分の言葉で説明しなきゃならない。
ただの丸暗記ではクリアできない試験。
まじ苦労したんだけど、そのとき気づいたのは、論述を書くには「記憶が確かじゃないと無理ぷー」だということ。
いきなり論述の練習をしようにも、何も参照できないわけだから、
書くことがない
んだよね。
400字で書けって言われても、50字くらいで終わっちゃう。笑
それ以上書くことがない、ということになる。
論述ってどちらかというと創造性が必要になるわけなんだけど、創造性を発揮しようにも、土台となる知識がないことには発揮しようもない。
例えば、創造性溢れる一流シェフがいたとしよう。
彼の創造性が発揮されるのは食材があるからで、何もないところから最高の料理を生み出すことってできないよね。
例として適切かは分からないけど、イメージ。
ああ、基礎となる技術を学んでからでないと創造性は発揮できない、という説明の仕方の方がいいかな。
基礎となる技術が確かだから突飛なことができるわけで、基礎があるからこその創造性なわけだね。
こっちの方が分かりやすいか( ̄▽ ̄)
話を世界史に戻すと、論述が書けるようになったのは、徹底的に丸暗記が終わってから。
つまり、徹底的に反復練習した先に、創造性が発揮できるようになったんだ。
その段階になると、書くことはたくさんあって、そこからいかに字数に合うように「削るか?」という話になってくる。
レベルが一段階上がって、「たくさん書く」練習から、「不要なことを書かない」練習になっていく。
書けることは当たり前で、高得点を狙っていくために、制限字数をオーバーしない範囲で加点要素となるワードを文章に組み込んでいく練習をするわけなんだ。
「書く」という創造的な行為ができ始めたのは、基礎となる丸暗記、つまり反復練習を経てからだった。
そう。
実は、創造性というのは、徹底的に行う反復練習の先に発揮される、んだよね。
基礎がない、土台がしっかりしていない状態では、スーパープレーはできないし、安定感だってない。
逆に、徹底的に反復練習を重ねて、基礎が「無意識にできる」ようになることで、個性も出てくるし、楽しさだって感じられるようになってくる。
メンタルに関して言っても、メントレを徹底的に反復練習していくと、
自分に価値があるのなんて当たり前
という感覚になっていく。
そこで悩まなくなるし、そこに恐れは感じなくなる。
結果、余計なことを考えないで済むから、
好きなことに熱中できる
わけなんだ。
結果が出ない時期なんかも前向きさを失わないから、
安定的に物事に取り組み続けることができる。
落ち込む時間がない、もしくは回復が早いことによって、
やりたいことに力を注ぐことができるし、【人生を大切にする】ことができるんだよね。
だから、とにかく反復練習を大事にしよう。
基礎は「無意識でできるまで」繰り返そう。
ちょっと分かってきたかな、という段階でやめるんじゃなくて、
圧倒的にできるようになるまでやり切ることで、次のステージが見えてくる。
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