よく書くことだけど、「自分のレベルに合ったことをやる」。
これが全ての活動に楽しさややる気や自信をもたらす本当に大きなカギになってくる。
要は「難易度設定」ということなんだけど、ここはこれからも何度も書いていきたいところ。
この間、ていうか今朝、ある記事を読んでいたら「アタマプラス」という会社が目に入った。
この会社、AIで子供の勉強を助けよう、っていう会社。
はい、出ました、AI。
子供の今の学力、苦手、やるべき課題をAIが的確に判断して、「これやってちょ」という感じでタブレットにやるべき課題がピコンと出る。
それを次々とこなしていくだけで学力がつく、というもの。
AIは当然賢いので、難易度設定を間違えることがない。
常に「その子にできるかどうか微妙な、でもちょびっと頑張ればできる」という問題を提示してくるわけだね。
そのシステムを有名どころの塾、栄光、城南、駿台、Gakken、明光義塾、早稲田スクール、などなどがすでに導入済みだと。
ふむ。
一人一人に合わせた学習内容を用意してあげる。
それをAIがやるから精度が高い。
しかも、先生は指導に時間を使わなくて済むから、空いた時間で他の雑務もできると。
塾業界というのは割と労働時間の長いところで、そういう意味でも塾的には助かるのだと思う。
このシステムを導入することで成績も上がっていくわけだけど、AIがやっているのは「正確な難易度設定」。
これさえあれば、人は自信を失うことなく、やる気を奪われることなく、実力をつけていくことができるということ。
ただ、このシステムが世の中に存在する前から成績を上げられる人は山のようにいたわけで、自分で難易度設定ができるなら、それでいい。
難易度の高いものが出てきたら「これは今の自分には難しいだけ。ちょっと難易度下げてやっていけば、できる」という判断を自分自身で出来ること。
そこで「自分はダメ」と考えて自信を失うという選択をするのではなくて、
たとえ他の友達が、
「うえ〜い、おまえ、そんなのもできねえのう( ̄▽ ̄)へっへ〜い!」
って言ってきたとしても、
「今の自分には難しいだけだ。レベルを下げて段階的に練習すればできると俺は分かっている」。
だから、余裕の笑みで、
「そうなんだよね、お前はできてすげえなあ^^」
と言える、ということ。
自信を失うなんていう選択肢は、ない。
独学で伸ばせる力というのもあって、
それは、自分で自分の課題を発見し、その課題をクリアするための宿題を自分で用意できる力。
人生を生きていると、自分のどこに課題があるのか、何をすればいいのかというのを自分で判断しないといけなくなってくる。
勉強には明確な答えがあるけど、人生には答えがない。
仕事をしていくにしても、何をどう改善すればいいのかが分からないことっていうのはよくある。
まずそもそも自分のどこに課題があるのかを発見するところから始めるわけだね。
これが意外にむずい。
まじ。
AIにだって分からないしね。
Siriに「俺は何をすればいいの?」と聞いても、的確な答えは返ってこない。
誰かのブログを読んでも、
「好きなこと、しよう!」
「やりたいこと、やろう!」
と書いているだけで、そこに具体性がないことがほとんど。
自分がどう生きたくて、どこを目指していて、どういう自分になりたいのか。そして、今自分はどこにいるのか。
そういったところから自分で判断しなくてはいけないわけだね。
ここで【難易度設定のスキル】が必要になってくる。
そのスキルがないと「難しすぎることをやってメンタルがボンバー」という状況によくなるんよね。
簡単過ぎれば「退屈すぎて飽きた」となる。
ボンバーか。飽きたか。になっちゃう。
自分の今の力を客観的に判断し、今の自分にとって適切なハードルを用意すること。
この力があることで、自信とやる気を奪われることなく、力をつけることができるんだね。
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