日々触れている情報の質があなたの未来を決める。情報過多の時代に求められる「情報断捨離力」とは?

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京都大学を目指して勉強していたとき、私の心の中には合格できるという思いや、その目標に向かっていく情熱でいっぱいでした。

その当時よく、夢を叶えた人の本なんかを読んでいて、自分もそうなるんだと自分を励まし、そういった情報しか頭に入れていなかったので、自分もできるという確信はほとんど揺らぐことはありませんでした。

その当時と今の環境を見たときの一番の違いは「ネット」と「SNS」です。

当時はそういったものがまだ流行っておらず、連絡を取るときは「メール」だったし、携帯を触るようなこともほとんどありませんでした。

しかし、現在は「スマホ」があることからも、簡単にネットやSNSにアクセスすることができます。

それはもちろん便利なことですが、一つ懸念材料があるとすれば、ネガティブな考え方や信念も簡単に自分に与えられるようになった、という点が挙げられます。

これは懸念というよりも本当にまずいことだなと思っているのですが、私たちはネガティブな情報が入ると、入った瞬間に自分自身や自分の願いに『疑い』を持ってしまうものです。

疑いを持った瞬間、自分の感情はネガティブなものになり、恐れや不安、緊張、どうせできないといったような思いが湧いてきます。

すると、本当に行動できなくなるし、毎日楽しくなくなるし、全然現実が変わっていかない、ということが起こるのです。

そして人は、ネガティブな情報に触れれば触れるほどネガティブになり、その状態が、さらなるネガティブな情報を求めさせ、もはやそれが自分の「アイデンティティ」というレベルにまで凝り固まってしまう人もいます。

「アイデンティティ」になるということは、それが「自分自身である」ということですから、変わることは相当難しくなるわけです。

それが「アイデンティティ」になれば、いつも自分の状態は悪くなり、恐れや不安でいっぱいの状態が続くようになります。

その状態から抜け出すためには、定期的に、できれば毎日、自分には価値があり、自分には目標を達成できる力があるのだという情報を得る必要があります。

ただ、ネット社会というのは、基本的にネガティブなこと、攻撃的なことを書いた方が短期的なアクセスが集まりやすいという傾向にあり、アクセスを集めたい人たちはそういった情報を意図的に書いたりします。

しかも、情報の発信者の意識レベルが発信にはそのまま反映されますから、人生に絶望したり、誰かのせいにする被害者意識を持った人たちの情報に日々接していれば、

自分自身も、全く同じような人間になっていきます。

本当です。

あなたが日々接している情報は、あなたの未来です。

そう考えたときに、あなたはどんな情報を自分の頭に入れたいと思うでしょうか。

脂たっぷり添加物まみれのジャンクフードばかり食べれば、体は病気になります。

心も同じで、ネガティブな情報ばかり得ていれば、確実にあなたの未来に影響を与えます。

たった一度の人生なのに、そんな自分のためにならない情報に接していることに意味はあるのでしょうか?

もう二度と今日はやってこないし、人生で一番若いのは今日だし、この瞬間は絶対に二度とやってきません。

そのことを深く深く自覚してみること。

さらに、これだけネット上の情報が増えると、普通の発信ではなく変わった発信をしなければということで、人が良くなる上で大事なことの本質は書かずに、少しひねくれたことを書こうというような意識が書き手に生まれたりします。

本質的なことは、案外シンプルだったりするので、差が生まれにくいのです。

ただ、「人が良くなる」本質というのは昔から変わらないし、これからも変わりません。

人間というものそのものの話なわけですから、そう簡単に変わるわけがありません。

例えば、私は「価値がある」ということを書き続けていますが、読者さんも同じことばかりを書かれたら「飽きる」と感じるかもしれませんが、飽きるくらいがちょうど良いのです。

同じことを何度も何度も繰り返し、それが読者さんの「当たり前」になるまで、書き続けること。それが大事だと思っています。

一回書かれたくらいで分かるものでもないし、タイミングというのもあります。昔読んだ本に書かれてあったことがようやく分かった、といったことがありますが、それと同じようなことがあり得るもの。

世の中には、「自分の成功を信じて疑わない」という人が実際にいます。そして、実際に成功を手にしていく。

それはもはや才能とかそういう次元の問題ではなく、ただただ「メンタル」の問題であり、それは誰にでもできることなのです。

そしてそういう人は、絶対に自分を疑わせるような情報を自分に入れないし、触れたとしても即シャットアウト。自分の中で消化しません。

それが最も自分の人生を良くする方法だからです。

「心のジム」でも、とにかく参加者が自分を信じられるよう、恐れや不安、緊張のない「状態」を得られるようなジムにしていきます。それが、本当に本当に大事なことだからです。

「ジム」にいることで望むものに焦点を合わせ続けることができ、ネガティブ情報が氾濫している現代社会の中で最も難しい「自分を良い状態に保つ」ということを実践できる。

本当に、この現代社会ではそういう場所が必要だと痛感しています。

大事なことは、普段触れる情報、自分にかける言葉、そういったものに意識的になり、自分自身で、自分が望む人生を作っていくことです。

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