さて今日は、「いかにやる気を持続させるか?」
というテーマについて。
このテーマに関しては、自分が個人で働いていて会社に勤めていないという状況もあって、かなり考えてきました。
というのも、会社で働くのと違い、誰からも指示をされず命令もなく、全ての活動を自分で決められる。
そういう状況だと、何をどこまでやるかは、全て自分のやる気次第、ということになる。
すると、自分のやる気をうまく維持できないと、全てがストップしてしまうんですよね。
人によっては、それはなかなかハードモードだと感じるかもしれないし、
内側からやる気を出すのが難しい場合には、実際にハードモードになる。
三国無双で言うと、「修羅」という感じ。分からない大半の方、すみません。笑
やる気の源泉には色々とあって、例えば「楽しむ」ということもすごく大事な要素になってきます。
ただ、今回は「主体的に技術を向上させる意識を持つ」という点からやる気について解説しようと思います。
単なる「成長」とか「向上」ということでなく、「主体的に技術を向上させる意識を持つ」としたのは、
まず、成長や向上を主体性なく他人ベースで始めると、しんどくなってしまうことがあるから。
言われたからやる。
これは、他者が主体になっている状態で、自主性や主体性が薄い状態。
基本的に、主体性と自主性が薄いと、人のやる気は持続しません。
主体性と自主性が薄くなると、「やりたいこと」ではなく「やらなければならないこと」になってしまって、
成長や向上が嫌いになってしまったりするもの。
成長?しんどい。
向上。めんどくさい。
と感じるようになってしまうわけですね。
他者から否定されたくないから成長したいという動機だとあまりワクワクしなかったり、ビクビクした感じになってしまう。
その場合に考える成長というものは、「今自分にできていないことの否定」だと捉えてしまうから。
他人に否定されるのが怖くて、成長しなきゃいけない、と感じている状態。
これだと楽しくないし、
できないことを嫌いになる傾向も出てきます。
ただ、例えば【ゲーム】のことを考えてみてもらえると、
できないことがあることは、それ自体がテンションを下げるものじゃないことが分かる。
というのも、ゲームが退屈になるのは「もうやることがなくなった」とき。
つまり、クリア間近、もしくは実際にクリアしてしまったとき。
「まだできないことがある」「まだやることが残されている」というのは、
「まだこのゲームを楽しめる」ということであり、
できないことがあることは【喜びの源泉】になっている。
今できないこと=喜びの源泉
という捉え方も可能なんですよね。
逆に、できないことがなくなれば、「もうやることがない」ということ。
もうやることがなくなったときに、退屈や憂鬱を感じたりするわけです。
これはゲームの話だけではなくて、
やることがない
クリアする課題がない
とき、退屈を感じて、憂鬱を感じて、「やる気が出ない」「やる気が持続しない」という状態になったりする。
つまり、「もうやることがないと感じていること」が「やる気の低下」「意欲が湧かない」原因になっているケースってあるんだね。
そこで大事になってくるのが、
主体的に課題を見つける、主体的にできるようになりたいことを設定する、こと。
主体的に自らの意志で「これをできるようになろう」と考えること。
そうすると、仕事に対しても人生に対しても、やる気が湧いてくる。
やることがある
取り組みたいことがある
というのは人生において大事なことで、それを自分の力で設定できるようになっちゃえばいいということ。
基本的に、技術を向上させることって楽しいこと。
もちろんそれは自分を向上させるということでもあるんだけど、
「技術」と捉えることで自分と技術の分離をすることができるから、できないことがあっても楽しみやすいと思う。
自分と技術の分離ができていないと、できないことがあったときに落ち込みやすかったり、
プライドが傷つくとかそういう面倒くさい感情になったりするから、
自分と技術を分離しておくという意味で、「主体的な技術向上」という書き方をしています。
話を戻して、
もちろん今のままでも特に問題はないんだけど、ゲーム感覚で、それが楽しいから、
「できるようになりたいことを設定する」こと。
そこには、自分のワクワクがあることが大事。
自分が本当にワクワクする、
まじでそうなったらテンション上がる、
それができるようになったら自分を尊敬できるし、
それができるようになったら面白いし、
そんな自分になってみたい!
と思うようなこと。
一旦、現状の自分を無視して、
「どうなったら本当にワクワクするか?」
を考えてみてください^^
自分の仕事、自分のやりたいことにおける「最高にワクワクする自分の姿」というのは一体どういうものなのか?
を考えてみること。
「まあこんなもんでいいか」「こんなもんだろう」と思えば、楽ではあるんだけど、退屈だったりする。
それは、さっきも書いた通り、
やることがない
から。
楽だけで楽しくない
というのは、「まあこんなもんだろう」と、
自分のワクワクの追求、自分の心が本当に踊るような感覚を忘れてしまったときに起こるものなんだね。
自分のワクワクする感覚、そうなったら本当にすごいぞ!と思えるようなこと。
そういう設定を主体的にできること。
そうすれば、自分のやる気を自分で高めることができるようになってきます。
特に、会社勤めでもそうですし、個人で働いている場合もそうなのですが、
マンネリと呼ばれる状態、業務をこなすことに慣れきった状態。
そういう状態になったときに、退屈を感じたり、やる気の持続が難しいと感じることがある。
実際、このブログを書いているイケジュンも、ワクワク感ではなく、
義務感や停滞感を感じながら文章を書いていた時期ってあって、
そのときはやる気の持続にすごく悩んでいました。
なんとか文章を書いてはいるけど、しゃーなしで書いている、それが習慣だから書いている。
という、あまり高いエネルギーが乗らない状態で書いてしまっていたんです。
そのときというのは、とにかく楽しくない。笑
エネルギーが乗らないから。
エネルギーが乗らない、内側から本物のやる気が湧いていない状態では、全然楽しくないし幸せじゃない。
そういう状態になったときがあって、
そのときに実行したのが今回書いていること。
自分の中で主体的に成長を意識すること。
今のままでも別に問題がなくても、
「そっちの方が楽しいから、意図的に成長することを目指す」
ということをやっていきました。
ベースになっているのは自己否定ではなく、
そっちの方が楽しいから( ̄▽ ̄)
という感情です。
そうすると、内側からエネルギーが湧いてきて、やる気は持続できるように。
仕事をしていれば、その仕事における技術向上ができると思いますし、
「いや、仕事が単純作業なんです」という場合とか、仕事における技術向上がイメージできない場合は、
心の状態を上げる技術を磨き上げるのもオススメ。
心の状態を上げる技術を磨くことを楽しむ、こと。
具体的には、対人関係の中で相手の良い部分を見たり、肯定的な声かけをしたり、どうすれば自分や周りを元気にできるのか?を問うたり。
人間関係の中で自分や他人の状態を整えてあげる技術。
そこを磨くことを楽しんでいく。
それができるようになれば、職場の人間関係も向上するし、恋人や家族との関係も良くなっていきます。
職場や家族との関係性が良くなれば、日常の幸福感も増し、状態もさらに向上してくるもの。
実際に現実的なメリットがたくさんあって、しかも技術向上を楽しむことができ、
楽しめば楽しむほど実際に自分の願望実現につながっていく。
実際、「自分がワクワクする感覚になる設定を持つこと」も、心の技術です。
そういう意味で、
仕事上の具体的な技術の向上
と
心の状態を整える技術の向上
この2つにおいて主体的に「ワクワクする設定」を持つようにすると、やる気の維持、持続も可能になってくると思います^^
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