さて今回は、フリーランス、副業などをする方の「やる気問題」について書いていこうと思います。
テレワークなども増えて、「やる気」が課題になることも多いのではないかと思うので、
大切なポイントをまとめていきます。
小さく動くことの、ものすごい効果
まず、すごく具体的で実践しやすいところから書くと、「小さく動くこと」です。
別の言い方をすれば、脳のスイッチを入れること。
脳は基本的に動き出す前にはスイッチが入っていません。
スイッチが入っていないということは、やる気も出ていないということ。
スイッチが入れば、自然にやる気も出てきます。
なので、とにかくまずはスイッチを入れる必要があって、
そのためには「とりあえず動く」ことが必要なのです。
例えばテレワークをするとなると、普段であればやっていた「移動」をしなくなります。
会社まで行っていた頃は、とりあえず外に出て、歩いて、電車に乗って、階段を上り下りしていた。
それが「運動」になっていて、脳のスイッチをオンにしてくれていました。
結果、会社に着いた頃には脳も仕事をするモードになっている。
だから、会社に行くとなんだかんだで仕事ができたりするわけですね。
フリーランス、テレワークでやる気が課題になることが多いのは、
会社に行っていた頃はあった【脳にスイッチを入れる作業】がなくなるからです。
家にいるわけなので、自然に過ごしていると、脳にスイッチが入る機会がない。
スイッチを入れるには、意識的に何かやってみるというステップが必要になるわけです。
なので大事なのは、脳にスイッチが入ることをすること。
もっと言うと、
脳にスイッチが入るようなことを『習慣』にしてしまうこと。
習慣になれば、日常の中でごく自然にその行動を行い、
ごく自然にやる気が出るようになります。
一番のお勧めは、朝に軽い運動をすることです。
外に散歩に出てもいいですし、軽い筋トレやヨガなどをやるのも良いです。
運動すると、血行も良くなり、体も鍛えられ、脳にスイッチも入り、やる気も出ます。
良いことしかありません。
こう書く僕自身、朝は軽いランニングからスタートします。
運動を朝に取り入れるようになってから気分も体調も非常に良いですし、自然にやる気も出ます。
また仕事に関しても、とりあえず始めてみることが有効です。
ブログを書いたり文章を書く仕事なら、とりあえず書き始める。
もしくは全体像をとりあえず考えてみるなど、とにかく小さくスタートを切ってみる。
すると、気分が乗ってきて、やる気も出て、気づいたらたくさん行動できているんですよね。
自分のモチベーションの源泉を知る
次に大事なのが、自分のモチベーションの源泉を知ることです。
自分はどういうときにやる気が出るのか。
何に対して意欲を強く感じるのか。何のためなら行動しようと思えるのか。
自分の核となる意欲の源泉を知ることで、僕らは格段に動きやすくなります。
それを知る１つの方法は、自分を振り返ってみること。
自分がどういうときに行動できたか、
どういうときに強い意欲を感じたかを確認してみる。
また、今から色々と試してみるのも良いです。
どういう意識のときやる気になり、どういう意識のとき動けないのか。
試行錯誤していく中で、自分のモチベーションの源泉にたどり着くことができます。
自分自身を知ることができれば、自分独自のモチベーションの源泉にアクセスできる。
すると、そこからエネルギーを得続けることができるようになるんですよね。
結果、やる気に困らず行動することができるようになっていきます。
こちらにも詳しく書いています。
note版【自分だけの「やりたいこと」を明確にするメントレ 】
ワクワクするビジョンを描く力
先ほどのモチベーションの源泉の話と深く関連するのですが、
モチベーションの源泉をもとに、
心からワクワクする未来、ビジョンを描けることも重要です。
例えば、修学旅行の前日というのは、明日が楽しみすぎて眠れないくらいワクワクしていますよね。
自分の未来に対して、仕事を通じて生み出す未来に対して、心からワクワクできること。
それができれば、未来からエネルギーを得ることができます。
ただ、僕らは普段生きているとき、あえて未来を考えることってあまりありません。
考えたとしても、週末のことくらい、ということが多いもの。
なので、大事なのは、
あえて未来のワクワクするビジョンに思いを馳せる時間を取ること
です。
あえてその時間を取ることが大切。
なぜなら、気づいたら僕らは日常のやるべきことに心を奪われ、
「何のためにやっているのか」
「どういうビジョンを実現したくてやっているのか」
を忘れてしまうからです。
未来のビジョンに対する臨場感がそうやって薄れていくと、エネルギーが湧かなくなってくるんですよね。
なので、ビジョンを心の中に描きワクワクする感情を感じる時間をぜひ取ってみてほしいと思います。
体力をつけると、やる気が出る
次に「体力」について。
実は働く上で体力ってすごく大事で、集中力や作業できるキャパシティに影響してきます。
フリーランスの人は家で仕事をする人も多く、運動不足になることが多いです。
運動不足になると、体力がどんどん落ちます。
人間の体というのは【使わないものは衰えていくという原則】に基づいているもの。
家で仕事をして運動不足になり、歩くこと、筋肉を使うことがなくなっていくと、
どんどん肉体は衰えていくんですね。
肉体が衰えると、作業できる量や時間が減っていきます。
作業できる量や時間が減っていくというのは、
気力が続かない、体が疲れてしまってやる気が出ない、
やる気になれない状態になっていくということ。
実は「体力が不足している」「肉体の力が衰えている」ことがやる気が出ない大きな要因になっているのです。
疲れやすい体になると、やる気は低下していくわけなんですよね。
じゃあ、疲れにくい体はどうすれば作れるか。
短期的に疲れるような取り組みをすることです。
逆説的なのですが、人間の体はそういう風にできていて、
疲れることをするから、疲れないように進化します。
筋トレなんかは分かりやすいですが、
現在の力の限界まで筋肉を使ってあげると、次回移行それに耐えられるように筋力が上がるわけです。
短期的に疲れるくらいまで体を使うと、それに耐えられるように体力がつきます。
なので、疲れにくくなっていく。
疲れにくい体を手に入れるには、短期的に疲れるような取り組み（運動や筋トレ）必要があるんですね。
すると、体力がつき、仕事に対するキャパシティも増え、やる気も下がらなくなっていきます。
フリーランスとして働く上で「肉体の管理」も非常に重要になるので、ぜひ意識してみてほしいと思います。
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