職場でストレスを溜めないメンタルの技術を紹介します。

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さて今日は、職場でのストレスを減らす方法について書いていきます。

職場というのは人生を相当な時間を過ごす場所。

 

そこでのストレス度合いって、ダイレクトに人生の充実に影響してきますよね。

 

職場で快適に過ごせればそれだけでクオリティオブライフが上がるってなことなので、その方法について一緒に見ていきましょう。

 

【受容】することでストレスは減らせる


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職場におけるストレスは、大きく2つに分けられます。

 

1つが、結果。

 

つまり、ノルマをこなせるかとか、数字を出せるかとか、そういうところ。

結果を出せるか不安でお腹がキリキリするとか、不安でメンタルがボンバーとか、そういうことってあり得る。

 

もう1つの原因が「人間関係」。

 

職場におけるストレスの主因は、

 

・結果
・人間関係

 

この2つ。

結果のプレッシャーか、人間関係のストレスか。

どっちも大きなストレスになり得る要因になってきます。

 

ここではまず「人間関係」を見ていきますが、基本的に、世の中に完璧な人っていないもの。

このブログを書いているイケジュンも全然完璧ではないし、足りない部分もたくさんある。

 

会社で一緒にいる人たちもそうで、

中には「ま、まじか…( ´Д`)」と感じる人もいるかもしれない。笑

 

そういう場合に、まず大前提になってくるのが「世の中には完璧な人はいない」ということ。

 
自分や他人に対して完璧を無意識に求めていると、実はそれがストレスの要因になってきます。
 

 

というのも、完璧を求めると「できていない部分がめっちゃ気になる」状態になってしまうから。

 

完璧をイメージしているのに相手がそうでないと、その「そうでない部分」に対するフォーカスが強くなる。

 

相手の悪い部分、できていない部分、未熟な部分がすごく目に入ってしまうんですよね。

 

結果、相手を責めたり、否定的に見る心の状態になる。そうなると、相手はそれを敏感に感じて、嫌な気分になる。

 

嫌な気分になると、あなたをことをちょっと嫌いになる。

そのちょっとの嫌いが物の見方を変えて、負のメンタルスパイラルが始まって、どんどん関係性がネガティブになってしまいます。

 
完璧を求める→できていない部分にフォーカスがいく→相手のことがちょっと嫌になる→相手にその思いが伝わる→関係性が悪化する→ストレス発生!!
 

ということになっているわけです。

 

 

世の中に完璧な人はおらず、誰もができないことや未熟な部分がある、それは自分も同じだ、と完璧でないことを受け入れるメンタルを持ってみること。

 

そうすると、他者に対して【受容】の気持ちが芽生えやすくなります。

 

「しゃーないよな」と思えて、できていない部分、ダメな部分に対するフォーカスやジャッジを弱めることができる。

 

そうすると、その人に対するネガティブな感情が減り、その良い状態がその人に伝わり、

結果、その人との関係が改善することも。

 

人間関係が改善されたわけなので、ストレスが減る、ということになるんですね。

 

会社で一緒に過ごす時間が増えれば、周りの人の良くないと感じる部分もたくさん見えてくるはず。

誰もが完璧ではないし、個性があり、その人のペースがあり、過去から積み上げてきた習慣がある。

だから、自分が見たときに「良くない」と感じる部分ともたくさん出会うと思う。

 

そのときに、完璧という場所から相手を裁くのではなく、まずは受容の気持ちを持つ。

しゃーないよね、と。

 

受容することで相手に対するジャッジが弱まり、相手の良い部分、素晴らしい部分、そもそも素晴らしい存在であるといことが見えるようになることも。

 

その心の状態になるだけでストレスは減るし、実際に人間関係も良くなることでさらにストレスは減るはずです。

 

【一般化しない】ことでストレスを減らす


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次に、「結果」についてのストレスを減らしていきましょう。

 

仕事の中身においてストレスになってくるのは、失敗やミス、うまくいかない、ということ。

 

失敗やミスで落ち込んでしまう、自信を失い、その心の状態がストレスなってくることがあります。

 

その場合、メンタル的に何が起こっているかというと、

 
無意識のうちにミスを一般化してしまっている
 

ことが多いです。

 

例えば、1つのミスをしたときに「自分はダメだ」と考える。

これはすでに【一般化】です。

たった1つの具体的なミスを「自分はダメ」という大きな枠組みで捉えすぎています。

 

1人の人と相性が合わなくて、嫌われてしまったとしましょう。

そのとき、「私は全人類に嫌われる存在なんだ」と考える人がいたら、ちょいちょい、それは言い過ぎ、と思いますよね。

 

これは極端な例ですが、要はそういうことです。

1人の人に嫌われたというのはあくまでも「その1人限定の話」であって、

みんながそうであるとか、ましてや全人類が、なんてことはありません。

 

そこまで行かなくても、例えば、社内で1人うまくいかない関係性の人がいたとしても、ほかの人とはうまくいっている。

他の人とはうまくいっているのに「自分は人間関係を作るのがうまくない」と考えたとしたら、それはちょっと待って。
 

その1人以外とうまくいっているのであれば、逆に「人間関係構築のプロ」と呼んでもいいくらい。

一般化というのはそうやって、たった1つ、たった1人の存在だけで、自分のメンタル状態を下げ、ストレスの原因を生み出すこと。

 

逆に、メンタル状態を整えるためには、

 
個別化
 

 

を行えばOK。

 

一般化とは逆で、たとえばミスに関しては、

 

今回はミスをしてしまった(普段はできている)

今日はうまくいかなかった(今日は特別で、普段はできている)

 

といったように、ミスを一般化するのではなく、個別化していく習慣を持ちましょう。

 

人間関係でも同じです。

 

この人とはうまくいっていないかもだけど、他の人とはうまくやれている

という風に、事実を冷静に見ていく。

 

一般化ではなく、個別化

 

そう意識するだけでストレスを減らすことができます。

 

仕事以外の楽しみを持つ


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次に、仕事以外の楽しみ、について。

仕事以外に人生の中で楽しみを持つのはすごく有効。

 

なぜかというと、仕事以外に何か楽しみがないと、休日も仕事のことを考えることになる。

だけど、休日だから仕事に関してできることもあまりなかったりする。

 

あまり今できることもないんだけど、ただ、他にすることもないから考えてしまう。

結果、ネガティブな考えもその中に含まれてしまって、休日もあまり心が休まらなかったりします。

 

思考が仕事のことでいっぱいになるがゆえに、そこにネガティブな考えも含まれてしまって、

良いアイデアも生まれなかったり。

 

逆に、休日には外に出かけたり、仕事とは関係のないことで楽しんでいると、そもそもその時間がストレス発散になるし、

 

脳は無意識レベルで「どうすればいいか?」と解決策を考えているから、

ふとしたときに「あ、こういうのはどうかな」というアイデアが浮かんだりする。

 

古今東西、良いアイデアが浮かぶのは深刻になっているときより、ふとした瞬間、リラックスしているときだったりするもの。

 

休日、することがなくて深刻に考え込むよりも、楽しんでリラックスをして、良い状態でいることで良いアイデアも浮かぶ。

 

しかも、休日は仕事以外のことをしているから、仕事を始めるときに新鮮な気持ちで取り組むことができる。

 

メリハリがつくことで長期的にモチベーションを維持することもできる。

 

なので、長期的な視点から見ても、仕事以外の楽しみを持つことってすごく有効。

遠慮なく、意味のないこと、何の生産性もないこと、何の役にも立たないこと、ただ好きで、ただ楽しくて、というものを大事にしてみましょう。

 

コントロールできることに集中する


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仕事をしていると、自分にはコントロールができないことに多々出くわすもの。

例えば、自分の上司がどんな人かとかマジでコントロールができない。

どんな人が部下になるか、どんなお客様が来るか。

 

コントロールできないことが多い中で、どうやって状態を保てばいいのか。

 

それは、自分にコントロールできることとできないことを自分の中で整理すること。

 

 

例えば、

大坂なおみ選手が世界ランキング1位に輝いた当時コーチを務めていたサーシャ・バインコーチは著書の中で、

 
メンタルを強くするには、自分にはコントロールできないことが存在することを認めることが大事だと書いています。
 

テニスにおいてコントロールできないこととは例えば、相手の好不調。

相手が絶好調か絶不調かはこちらではコントロールできません。

 

だから、相手がたまたま絶好調で素晴らしいショットを打ってきたとしても、それでも自分の素晴らしさや巧さ、練習してきたことは変わらない。

 

だから、相手どうであろうと、コントロールできないことのことは考えずに、ただ自分ができることをやればいい、とサーシャコーチは言うわけです。

 

 

サーシャ・バインコーチの言うことを受け、大坂なおみ選手は見事心を整えて力を発揮し、世界ランキング1位に。

 

仕事においてもコントロールできないことってたくさんある。

特に人間関係では本当に多い。

 

相手がどう思うか、相手の今日の機嫌はどうか。

そういうのは分からないし、コントロールできない。

 

 

もしかしたら上司の子供が風邪を引いてしまって、看病のために寝不足になってしまいそれが原因で機嫌が悪いかもしれない。

 

いや、そんなん知らんし( ̄▽ ̄)ってなる。笑

 

だから、そういうのは「ああ、これは自分にはコントロール不能だし、自分のせいでもないから気にする必要なし」と判断していけばOK。

 

できないこと、どうしようもないことは気にしない。

ただそれだけでもかなりストレスは減るはず。

 

さらに「自分にできること」をやっていれば、それ以上できることはないし、今自分にできることはやっているから自分の中で納得感を感じることができる。

 

私はやれることはやっている

 

という納得感が自分の中で生まれるんですよね。

 

その感覚を感じているときってストレスは感じなくて、充実感とか自信を感じることができる。。

 

なので、自分にコントロールできることとできないことを分けて、自分にできることに集中していくのがおすすめです。

 

 

 

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