他人と比べて落ち込むをガチで解決する方法【比較癖をやめる】

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さて今回は、「他人と比べて落ち込む」を解決していきたいと思います。

このテーマは色々な観点から解説できるところなので、いくかの切り口から書いていきます。

 

大きく分けると、

 

・自分を受け入れる(強みを知る)

・願望実現できると信じられる

 

ことが重要です。比較して落ち込むときは基本的に、

 

・自分を受け入れられず、自分にないものを嘆いている

・成功している他者を見て、現状のできていない自分を見て落ち込む

 

という2つの方向で落ち込むもの。

 

自分を受け入れると比較で落ち込まない


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例えば、魔法を使えない戦士が魔法使いを見て、

 

まじ、俺ってダメなやつ…メラの1つも使えやしねえ、落ちこぼれさ…」

 

と落ち込んだとしたら、これは自分を受け入れらない状態ですね。

 

戦士なので、魔法を使える必要はありません。

 

戦士は戦士らしく、前線で体を張るお仕事があります。

 

その「自分にできること」「自分が持っているもの」に目が向かず、その価値に気づかず、自分を責める。

 

それが、自分を受け入れられない状態です。

 

逆に、自分を受け入れている戦士は、

 

「うほー!魔法使いの魔法まじやべえ!すごすぎ!」と言いながら、

 

「よっしゃー、今日も筋トレ頑張ろう!( ̄▽ ̄)」と言ってジムに行きます。

 

能力は同じ、特技も同じでも、自分を受け入れていれば相手を称賛もできるし、

自分の好きなことに打ち込むこともできる。

 

例えば、このブログを書いているイケジュン自身、天才肌ではありません。

 

完全にコツコツタイプで、うさぎとカメで言えば、完全なるカメ。

 

ガチのカメです。

 

なので、自分を受け入れられなかった頃はうさぎ系の人に憧れましたが、カメにはカメの良さがあります。

 

例えば、今自分はこうやって文章を書くことが仕事になっていますが、

一つ一つにつまづき、のろまに乗り越えてきたからこそ、

言葉にするのが得意になりました。

 

意識的な訓練によって色々と乗り越えてきたので、

細かく色々なことが見えるようになったんですよね。

 

それを言語化するのもできるようになりました。

 

結果、今の仕事に完全に活きています。

 

他にも、自分の家はあまりお金がなくて、家も団地でかなり狭かったです。

 

学校はずっと公立で、塾とかもほとんど行けませんでした。

 

だけど、そのおかげで自分で工夫する力がついたし、考える力もつきました。

 

自分は京都大学法学部を受験したのですが、普通にやっていたら中高一貫の人たちに勝てない。

 

でも、だからこそ、工夫する。

 

自分にあるものを活かそうとする。

 

結果、ずっと公立で、塾にもお金を全然かけていませんが、京都大学法学部に合格しました。

 

結局、生まれたところは自分にとって、かなりベストな環境だったのだと思います。

 

という風に自分を受け入れることができると、

うさぎさんがぴょんぴょん飛び跳ねていても「良い飛びっぷりだねえ( ̄▽ ̄)」と余裕を持って思えるようになってきました。

 

結局、自分は自分に与えられたものを活かして、自分がやれることをやるだけだ、という感覚になってくるんですね。

 

なので大切なのは、

 

・自分の強みに目を向ける
・自分や環境や状況の肯定的な側面に目を向ける
・自分にあるものに意識を向ける
・今自分にでききることに集中する

 

などを意識することです。

 

ないもののこと、コントロールできないことを嘆くと、どんどん状態も下がっていくので、

 

上記のことについて意識的に考えるようにしてみましょう。

 

比較して落ち込むのは「フォーカス」が原因


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次に、【成功している他者を見て、現状のできていない自分を見て落ち込む】という状態の解決法について。

 

この状態になるときというのは、その他者の存在がまさに、

「自分がそうしたいと思っていること」を体現していることが多いです。

 

その上で、【現状のできていないこと】を強く意識してしまう結果、落ち込むわけですね。

 

基本的にメンタルの構造として、

 

願望に対してできていないこと、足りないこと

 

に意識を向けると心の状態は下がるようにできています。

 

それが「心の仕組み」です。

 

振り返ってみてもらうと、できていない、足りていないものに意識を向けたときに状態は下がっていると思います。

 

今回、視界に入っている「成功している他者」を見ると、コントラストが強くなり、

自分ができていないこと、足りないことが強烈に感じるようになります。

 

また、自分はできていないのに他者はできているという事実がそこに拍車をかけ、

 

先ほどの「自分を受け入れられない」と相まって、状態が下がってしまうわけです。

 

【自分を受け入れられない×現状の足りないことにフォーカスを当てる】

 

ことによって状態が下がる。

 

100(受け入れらない)×100(足りないフォーカス)=10000(メンタルダメージ)

 

みたいな感じですね。

 

もし先ほど書いた「自分を受け入れる」ができるようになって、100が10になると、

 

10(受け入れられない)×100(足りないフォーカス)=1000(メンタルダメージ)

 

という風に、メンタルダメージを減らすことができます。

 

なので、両方の力を高めていくことが重要。

 

逆に、【自分を受け入れる力】と【願望実現を信じる力】が高まってくれば、

 

100(自分を受け入れる)×100(願望実現を信じる)=10000(エネルギー)

 

という形になっていきます。

 

比較して落ち込まない具体的な方法


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話を戻して、

 

ではどうすれば【成功している他者】を見たときのメンタルダメージを減らすことができるのか?

 

結局のところ、

『願望に対して現状のできていないこと、足りないことにフォーカスが向いている』ことが状態低下の真の原因なので、

 

未来に意識を向ければいい

 

のです。

 

現状のできていないこと、足りないことに意識が向いているのが問題なのだから、

 

未来志向になり、未来に意識を向けてしまえばいい。

 

例えば、

 

「あれは、将来の自分の姿だ」

 

と言ってみてください。

 

それだけで気分が変わり、明るくなる感覚がありませんか?

 

全く同じ【成功している他者】を見ているはずですが、

何に、どこにフォーカスするかによって全く気分は変わります。

 

それがメンタルの力であり、メントレで伸ばせる力です。

 

成功している他者を見ていることが状態低下の原因ではなく、

 

現状のできないこと、足りないことにフォーカスが向いていることが状態低下の真の原因。

 

他者はあくまでも、きっかけに過ぎません。

 

だから、成功している他者はそのままで、

自分のフォーカスさえ変えてしまえば状態は上げられます。

 

状態が下がったのは相手のせいではなく、状態低下の真の原因は自分のフォーカスにある

 

と気づくことが大切です。

 

世の中では、嫉妬だったり、他者への苛立ちなどが原因の人間関係のなんやかんやがあったりしますが、

一人一人の己のメンタルへの理解があれば本来起こり得ないことです。

 

自分の状態低下の原因は、自分のフォーカスにある

 

と気づければ、他者はそのままで、自分の内側を整えるだけで機嫌良く明るくいることはできるからです。

 

その力、その理解があるだけでなくすことができる不調和が、世の中にはまだまだあります。

 

話を戻して、重要なのは、

 

自分の未来に意識を向けること

 

です。

 

現状ばかりに目を向けるのではなく、これからどうなるのか、どうなったら嬉しいのか、ということについて考える時間を増やすこと。

 

それができるようになってくると、

 

「どうせ私も、そうなる」

 

と感じられるので、落ち込みがなくなってきます。

 

落ち込むのではなく、他者を参考にすることもできるようになってくるんですよね。

 

「ああいう風にすればいいんだ」とか、

「あ、これは自分も取り入れられそう」みたいな感じですね。

 

自分の未来に意識が向いているので、

周囲のものを「自分の未来にどう役立てるか?」という視点で見られるようになってくるわけです。

 

その人がどうこうより、自分の未来に無我夢中!という状態ですね。

 

自分の未来に無我夢中なので、他者がどうとかということがあまり気にならない。

 

周りが「参考資料」になっていく。

 

逆に、落ち込むときというのは、自分の未来に意識が向いておらず、自分の未来にワクワクすることができていない。

 

だから、自分のできていないこと、足りないことにも意識が向きやすくなってしまっているわけです。

 

なので、意識的に自分の未来のこと考え、願望実現している、やりたいことをやれている自分に意識を合わせる時間を作るようにしてみてもらえればと思います。

 

 

 

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