自然に行動したくなるメンタルの作り方【ふさわしいの設定で人生変わる】

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さて今回は「行動したくなるメンタルの作り方」というテーマで書いていきます。

 

なぜか行動できない、行動するやる気が起きない、なぜだなぜなんだ…と思うことってあるかもしれません。

 

そのとき何が起こっていて、どうすればいいのか?

 

急に運動し始めた男に起こったこと


 

 

これは最近ジムの中でもあったことなのですが、

 

自粛期間中、自宅にいる時間が長くなると、運動量が減り、お菓子を食べたりするなど食事量も増えがち。

 

結果、体重がボンバーしがちになります。

 

ただ、自分の体重増ってそんなに普段考えないというか、意識が向かないですよね。

 

体重計に乗る習慣がない場合というのは、自分の体重が増えていることに気づかないことが多い。

 

ただ、「最近食べ過ぎかなオレ」と思い、久しぶりに体重を測ったときに、

 

「え!?まじガビーンなんだけど!!」という数字を示すことってあるんじゃないかと思います。

 

人は、ガビーン!!!レベルが高くなればなるほど、自分の行動を自然に変えるようになります。

 

例えば、お菓子を食べないようにする、糖質を気にし始める、運動し始める、腹筋し始める、などなど。

 

そのときの行動というのは、

 

「したくてしている」

「違和感を解消したくてしている」

「ふさわしい自分になるためにしている」

「そうであることが当然である姿になろうとしている」

 

行動であり、誰もその行動を止めることはできません。

 

長州力も、ザンギエフも、誰も止められません。

 

例えば、ジムであったのは、自宅待機が続いて久しぶりにトレーニングをやってみたら、

いつもなら全然疲れない量のトレーニングで疲れてしまった。

 

それが非常に嫌だった。

 

だから、翌日から1日4〜5キロほど歩いています!というもの。

 

1日4〜5キロ歩くというのは結構なことだと思うのですが、それが自然にできてしまう。

 

自然に自分から進んで行動することができているわけです。

 

これは何を意味しているかというと、

 

「人は自己イメージ通りで在ろうとする」

「自己イメージ通りで在ろうとするときの行動は自然に起こる」

 

ということです。

 

「自分は体重60キロの男である」と無意識に思っている人は、

 

体重計が65キロを示したときに「が、が、ガビーン!!!!!」となって、

5キロ減するための行動を自然に起こす。

 

だけど、「俺は、体重65キロの男だ、まじ」と思っている場合は、

 

体重計が65キロを示したときに「だよね( ̄▽ ̄)」と思うだけで、何も行動は変わりません。

 

ガビーン!!!なのか否か。

 

それが行動するかどうかの大きな基準になっているわけです。

 

【ガビーン!!が人生を変える】と言っても過言ではないでしょう。

 

例えば、「自分は人から軽く扱われる存在だ」と無意識に思っている場合は、

 

軽く扱われても「だよね」と思うだけでその状況を受け入れてしまいます。

 

でも、「人と人は対等であり、自分も他人も同じように大切な存在だ」と無意識に思っている場合は、

 

軽く扱われると違和感を感じます。

 

その違和感を解消したいので、自分が感じたことを伝えに行く、自分の要求を伝える、話し合いに行く、ことができるわけです。

 

「ちょっといいすか?話、あるんすけど」

 

というちょっとドキッとするセリフが普通に出てきます。

 

なぜなら、軽く扱われることが【おかしい】からです。

 

未来に向かって行動したいときは


 

 

例えば、何か望む未来に向かって行動を起こしたい場合。

 

今の理屈を【現在→未来】に応用していくと、

 

「未来の在るべき姿こそが自分自身である」と思えれば思えるほど、

 

人は自然に行動を起こすことができる、ことになります。

 

逆に、「未来の自分が自分じゃなくて、今の自分が自分っしょ」と思っているときは、

行動を起こす意欲が湧きません。

 

ある意味、現在の状況を受け入れることによって行動する意欲が失われていくわけです。

 

例えば、年を取れば、自然に体力は失われていくものですし、体型や体重も変化が出やすくなってきます。

 

それはそういうものです。

 

そういうものなので、受け入れやすい。

 

ただ、そこで受け入れることが起こると、

体力を増加させる行動を起こすことはできなくなっていきます。

 

(そこに良い悪いはありません。そういうものだ、ということです)

 

逆に、その人の中に「自分はこう在るべきだ」「こう在りたいのだ」という肉体に対する高いセルフイメージがある場合は、

 

自然に体力を増加させるための行動を起こします。

 

行動とポテチの関係


 

 

例えば、そこにポテチがあったとします。

 

だけど、そのポテチをどうしても全部は食べられなかったりする。

 

何かが自分を止める。

 

ある日、ついコーラを買ってしまったとします。

 

でも、そのコーラをなぜか全部飲めない。

 

全部食べられないし、全部飲めない。

 

なぜなら、それは自己イメージに反する行為だからです。

 

自己イメージがポテチを食べる手を止める。

 

【味覚的には食べたいけど、自己イメージ的に食べたくない】

 

ということが起こる。

 

ポテチはおいしいわけなので、食べたくないわけじゃない。

 

食べたいことは食べたいけど、自己イメージがそこにストップをかける。

 

自己イメージが「食べたくない」と言う。

 

もしくは、その日はつい食べてしまったとしても、

翌日からの食事でなんとかカバーしたり、何かを減らしたり、という形で調整しようとする。

 

そういう風に、自己イメージが僕らの行動を大きく左右しているわけなんですね。

 

そういう意味で、現在の状況というのは無意識に「自分にはこれがふさわしい」と考えてきた状況だったりします。

 

逆に、自分にとってのふさわしいが変わってくれば、行動も自然に変わってくるということ。

 

自分のふさわしいを設定する力


 

 

ここで重要になってくるのが、

 

「どうすれば自分にとってのふさわしいを変えることができるのか?」ということ。

 

大事なのはまず【想像力】です。

 

現状ではなく、未来の自分、こうなりたい、こう在りたい自分が想像でき、イメージできること。

 

ここができるか否かが非常に重要なポイント。

 

もっと具体的に言えば、

 

たとえ上手くいかないこと、結果が出ないことがあったとしても、

それでもその未来のイメージを揺らがせないこと。

 

さあ、何だか難易度が上がってきましたね。笑

 

現実のあれこれによって「在るべき自己イメージ」がブレてしまう

 

これが行動量が減ってしまう原因。

 

ここはいくら知識で知ったとしてもなかなか難度がある部分だったりします。

 

だからこそトレーニングが必要で、

 

人はこれまでの自分、過去の自分に馴染んでいるので、なかなか自分の「ふさわしい」を変えることができない。

 

ふさわしいが変わらないので、行動も変わらない。

 

行動を先に変えようとしても、ふさわしいが変わっていないので途中で息切れしたり、やる気を失ってしまいます。

 

行動を変えたいなら、まず先に【ふさわしい】を変える必要がある。

 

今週メンタルジムの方では「在りたい自分を日常の中で体現するトレーニング」を行っているのですが、

 

そういう風に意識的に自分の在りたい姿にアクセスしていくこと。

 

その繰り返しの中で、在りたい姿でいることが「ふさわしい」と感じるようになり、自然に行動が変わっていくんですよね。

 

 

 

 

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