先日、現在休職中の方の相談を受けました。
あまりの多忙、急激な変化の中で体調を崩され休職ということになったそうなのですが、
基本的にどこに行っても「休息を取りましょう」と言われるそうです。
そして、僕にも「休息を取りましょう」と言われることになりました。笑
というのも、休息ってやっぱり非常に大事で、疲れていると判断力も低下します。
低下した判断力に基づく判断も望ましくないものになることも多く、やはり休息するのは必要不可欠。
休息して脳が回復してくると、それだけで気分もよくなり、やる気や意欲も生まれ、集中力も上がってきます。
なので、まずは何はさておき、休息です。
実際、働きすぎ、休息や回復のない生活だったことが不調の原因であることはよくあります。
なので、休息回復を取ることが最も有効な解決策になることも非常に多いのです。
(休息にも方法があって、ただただ「休息しましょう」と伝える丸投げ状態では意味がないことが多く、
休息の具体的な方法を示したり、話し合って具体的な手段を明確にすることも非常に大切だと考えています)
一方で、休息や回復というのは、仕事そのものと向き合っている、課題そのものと向き合っているわけではないのでは、と感じる方もいらっしゃると思います。
休息や回復をしている間は良い気分、良い状態でいられる。
でも、仕事が始まってしまったら、また不調になってしまうのではないか。
ということは、本質的な解決にはなっていないんじゃないか、と。
先ほども書いたように、休息回復することで心身の疲労を取ることが根本的な解決になることはあります。
ただ、心の癖が原因で不調になっている場合は、その癖を自覚し、
【良い状態】を自分で作れるようになっていくことも大切になってきます。
例えば、常に自分は完璧でないと、と思う癖があり、それが「休めない」ということにつながっていた場合。
仕事がスタートすると、また完璧でないと、と感じて頑張りすぎてしまう。
その場合、完璧でないとと思う癖を緩めてあげる必要があり、それが本質的な解決につながります。
イケジムでは「大丈夫力」と読んでいる部分ですが、できるできないとは関係なく、自分にはそもそも価値がある。
人と比べた相対的な価値ではなく、絶対的な価値があるのだと思える力。
相対ではなく絶対。この感覚を養っていくこと。
例えば、そうした力をつけることが根本解決につながっていくことがあります。
他にも、
・自分を責める
・自己否定的思考にアクセスしやすい
などの場合、仕事を再開したあとも不調を感じやすくなることがあります。
休息回復だけで良くなっていかない場合、大事になるのは、
【良い状態を作れるようになっていくこと】
です。
自分の力で自分の気分を高め、自信を持ち、セルフイメージ高く、良い気分でいられる力を手に入れていく。
イケジムではその力を身につけるトレーニングを提供してきたのですが、
みなさん、参加前に比べて状態を整えることが非常に上手になっています。
つまり、状態を整え、高める力は後天的に磨くことができるし、高め続けることができるのです。
その力がつけば、
行動しながら良い状態でいる
ことができるようになります。
心身を休めましょうということは、先ほども書いた通り、大事です。
ただ、一方で、行動していく際にぶつかる「状態低下要因」と「それに対する具体的な対処法」について、
扱われることが少ないと感じることがあります。
そこが【丸投げ】されている状態なのです。
「休んで、心身が整ったら、もう大丈夫^^」
みたいに言われるのですが、そのあとのことを丸投げしてしまうと、
具体的に働きながら、行動しながら良い状態でいるにはどうすればいいかわからない。
でも、実際は、行動していったときに直面する様々な場面、状況に対しての具体的な状態の整え方というものがあるし、
自己否定的な感覚が強まったときに取るべきアクション、意識などもちゃんとあります。
不調からの復活には、
・休息回復
・行動しながら良い状態でいる力
この2つがすごく大事なんですよね。
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