願望を実現したい。
「こういう風になったら最高だよなあ…」というビジョンや願いがあったとして、
それがもし叶ったら本当にやばいですよね。
もし願いが叶うとしたら、
・どんな家に住みたいか?
・どんな毎日を過ごしたいか?
・どんなライフスタイルを送りたいか?
・どんな人と一緒にいたいか?
を一度考えてみてください。
僕の仕事はそれを現実のものにすることです。
夢物語でなく、その願いを現実のものにする。
「こうなったらマジでやばい!」をリアルに変えていく。
そのために何が大事かと言うと、願望実現できる自分、願望実現脳を作ること。
今日はそんなことについて書いていきます。
【この記事を書いている人→池田潤 コーチ・メンタルトレーナー。20代で6万5千部のベストセラー含む5冊の本を出版(自分の武器を見つける技術、無愛想のススメなど)。900名以上が参加した心を鍛え整えるジム「イケジム」を運営。コーチ・トレーナーとして心の状態&パフォーマンスを最大化するサービスを提供。京大法学部合格後、ブログを書き始め今に至る。趣味は、筋トレやボドゲ、読書。毎朝起きてカフェに行くのが日課】
やりたいからやっている状態
これはあまり語られないことかもしれませんが、願望を実現していこうと思えば、色々とやることがあります。
例えば、理想の家に住みたいとなったら、不動産屋さんに行く必要があったり、家の内装を考えたり、
建築家さんと相談したり、手続きがあったり、めんどくさいこともあるでしょう。
それ以前に、そのためのお金も必要で、仕事で成果を上げる、新しい仕事を始める、新しい人間関係を作るなど、いくつものステップがあります。
それらの具体的なステップが現実にはやってくるわけで、そこで大事なのは、
やりたいからやっている!という脳の状態を作ること
です。
やりたくてやっているワクワクした心の状態を作る。
そうなればこそ行動を起こすことができるわけで、心の状態作りというのが大事になるわけです。
状態が良ければ、人は嬉々として行動します。
良い状態であればチャンスもやってきやすいですし、掴みやすくもなります。
逆に、願いがあっても「行動したい」と思えるところまで高まっていなかったり、
感情的にネガティブだと、行動できない、チャンスを掴めないことになってしまいます。
大事なのは、【願望実現脳】を作ること。
それさえできれば、あとは「時間の問題」なんですね。
願いが叶うまでワクワクしながら取り組みを続けることができるからです。
ほとんどの場合、願いが叶う前に僕らは取り組みをやめてしまいます。
自ら降りてしまって、叶うまでやり切ることができないのです。
それはなぜかと言えば、脳がついてきていないから。
感情的にワクワクを感じられず、つらい苦しいという感覚に陥ってしまうからです。
昨日も書きましたが、僕はメンタルをトレーニングするイケジムを6年以上続けています。
それができるのは、シンプルに楽しくて、今もジム運営にワクワクしているからです。
ワクワクした心の状態さえ継続できれば、人はやめません。
大事なのは、ポジティブな心の状態を作ることであり、継続すること。
ただ、願望実現を考えたときに、なかなか良い状態でいられない、キープできないことがあります。
なぜ、良い状態が持続しないのか?
その原因は、
ネガティブな記憶によるネガティブな認知
です。
僕らは現実をそのまま見ているのではなく、自分の認知を通して見ています。
そして、その認知を通して感情が生まれています。
出来事→認知→感情
となっていて、認知の仕方が感情を生んでいる。
ただ、その認知には「過去からの記憶」が影響しています。
過去の記憶の中で印象に残っているもの、専門的に言えば「記憶痕跡化」されているものが影響を与えます。
さらに、研究でわかっているのは、
出来事が起こってから感情が生まれるまで1000分の1秒である
ということです。
ある出来事に出会ったとき、一瞬で感情が生まれるので、
感情の真の原因が認知にあると僕らは気づけません。
結果、改善もなかなかできない。
すると、認知が改善しないままなので、
一見何でもない出来事でもネガティブな感情を感じたり、落ち込んでしまったり、必要以上に気にしてしまう、ということが起こり続けるのです。
その認知を持った状態だと、ポジティブな状態をキープすることが非常に難しくなります。
結果、行動が安定せず、なかなか願望実現に向かっていくことができないのです。
つまり、【願望実現しにくい脳】になってしまっているということ。
それを【願望実現脳】に変えていく。
つまり、よりポジティブで明るい感情を感じやすい自分になっていくこと。
それができれば、心の底にある願望に対して許可を出し、行動し続けることができるようになります。
結果が出ないときも、うまくいかないときも、良い状態をキープできる。
ワクワクした心の状態を保てる。
だからこそ、願いを現実的に叶えることができます。
願望実現脳の作り方
では、どうすれば【願望実現脳】を作ることができるのか?
様々なトレーニングがそこにはありますが、例えば、
・ポジティブにフォーカスし、ポジティブな記憶痕跡化を作っていく
・自分の認知の癖に気づき、整えられるようになる
・成功体験を積み重ねていく
・イメージトレーニング
・ポジティブな人間関係に触れ続ける
・ポジティブなコミュニケーションが行われる環境に身を置く
などがあります。
上記のことを具体的にやっていければ、どんどん【願望実現脳】になっていきます。
逆に、知識を得るだけでは、なかなか変われません。
自分の認知と向き合い客観視し、メタ認知できるようになり、状態を整える力をつけること。
自分の認知に気づいて整えられる力が状態向上には必須ですが、
それは抽象的な知識を得るだけだったり、一人でやるのはなかなか大変なのです。
というのは、自分は自分の認知の中で生きていて、それ以外の発想が浮かびにくいからです。
一人でももちろんやれるのですが、時間がかかりがちです。
年単位のことも普通にあって、場合によっては、何十年も経ってようやく、というケースもあります。
人間には体力というものがあり、時間は有限で貴重なもの。
だからこそ、変化のスピードを上げられるというのは大きな価値になります。
周りの人間関係が良くなって変化があった、環境を変えたら成長できた、という経験ってあるのではないかと思います。
人間関係や環境は、自分の意志に関わらず影響を与えてくれるので、良い関係&良い環境は変化のしやすさを与えてくれます。
例えば、
・失敗しても責められない
・ポジティブな声をかけてくれる
・自分を大切にしてくれる
・できるかできないかに関わらず受け入れてくれる
・未来を信じてくれる
・できると確信してくれている
・励まし勇気づけてくれる
という人間関係、環境があったとします。
すると、そこにいるだけで認知を整えやすくなり、ポジティブ感情を感じやすくなり、
ポジティブな体験が記憶痕跡化していきます。
自分の認知の癖に気づくことができ、新しい認知の仕方も学べるので、
【自分の状態を自分で整える力】が身につきます。
結果、やってみよう!と思いやすくなり、行動しやすくなります。
行動すると成功体験を積むことができ、自信が生まれます。
成功体験というポジティブな記憶痕跡化ができると、
だんだん「未来もうまくいく」と感じられるようになって、
願望実現できる!と思えるようになってくるのです。
【願望実現脳】の完成です。
つまり、願望実現脳を作る最も簡単な方法は、
ポジティブな人間関係&環境に身を置くこと
です。
そうすれば、自分が意識せずとも自然に脳がトレーニングされて、時間が経過すればするほど、良い状態に自然になっていくことができるんですね。
願望実現脳は誰でも作れるので、ぜひ意識してみて欲しいと思います。
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