疲れる行動と、疲れない行動の決定的な違い

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パフォーマンスを考える上で見過ごせないのが、

 

疲れ

 

です。

 

そもそも疲れていたら、僕らは何もできません。

 

この「疲れ」には、もちろん身体的なものもあるのですが、メンタル的な疲れもあります。

 

もっと言うと、

 

【疲れやすい行動】と【疲れにくい行動】があるんですね。

 

例えば、夢中になって漫画を読むとき、身体的な疲れはあるかもしれませんが、メンタル的には疲れないと思います。

 

ゲームをしているときもそうです。

 

夢中になっているときというのは、時間があっという間に過ぎて、身体的な疲れはあっても、メンタルの疲れはありません。

 

これが疲れにくい行動の例です。

 

余計な思考がなく、目の前のことに没頭できている。

 

逆に、疲れやすい行動というのは、

 

目の前のこと集中できず、余計な思考が出てきている状態

 

です。

 

例えば、

 

・どう思われるだろう

・結果が出なかったらどうしよう

・未来はどうなるだろう

 

など、他者評価や結果を「気にしている」状態です。

 

「気にしている」状態になると、なかなかパフォーマンスは発揮できなくなります。

 

脳には「雑念回路」と呼ばれることがある、

 

デフォルトモードネットワーク

 

というものがあって、そこがあまりにも活性化すると、

自分のネガティブな部分などあちこちに思考が向いて、思考によって疲れてしまうんですね。

 

なかなか行動ができない、行動量が伸びないなあという場合、

 

思考があちこちに向くことで脳やメンタル的に疲労し、行動する気力が湧かなくなっていることがあります。

 

疲れる行動とは、

 

余計な思考が脳に浮かんできて、心の中に葛藤や心配、不安が生まれる中での行動

 

ということになります。

 

行動それ自体というよりも、脳に浮かぶ思考、メンタル的な葛藤によって消耗している状態です。

 

僕自身も実はこの状態で悩んだことがありまして、

葛藤が邪魔をして行動しきれない。

 

行動していないのにも関わらず、なぜか疲れていました。笑

 

ただ、そこを改善する方法もちゃんとありまして、

トレーニングをしていけば良くなっていきます。

 

イケジムでは本格的な内容について実践していくのですが、

 

ごく簡単にできる初歩的なトレーニングとしては、

コントロールできることに集中してみることです。

 

余計な雑念や思考が出てきたときに、

 

「コントロールできることは何?」

 

と質問して、そちらに意識を向け直す。

 

それを繰り返していると、だんだんとコントロールできないことを気にしなくなってきます。

 

ただ、トレーニングが必要なので、いきなりできるようになるわけではなく、

 

少しずつ地道にやっていくことで力がついてくるので、ぜひ長期的な視点を持って取り組んでみてほしいと思います。

 

 

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