【変わりたいのに変われない】を根本解決する秘訣。自分が嫌いと感じなくなる方法を事例を交え解説

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この記事では「変わりたいのに変われない」とき、具体的にどうすればいいか?について書いていきます。

 

変わりたいとは思っている。でも、行動できない。

行動が続かない。

やる気も次第に減っていく。

そういう経験をされたことがあるかもしれません。

 

でもそれは、あなたが悪いのではなく、メンタルや脳がそういう仕組みになっているからです。

なので、変われない、動けないからといって自分を責める必要も否定する必要もありません。

一緒にメンタルの仕組みを学び、望む自分になっていきましょう。

 

【この記事を書いている人→池田潤 コーチ・メンタルトレーナー。20代で6万5千部のベストセラー含む5冊の本を出版(自分の武器を見つける技術、無愛想のススメなど)。900名以上が参加した心を鍛え整えるジム「イケジム」を運営。コーチ・トレーナーとして心の状態&パフォーマンスを最大化するサービスを提供。京大法学部合格後、ブログを書き始め今に至る。趣味は、筋トレやボドゲ、読書。毎朝起きてカフェに行くのが日課】

変われないとき、何が起こっているのか?


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変わりたい!と感じたとき、人は何をするか。

 

行動を変えようとします。

 

行動が変われば人生は変わっていくので、当然、行動を変えていくことは大事です。

しかし、いきなり行動を変えようとすることの問題点は、「行動を続けることができない」ことです。

 

そこに持続性がなく、どうしても一過性のものになってしまいます。

人生を変える、現実を変えるためには、持続性のある行動が必要です。

筋トレやダイエットも1日何かを変えても影響は少なく、持続することで効果が出ますよね。

 

ツイッターやインスタなどのSNS、YouTubeもそう。

一度投稿したら人生が変わるわけではなく、持続的に投稿していくことで変化が起きてきます。

 

僕らが現実を変えたいと思ったとき、キーワードになるのが「持続性」なのです。

 

持続的な行動の変化、在り方の変化を起こしていけるかがカギを握っています。

その意味で、いきなり行動を変えようとするのは効果的ではありません。

どうしても無理が出て、途中でやめてしまい、一過性のものになってしまうからです。

 

では、何を変えればいいのか?

 

自分の「認知」です。

つまり、自分の内面、自分の内側を先に変えていくんですね。

 

その内側の変化は外側の変化につながります。

しかも、内側が安定してくれば、行動も安定します。

内側から生まれる内発的なエネルギーによって自然に行動が起こるようになるからです。

そのとき、「楽しい」「夢中」「没頭」という状態になるので、行動を継続することもできます。

 

なぜ「行動したくてたまらない状態」になれたのか?


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分かりやすくするために僕自身の話をさせてください。

 

僕は大学受験において、京都大学法学部を受験しました。

 

ですが、実はそれまで勉強が得意だったわけではなく、成績が足りていたわけでもありませんでした。

圧倒的なE判定で、学校の先生にも不安がられましたし、客観的に合格できる要素は全く皆無の状態からの受験でした。

 

この状況というのはある意味、「人生を変えたい」「人生を逆転したい」状況だと思います。

受験でなくても、「お金を稼ぎたい」「恋人がほしい」「結婚したい」など、願望の種類には様々あると思いますが、

僕にとっては受験が人生の一発逆転を狙ったチャレンジだったのです。

 

ただ、ここで「いきなり行動を変える」アプローチを取ると何が起こるか。

行動が続きません。

つまり、勉強を継続的にできなくなってしまいます。

 

実際、僕は合格後、勉強法を伝えていた時期があったのですが、

多くの一発逆転を目指す受験生は、勉強に真剣に取り組めていませんでした。

本気になれないまま時間だけが過ぎ、気づけば秋になり、物理的に間に合わなくなって志望校を下げる結果になる子が多くいたのです。

 

その理由は何かというと、外側の行動ばかりを変えようとして、自分の内側がついてきていなかったことです。

 

内側がついてこないとはどういうことかというと、「合格できる」と本当には思えていないということです。

合格後の自分に対しての臨場感やリアリティがなく、心の底では「自分には無理なのではないか」と感じていたのです。

 

「合格したい」という気持ちは本物。しかし、「合格できる」とは思えていない。

 

そこが行動できるかどうかの大きな分岐点になります。

 

人は、自分には無理だと思っていることに本気にはなれません。

自分にふさわしいと思っていないことに向けて行動を起こすことはできないのです。

 

「変わりたい」と願うとき、多くの場合、「変われる」とは感じていません。

だから動けない。

 

簡単に言えば、変われない理由は「変わりたい」と思っているからです。

 

変わりたい。けど、【変われる】とは思っていない。

 

実はここに、非常に大きな差があります。

 

人はできると思っていることはやります。

できないと思っていることはやれませんし、やる気も出ません。

内面がついてきていなければ、やる気も行動も生まれてこないのです。

 

 

京都大学法学部を志した僕にとっての最大の武器は、メンタルでした。

今振り返ってみても、メンタルが非常に良好な状態だったと思います。

当時は今ほど言語化はできていませんでしたが、「合格できる」と確信している状態を作ることができていたのです。

 

そこにはいくつかの要因があったわけですが、当時の客観的な状況としては、圧倒的なE判定でした。

全く実力は足りていませんし、合格できる保証もありません。

 

しかし、自分の感覚では、その目の前の状況とは関係なく、京大合格後のイメージがあり、ワクワクした感情を感じ、勉強したくてたまらない状態になっていました。

 

力を持っているのは客観ではなく主観です。主観が変われば、エネルギーが出てきます。

結果、僕は「朝4時に起きて数学の勉強をする」ことを全く苦を感じることなく継続できたのです。

そこにしんどさ、苦しさ、ストレスはありませんでした。

 

これが「内側を先に変える」ことの効果です。

 

外側の行動を先に無理やり変えるとき、必ず生まれるのが、しんどさ・苦しさ・ストレスです。

それらが常に存在しているからこそ、続けられなくなってしまう。

 

内側がついてきていないので、結局は外側の行動も内側に合わせるように止まってしまいます。

 

変わりたいのに変われない真の原因は、自分の内面が変われていないことです。

 

自分のメンタルを変えていないのに、いきなり行動だけを変えようとしたことが持続性のなさを生み出していたのです。

 

世の中には「とにかく行動しろ!」という人もいます。

しかし、そういう人はそもそも「できる」と思えていて、そう感じられているのです。

 

そう感じられるメンタルがあるから動けているのであり、そのメンタルの有無を論じることなく「行動しろ!」と言うのは、

その人には有効でも、他の人にとって有効かどうかは分かりません。

 

発信が個人的成功体験からのみ来るものだと、他の人には適用できない方法論を押し付けることになります。

すると、情報を受け取った受信者は、うまく行動できなくて自信を失い、セルフイメージを下げ、余計に苦しさを感じるようになってしまうのです。

今世の中には色んな情報がありますが、

個人的成功体験があまりにも発信の元になっている場合は、それが自分に適用可能なものかどうか考える必要があります。

適用できないものである場合、気にする必要はありません。

 

それができない自分を責める必要は全くないのです。

それだけでも心の状態は良くなり、セルフイメージが上がり、逆に行動できるようにすらなっていくでしょう。

 

どうすれば内面を変えられるのか?


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では、どうすれば内面を変えることができるのか?

どうすれば「できる」と思えるようになり、変われた後の自分に臨場感やリアリティを感じることができるのでしょうか?

 

まず大事なのは、

 

日頃から接する考え方や言葉を変える

 

ことです。

 

もし毎日「できない」「無理」などのセルフイメージが下がる言葉や考え方を聞いている場合、当然、そのように思い込むことになります。

その影響は無意識に効いてくるもので、当然のように「自分にはできない」「自分はこの程度」と感じるようになります。

 

それが無意識レベルの前提になってしまうので、できるとは到底思えなくなってしまうのです。

 

なので、日頃から接する考え方や言葉を変えていくことが大切です。

もちろん物理的な環境を変えることができればいいですが、難しいケースもありますよね。

いきなり会社を辞めるわけにはいきませんし、家族がいる方だっています。

引っ越ししたところで、そこが良い環境かどうかはランダムです。

 

そこでおすすめなのは、【オンライン環境を変える】こと。

 

今はスマホがあればすぐに情報にアクセスできます。

なので、オンラインで接する情報や言葉を変えていくこと。ポジティブで明るい考え、セルフイメージが上がるような情報、そういったものに積極的に触れるようにする。

 

スマホは手軽だからこそ、継続もしやすいですし、日常的に使うと思います。

すると、だんだんと無意識レベルで「自分にもできるかも…」「自分だってそうなれる」と感じられるようになります。

なのでぜひ、『オンラインで触れる情報を整える』ことを意識してみてほしいと思います。

先に内面、メンタルが整っていけば、行動も楽に続けられるようになっていきます。

 

その他、具体的に内面を変えていく方法について、下記の記事にも書いています。

メンタルを強くする方法7選!最強の心の手に入れ方

 

 

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