「自分なりに学んで向き合っているのに、変われない」真の原因はこれ

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先日、体験トレーニングで以下のような相談を受けました。

 

「カウンセリングを1年以上受けたのですが、心が楽になった感覚はあるものの【現実的な変化】が起こっていません」

 

というもの。

 

これは非常によくあることなのですが、なぜそうなるのか?について解説します。

 

一概に「カウンセリング」がどうこうという言い方をすると一般化のしすぎになるのですが、

 

カウンセリングが扱う領域というのは主に「過去」です。

 

過去の経験から今持つに至っている認知の癖や、過去の癒しなどを行っていきます。

 

それはすごく役に立つことで大事なのですが、起こりがちなのが、

 

「自己理解は進んだし、心が楽になったのだけど、現実が変わるところまでは至らない」

 

というもの。

 

対話を通じて自己理解を深め、思い込みを外し、必要な知識を得ることで「気づき」の力を高める。

 

それはできているのですが、

 

ただ、まだ【新しい脳の神経回路を発達させる】ことができているわけではありません。

 

例えば、「周りの目を気にしすぎてしまう」「他者評価が気になる」ということがあったときに、

 

なぜそうなるのか?を理解することがまず第一ステップ。

 

カウンセリングでは主にそこを扱っていくわけですが、

 

自己理解が深まって「ああ、だから周りの目が気になるのか」と気づけたとしても、

 

実際に周りの目を気にせずに行動することができたわけではありません。

 

気づきの力を高める、自己理解を深めるのは『第一ステップ』です。

 

それで終わりではなく、そこからまだ取り組んでいくべきことがあります。

 

なぜ変われないという状況が起こるかというと、

 

「第一ステップに止まってしまって、次のステップに進むことができていないから」

 

ということになります。

 

第一ステップができてきたなら、次のステップに進むことが必要です。

 

第一ステップをどんどん深めていくとなると、終わりがなくなってしまうんですよね。

 

次のステップとは、小さくアクションを起こしていくことです。

 

この【小さくアクションを起こす】ということができないでいることで、

 

結局は脳の新しい神経回路が発達しないままになってしまって、なかなか変わった、良くなったという実感を持てなくなってしまいます。

 

この【小さくアクションを起こす】を行うためには、

 

自分にとっての適切なハードルの設定や、心の持ち方、メンタルの整え方が大事になります。

 

それがないと、どうしても一歩踏み出せないままになってしまう。

 

気づきを得ることとアクションを起こしていくことには、大きなギャップがあって、なかなかアクションまで辿り着けないことも多いもの。

 

ですが、小さく小さくしていくことで、ほんの少しでいいのでこれまでとは違うアクションを取ってみる。

 

すると、成功体験を積めたり、意外に大丈夫だったという体験ができて、

 

その結果、人生経験ベースで大きな気づきを得て、「体感」になっていくので本当に変化が起こってくるんですよね。

 

学んでも向き合っても変われなかった場合も、心配ご無用です。

 

ちゃんと良くなっていける方法はあるので、安心してもらえればと思います。

 
 

 

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