Giveする喜びをGiveすること

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人は自分の武器が誰かの役に立てたとき、大きな喜びを感じるものです。

そこに人との「つながり」が生まれ、感謝が生まれる。

自分の武器を活かすとは、人に「与える」ということでもあります。

それが自然に起こる。

自分の武器とは自分に与えられたギフトであり、その与えられたギフトを誰かにギフトとして与える。

そして、誰かの武器をギフトとして受け取る。

その循環の中で生きることが、自分の武器を活かす生き方です。

受け取るということは、人に与えさせるということであり、

それは「Giveする喜びをGiveする」ことになるわけです。

でも、人は「自分はGiveできるものを持っている、それだけ価値あるものが自分の中にある」と思えない限り、

人にGiveすることはできません。

結果、循環が起こらず、流れが滞り、人も富も何もかもが集まらなくなってしまう。

例えば、簡単な例として、「ブログを書く」ということを考えてみましょう。

ブログを書こうとしたけれど、なかなか書けません。という悩みをよく聞きます。

その悩みに対して「気合いと根性が足りない!もっとやれ!」と言う人がいるかもしれませんが、

そういう問題ではありません。

その人は、「自分にブログを書く価値があるのか?自分の書くものに価値はあるのか?」という、

疑いと不安の中にいるわけです。

「自分にはGiveできるものが何もない」

と思っているということ。

そして、そう思えば思うほどブログは書けなくなる。

ということは流れが止まり、自分のもとにも何もやってこない、ということになります。

しかし、それは思い込みであり、勘違いです。

私が新刊『自分の「武器」を見つける技術』の中で書いたのは、

誰もが武器を持っている

ということ。

武器を持っているとは、「Giveできるものがある」ということです。

その認識に変わったときに、人は人に与えようと思い、そこで「Giveする喜び」を体感する。

すると、余計にGiveしたくなって、勝手に成長していく。

つまりは、自分の武器を磨きたくなる。

そして、Giveした分、受け取ることになるのです。

しかし、そうはなっていない人が多い。

それはなぜか?

Giveされるばかりで、自分がGiveする場所を与えられなかったから。

自分にGiveできるものなどないと思わされる「扱い」を受けてきたからです。

例えば、テレビで「はじめてのおつかい」という番組があります。

小さい子供が、お母さんのために生まれて初めて「おつかい」に行くというもの。

あれは子供に「自分はお母さんにGiveできる力を持っているという自覚」を与えることになります。

お母さんは自分で買い物など行けるわけですよね。

でも、そうはせずに子供にやらせて、そしてちゃんと「ありがとう」と言って受け取る。

すると、子供は、受け取ってもらえたことで「自分には力があるんだ」ということを感じることになります。

逆にそこで、もしも子供をできない子、ダメな子扱いすればどうなるか。

ただただ買ってきたものを母親が子供にGiveするだけだとどうなるか。

その子は「自分は無力な存在だ」と思うようになり、

「僕は一人では買い物に行けない」と感じるようになる。

そして、本当に行けなくなるのです。

結果、本来持っている力を奪われていく。

できない子、ダメな子扱いすればするほど、本当にそうなる。

これは、自己啓発の業界でも頻繁に見られる状況です。

指導する方が、大前提として参加者を「ダメな奴扱いしている」ケースが本当に多い。

その「あり方」から全てが始まっている。

その「あり方」から始まったものは、うまくはいきません。

セミナーやって人が集まりました。以上。終わり。

になるだけ。

参加者は今までダメな奴扱いをされたから現状があるわけで、その結果として自分をダメな奴扱いしてしまったから現状があるわけで、

その現状を維持するような扱いをしてどうするのか。

そういうところに行っても、人は絶対に良くなりません。

指導者が力を感じるのではなく、参加者が「自分には力がある」と感じることが大事なのに、

ほとんどのセミナーは、そうはなっていない。

「指導者がすごい!」となって終わる。

それでは意味がありません。

「Giveする喜びをGiveすること」

これが一番大事なことです。

それは、人には必ず武器があると知ることであり、すでに持っていると知ることであり、

その価値を認め、その武器を使わせてあげること。

武器を活かす喜びを感じさせてあげること。

指導する側の基準でジャッジしないこと。

小さなGiveがやがては大きなGiveになっていくのだと知ること。

そういうことが、大事なのです。

12日にやる:『自分の「武器」を見つける技術』実践プログラムでは、

自分は武器を持っている

自分はGiveできる力を持っている

という感覚を。

そして、Giveする喜びを、感じてもらいたいと思っています。

もう、自分をダメな奴扱いしない。もう、自分に「ある」ものを「ない」ことにしない。

そこから、確実に人生は良くなっていきます。

続々と参加者が集まっています。

プログラム詳細はこちらです。

:『自分の「武器」を見つける技術』実践プログラム

では!

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