【素の自分を出す方法】本当の自分を出せない…を完全解決

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素の自分を出すのって難しいですよね。

緊張したり、力が入ったり、なかなか自分を出すことができない。

僕自身、ずっとその状態で、人と距離を縮めることに苦労していました。

この記事では、科学的な根拠に基づいた「素の自分でいられる方法」「自然体な自分でいる方法」を解説していきます。

 

この記事を最後まで読んでいただければ、素の自分でいられるようになる具体的なプロセスを知ることができます。

 

実際、僕自身もこれから書く方法を使って改善しましたし、提供しているメンタルトレーニングのクライアント様も多数の方が実際に変化を実感してくださった方法です。

科学的な研究なども踏まえているので、再現性の高い方法になります。

「素の自分でいる」「自分らしくいる」はできるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

素の自分でいられない原因


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まずは素の自分でいられない【原因】について解説します。

原因は主に、

 

・相手の評価を気にしすぎている

・タテの意識が強く、ヨコの意識が弱い

・ダメな部分を見せてはいけないという思い込みがある

・他者が厳しい人であると思い込む傾向がある

 

にあります。

それぞれ見ていきましょう。

 

相手の評価を気にしすぎている


 

相手の評価を気にしすぎると、素の自分でいることは難しくなります。

なぜかというと、「良い自分でいなければ」と感じるからです。

 

「良い自分でいなければ」と思った瞬間、色々と考えるようになって、素の自分ではいられなくなります。

行動が全て「意識的に行うもの」になるわけですね。

 

素でいる、自然体でいるとは、普段通りの自分でいることです。

普段僕らは言動をあまり「意識」してしません。

つまり、素の自分でいるとは「意識するものが少ない」ということです。

 

ただ、「良い自分でいなければ」と思うと、色々と意識し始め、力が入り、逆にうまく話せなくなってしまいます。

相手の評価を気にしすぎて、良い自分でいなければ、完璧な自分でいなければ、と感じていることが、素の自分でいられない一つの原因です。

 

タテの意識が強く、ヨコの意識が弱い


 

タテの意識とは、人間関係を上下で捉える意識のことを言います。

素の自分でいられないときは、相手を上、自分を下に置く癖を持っていることが多いです。

 

相手が上であるということは、相手は自分の価値を【判断する】存在だということ。

 

ある意味、面接を受けている感覚ですね。

面接を受けているときに素の自分でいるのって難しいと思います。

判断されている、評価されている、という状況だと、僕らは素の自分でいるのは難しくなるのです。

 

ということは、面接のときだけでなく、

普段からタテの意識が強い場合、素の自分でいることが難しいということになります。

 

逆に、ヨコの意識とは、自分と相手は【同等に】価値のある存在だ、と捉えている状態です。

同等なので、相手から判断されたり評価されているという感覚は薄くなり、

だからこそ、素の自分、自然体の自分でいやすくなります。

なので、タテの意識を弱化させ、ヨコの意識を強化することによって、自然体でいることができるようになります。

 

ダメな部分を見せてはいけない思い込み


 

ダメな自分を見せてはいけない。完璧でなければ。ちゃんとしなくては。

そういう意識が強いときも素の自分でいることは難しくなります。

 

これは先ほどの「相手の評価を気にする」ところともつながっていて、

相手の評価を気にするからこそ、完璧に振舞わなければならないと思う。

だからこそ、ダメな部分を見せてはいけないと感じる。

 

結果、力が入ってしまったり、意識することが多くなって、自然体でいられなくなってくるのです。

 

相手の評価を今よりも重視しなくなることによって、ダメな部分を見せても大丈夫だと感じられるようになり、

結果、素の自分でいられるようになってきます。

 

他者が厳しい人であるという思い込み


 

これは親が厳しかったなど、厳しい人と接してきた経験がある人に多いのですが、

「他者は厳しい人である」と思い込むことで、素の自分でいられなくなることがあります。

 

相手が厳しい存在、ジャッジする存在だと思うからこそ、

「完璧でいなければ」と感じて、自然体いることができなくなってしまうのです。

 

しかし、大事なのは、その認識は自分の頭の中で起こっていることだということです。

自分の頭の中で起こっていることで、実際に相手が厳しい存在であるかどうかはわかりません。

ですので、自分の中にある「相手は厳しく自分の判断している」という思い込みに気づき、緩めていくことが大切になります。

 

素の自分でいられるようになる解決策


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ではここから、素の自分でいられる、自然体でいられるようになる解決策について書いていきます。

 

主に、

・相手の評価と自分の価値を分離する
・ヨコの意識を活性化する
・ダメだと思う自分を受け入れ少しずつ表現していく
・他者は優しいという事実を受け入れる

の4つの方法になります。

一つ一つ、詳しく見ていきましょう。

 

相手の評価と自分の価値を分離する


 

素の自分の出せないとき、僕らは他者の自分に対する評価を気にしすぎています。

それはつまり、他者の自分に対する評価が自分の価値を表していると思っているということです。

しかし、冷静に考えてみれば、他者の評価が自分の価値と直結しているわけではありません。

 

例えば、その人本人の状態や機嫌が悪い場合、人のことを低く評価する傾向にあります。

状態が悪いと自分のことを否定しやすく、だからこそ、他者のことも否定しがちになるのです。

 

一方、その人本人の状態や機嫌が良いと、人のことを高く評価する傾向が生まれます。

自分の良いところも普段から見れているので、相手の良いところを見る余裕も生まれる。

結果、他者のことを肯定的に見ることができます。

 

では、状態が良い人をAさん。状態が悪い人をBさんとしましょう。

そのAさんとBさんの前に、Cさんが現れました。

 

Cさんは普段通りに振る舞ったのですが、

AさんはCさんの良いところを見て、BさんはCさんの悪い部分を見ました。

 

結果、Aさんは肯定的評価、Bさんは否定的評価だったとして、

この場合、何かCさんに問題はあったのでしょうか?

 

そんなことはありませんよね。

CさんはただCさんらしく振る舞っていただけのことで、それをどう評価するかは他者の主観が決めることです。

 

さらに、その主観はコントロールすることができません。

自分を他者がどう評価するかは相手の課題であり、自分の課題ではないのです。

 

だからこそ、相手が自分をどう思うか?で自分の価値が決まるわけではなく、

相手の評価を気にしすぎる必要はない、ということになります。

 

このことをまずは頭で理解することから始めていき、

相手の評価を自分の価値と関連づけてしまったときに、

「いや、関係ない。相手の評価と自分の価値と一緒にして考える必要はない」

という風に考えるようにしていきましょう。

 

そのトレーニングを繰り返していくことで、相手の評価を気にしない自分になっていくことができます。

相手の評価を気にしないでいられるようになると、

肩の力が抜けて、リラックスし、自然体でいられるようになっていきます。

 

ヨコの意識を活性化する


 

タテの関係で、相手が上、自分が下、と考えてしまうこと。

それが素の自分でいられない原因の一つであることを述べました。

 

相手から判断されている、と思うと、緊張しますよね。

素の自分でいられないときはそのように、緊張した状態になってしまっています。

 

その緊張の原因が、タテの意識で人間関係を考えてしまうこと。

しかし、本来人間関係において、どちらかに価値があり、どちらかに価値がないということはありません。

価値の優劣もありません。本来僕らは事実として「ヨコの関係」なのです。

 

そのことがわかっていると、必要以上に相手を恐れることがなくなり、素の自分、本来の自分を表現しやすくなります。

必要以上に萎縮したり、恐れたり、緊張することがなくなるのです。

 

ですので、タテの意識ではなくヨコの意識を活性化すること。

ヨコの意識を持っているとすれば、どうするか?どう在るか?

をぜひ考えるようにしてみてください。

 

何度もヨコの意識にアクセスしていると、だんだんと馴染んできて、現場でも自然体で振る舞うことができるようになっていきます。

 

ダメだと思う自分を受け入れる


 

次に、自分を受け入れることについて。

自分で自分を否定していればしているほど、相手からも否定されるのではないか?を考えやすくなります。

すると、「完璧でなければ」と思って、自然体でいることが難しくなります。

 

つまり、自分で自分を否定していればいるほど、素の自分ではいられなくなってしまうのです。

だからこそ、まずは自分で自分を受け入れることが大切です。

 

自分で自分を受け入れることができれば、ダメな部分が出ることを恐れる気持ちも減ります。

すると、頑張りすぎること、緊張しすぎることがなくなり、素の自分を出すことができるようになります。

 

人は誰しもが完璧でいられるわけではありません。

そのことに意識を向け、自分自身に対して、

「完璧じゃなくてもいい。人は誰しもできないこともあるし、いつでもなんでも完璧にいることはできない。それでよいのだ」

と言ってあげてください。

 

そうやって自分を許し受け入れる考え方を少しずつ意識することで、自分を受け入れる感覚が養われ、

比例するように、素の自分を出せるようになっていきます。

 

他者は本当にそこまで厳しいのか?と自分に問う


 

僕らは過去に経験したことを未来に投影し、未来でも同じことが起こるのではないかと考えやすいです。

なので、もし過去の経験の中でジャッジされることが多かったり、厳しかったり、人の評価を気にしなければならないような環境だった場合、

これから出会う人に対しても「ジャッジされてしまうのかな?」と考えやすくなります。

 

でも、本来は、過去に出会った人とこれから出会う人に関連はなく、

全ての人が厳しいわけではありません。

 

もっと言えば、厳しい人がいたとしても、その人の評価を気にする必要はないことは先ほど述べた通りです。

 

僕らは過去の記憶をもとに考えるので、これから出会う人に対しても「ジャッジされてしまうのでは」と考えやすくなります。

その結果、素の自分を出せなくなってしまうことがある。

 

そのことを認識しておくだけでも、「そんな必要はないな」と考えることができ、素の自分を出しやすくなります。

つまり、

「この人は自分をジャッジしているわけじゃないし、もし仮にジャッジされたとしても、関係ない。自分の価値と関連させて考える必要はない」

という風に捉えやすくなるんですね。

 

そのために、自分自身に対して「本当に他者はそんなに厳しいのか?」と問うようにしましょう。

過去からの思い込みから解放されれば、素の自分を出すことがどんどんできるようになってきます。

 

素の自分を出し自然体でいる方法 まとめ


 

まとめると、僕らが素の自分を出せない原因は、

・相手の評価を気にしすぎている
・タテの意識が強く、ヨコの意識が弱い
・ダメな部分を見せてはいけないという思い込みがある
・他者が厳しい人であると思い込む傾向がある

です。ですので、

・相手の評価と自分の価値を分離する
・ヨコの意識を活性化する
・ダメだと思う自分を受け入れ少しずつ表現していく
・他者は優しいという事実を受け入れる

ことを少しずつ練習していきましょう。

 

そうすれば、素の自分を出し、自分らしさを出しながら自然体でいることができるようになります。

 
 

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