自分が「避け続けてきたこと」は何か?避けるために学ぶのではなく、向き合うために学ぶこと

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未熟、成熟という言葉があります。

人生が上手くいっていないな、と感じる人の多くは「自分の課題」に対して未熟なもの。

自分の課題というのは、いつもついつい避けてしまって、今まで上手くいっていたものを台無しにしてしまうようなこと。

「避ける」ということがポイントです。

「避け続けてきたこと」は何か?


 

例えば、ある程度までは人間関係を築くことができるけれど、

ある時点から壁を作り始め、本音を言うこともなく、伝え合うこともなく疎遠になる、とか。

本音を伝えることから逃げる。避ける。

これは「感情表現」という課題を放置したまま、向き合わないままになっている状態。

その状態で生きていると、また、同じことが起こります。

新しい人とつながっても、また、どこかで壁を作り、結局は一人孤独感の中で生きる。

それが、成熟してくると、素直な感情表現ができるようになって、というか様々な繊細な感情を感じるがゆえに、

相手の感情も感じられ、それでいて自分の繊細な感情も伝えられ、人と強くつながることができる。

恋愛だったら、ある程度まで仲良くなることができるだけど、関係が変わる「一言」が言えない、とか。

そこを放置して、ズルズルと進んだ結果、疎遠になる。

少し真剣に向き合おうとすると「なんちゃって!」感を出して、ごまかすとか。

つまり、真剣に向き合うことを避ける。

もしくは、

ある一つのことに取り組んでいて、壁にぶつかる。

壁にぶつかると、その壁と正面から向き合うことなく、なあなあにする。

壁から目を背ける。

なんらかの言い訳を作って、やめる。

そして、新しい何かに取り組むけれど、当然、そこでも壁にぶつかる。

何をやろうとも、壁にはぶつかるもの。

だけど、壁を乗り越えるということをしないという課題があるから、

また、壁から目を背ける。

避ける。逃げる。

結果、何も身に付かない。

池田潤が抱えた「課題」とは?


 

私の場合も、「プロセスを着実にこなすこと」が課題でした。

それは受験勉強で顕著に表れていて、

数学を暗記で済まそうとしていました。

一つ一つ丁寧に考えていくことが嫌いで、すぐに成果を欲しがったのです。

私の未熟な時期のあり方ですね。

ただ、それでは当然成績は上がらず、不合格。

そこで初めて、自分の課題と向き合い始めます。

浪人時代、私は丁寧に、一つ一つを考えるようになりました。

結果、京大法学部に合格。

未熟なあり方から成熟したあり方へと変化したのが、浪人時代でした。

しかも、そこで身についたあり方は今も生きていて、心のことについても、一つ一つ丁寧に検証を重ねていくこと、

それを一つ一つ丁寧に文章という形、言葉という形で表現していくことができるようになりました。

未熟さが生む「上手くいかない人生」


 

人生が上手くいっていないと感じている人を見ていると、

自分の課題に対して未熟である

という傾向があります。

同じことを繰り返し続けていて、その繰り返しによって人生が上手くいかなくなっているのです。

いつも、あることから目を背ける。いつも、あることを避ける。

それによって、人生が上手くいかなくなっている。

それは、自分の素直な感情を表現することかもしれないし、

できない自分に直面してもそれを受け入れることかもしれないし、

誰かと協力することかもしれないし、

完璧主義を手放すことかもしれないし、

自分を信頼することかもしれないし、

お金を稼ぐことかもしれない。

人それぞれです。

ただ、何か上手くいかないな、と感じる場合には、

自分の上手くいかないパターンのようなものを見極め、

目を背けたい、避けたいことと向き合ってみることが大事なことなのです。

ある意味、自分の成長、自分が向き合うべきものと向き合わせるために、

何度も何度も同じような苦しさを感じているのかもしれませんね。

今まで避け続けたものと向き合うことで、パッと人生が開けたりするものです。

 

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