目標を達成するときの感覚。勇気ではなく確信が人を動かす

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京都大学を受験するとき、ほとんど緊張がありませんでした。

「普通に考えれば」不思議な感覚だなと思うのですが、

どこかで合格することは決まっている感覚があったんですよね。

実際、合格が決まったときは嬉しかったし、感動もしました。涙も出ました。

ただそれも当然そうなるべきことがそうなった、という感覚もあった。

なんというか、「そうなるだろう」と思っていたことが本当にそうなった感動、に近い。言葉にするならば。

できないと思っていたことができた!

という感動ではなく、

できると思っていたことが本当にできた!現実化した!

という感動であって、

「やっぱりできたじゃん!」「やっぱり現実になったじゃん!」というところに感動を覚えていた。

自分が本当にそうなる、それができるという確信があるときというのは、そういう感覚があります。

例えば、自転車に乗ろうとしたとしましょう。

そのとき、緊張するでしょうか?しないはずです。

なぜ?

乗れて当然だからです。乗れると「知っている」からです。

でも、乗れて当然でない人からすれば、自転車に乗ることには「勇気」がいるでしょうし、乗れたらビックリするでしょう。

そもそもなぜ、勇気が必要になるのか?

それは、この自転車の例を考えても分かる通り、どこかでそれができないと思っているからだし、それをすることが自分らしくないと思っているから。

勇気を出そう!とするよりも、

なぜ自分は今、勇気を必要としているのか?

と向き合うべきなのです。

勇気があまりにも必要な人は、イメージができていません。

自分の頭の中にイメージとして自分が成功する姿がない。

イメージできていないからこそ、そのイメージのできなさ加減に比例するように「勇気」が必要になり、

実際のところ人はそこまで勇気を出せるわけではないので、

現実を動かすことができずに生きることになる。

さらに、イメージがない人は「具体性」がない。

だから、日々何をしていいかもわからないし、何かをしても「着実に進んでいる」という感覚もありません。

イメージがないから、行動することも当たり前の感覚にならないし、行動することが不自然な感覚になる。

行動している人はただそれがその人にとって「自然」だからそうするだけで、努力も勇気も根気も必要としているわけではありません。

大事なのは、イメージ。

自分が上手くいっている姿をイメージし、そこに強い「現実感」を感じることで、

気づいたらその姿にどんどん近づいていく。

目標を達成していくとは、そういう感覚なんですよね。

 

明日はイケジュンジム内での東京セミナー。楽しみです!

 

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