今日の晩飯を何にしようか考えながら、デパ地下をウロウロとしていたときのこと。
「北海道フェア」なるものを発見。海鮮のお弁当が並び、こりゃ美味そうだということで、今日の晩飯が決定しました。
店はかなりの人気で、混雑している。
用意してあるものだけでは足りず、どんどん新しいお弁当を作っていかなくてはならず、
店内も慌ただしい感じになっていました。
そこに、一人の女性がいました。
小柄で、気が弱そうで、しかし、真面目に仕事はこなそうとするタイプの方。
真面目にやるのだけど、時々ミスもしてしまって、「すいません!」と本当に申し訳なさそうに謝る方。
その人の隣には、気が強そうな女性。
目が怖い。
「こりゃあ、この人に怒られたりして大変なんだろうな…」
ということを一目見て感じたのですが、案の上、精神的立場は、真面目な方が下。
真面目な女性は緊張していて表情も固い。
ミスして怒られるんじゃないかと、怯えているのでしょう。
そして、もう一人の人は、真面目な女性に強く言っても言い返して来ないということを分かっている。
だから、他の人に対する態度とは、明らかに違う。
強気。
この構図というのは、人間社会ではよくあります。
私も昔、真面目で、ミスもよくして、強く言われる側の人間でした。
精神的に弱くて、気にしいで、言いたいことも言えない。
そんな男だったので、よく、強気な人に強く言われて落ち込んでいました。
それが嫌だったので、自分と向き合い、自分のメンタルやマインドを変えていったのですが、
その結果、もう全くそんなことでは悩まなくなってしまいました。
人は変われるもんだと、つくづく感じます。
話を戻して、
強気な人が弱気な人に、弱気であることを見抜いた上で強気に接している様子。
それは、見ていて気持ちの良いものではありませんでした。
なので、強気な人に、なぜか「にらみ」をきかせながら買い物を。笑
「そういうのを弱い者いじめって言うんじゃないのかい?」という気持ちを、にらみに込めておきました。
ただ、私の場合も、「言われる側」だったわけですが、気づいたことは、
自分の態度で相手は変わるということ。
自分が自分と向き合う中で、自分に対する自信を得ていくと、なぜか周囲も変わっていく。
やっぱり大事なことは、
自分が自分の価値を信じること。
自分を信じて、自分を犠牲にしたり、自分を卑下したり、自分を下げてまで好かれようとか嫌われまいとする必要のないくらい、
自分自身の価値を知ること。
それがやっぱり根本だな、と思った次第です。