他人の機嫌を損ねる許可が、人生を変える

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最近聴いている曲。

では本題。

例えば、綺麗好きの人が住む家に、友達が泊まりに来たとする。

その友達はズボラで、綺麗好きではない。

「普通よりちょい適当」レベル。

しかし、綺麗好きな人からすればそれは許すことができないことで、

その友人を

コントロールしたくなる

はずだ。

友人にあれやこれやと指示を出して、友人に命令に従わせたくなる。

なぜか?

自分の気分を良くしたいから。

部屋が綺麗だと自分の気分が良い。

だから、適当に過ごすことが友人にとって気分の良いことだとしても、

自分の気分を良くするために友人をコントロールしようとする。

ときには、

「お前のためだよ」

という言葉を使うこともある。

このケースだと分かりやすいと思うが、

他人をコントロールしようとするのは、自分の気分を良くするためであることが多い。

誰かが誰かを嫌いになるのもこの原理が働いていることがほとんど。

その人がいることで、自分にとって気分が悪いことが起こる。

力を感じられないとか、好きな人が取られそうとか、地位が危ういとか、

その他にも多数の理由があり得る。

結果、その人を嫌いになる。

嫌いになるのにも理由があり、

嫌いな態度を取ることによってその人をコントロールしようとすることもある。

気弱な人は、その人のコントロール下に入る。

そうすることで嫌いになった側は自分の気分を良くすることに成功する。

嫌いになった目的は見事達成された。

しかし、嫌われることを恐れてコントロール下に入った人はどうだろう。

いつも嫌われないかどうかを気にして、その人の機嫌を伺うようになってしまう。

その人の気分を、良くするために。

結局、精神的な呪縛から解放されるために必要なのは、実は、

人の気分を損ねてもいいと許可すること

だったりする。

誰かの気分を良くすることばかりを考えて自分を犠牲にすることをやめること。

自分が気分良くいることをもっと大切にすること。

人の気分を損ねる許可を出せるようになれば、

自分の気分を良くでき、良い状態でいることができる。

そして、人の気分を損ねることができるようになることによって初めて、人の気分を本心から良くしたいなと思えるようになる。

いつでも自分は人の気分を損ねてでも自分を大切にできる。

その確信があるからこそ、人の気分を良くすることが強制でも義務でも恐怖からでもなく、「したい」という気持ちに基づいた主体的、選択的行動になる。

そこには恐怖や強制ではなく、

ただ愛がある。

つまり、人の気分を損ねる許可を出せた人こそが、本当の意味で人の気分を良くできる人だということなのだ。

 

イケジュンの4作目『自分の「武器」を見つける技術』はこっち。

 

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